カナダ・エクスプレス

多倫多(トロント)在住の癌の基礎研究を専門にする科学者の自由時間ブログです。

さようなら、チェルシー

2008年05月24日 | ペット
5月11日(母の日)に我が家の愛犬チェルシー(ゴールデン・リトリーバー)が亡くなりました。13歳でした。

亡くなって二週間になりますが、ようやく記録としてこのことをブログに書く気持になりました。ペットをなくすということがこんなに衝撃的でつらいことであることを初めて知りました。今まで13年間、我が家のどこかにいつもいて、名前を呼べばこそこそと動き始めて、こちらを見てくれる存在。ラボから帰宅して車をガレージに入れる時、玄関のガラス戸越しにいつも帰りを待っていて、私の帰宅を家人に知らせてくれる存在。近くのゴルフコースを一緒に散歩して、楽しそうに走り回ったあとで、クッキーをおねだりする存在。みんな一瞬にしてなくなってしまいました。

死とはそういうことなのですね。人でもおなじ、犬でも、どんな生き物でも同じことなのでしょう。存在が近ければ近いほど、その衝撃は大きいものです。自然の輪廻は脈々と流れていきます。身近な存在の死に接したとき、考えさせられます。われわれ自身の存在についても。生きとし生けるものは欠けがえのないもの、生を大切にしなければなりません。

とはいっても、やっぱり今心にあるものは、チェルシーが本当に可愛かったという思い出です。そんな一枚を最後の写真として掲載しました。夏のヘアカットをしたばかりのチェルシーです。実に可愛い!


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2 コメント

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かけがえのない存在 (tissue)
2008-05-25 23:15:06
チェルシーのご冥福を祈ります。
犬を飼ってみて、どれほど犬に励まされ、癒されたことか!私も飼ってみて初めてわかりました。今飼っている犬の前に2匹飼ったことがありますが、「犬は外で飼うもの!」と、親に言われてそうしたときと、家の中で飼って、寝食を共にしたときではこんなにも犬との距離が近いことを知りました。息子が今飼っている犬が死んだときのおちこみ様を感じて、もう一匹今のうちに飼ったらと言ってくれますが、この頃の小型犬は20年ほど生きますので、見取ってやれないのではないかと思い、その気になれません。飼った以上は最後を人間が見取ってやらなくてはね。
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・・・・。 (ソイラテ)
2008-05-26 13:18:52
きっとまたどこかで出会えます。
そう信じていたいですね。

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