今回のお遍路は、8月の盛夏を外しているとはいえ、
私にとっては30度を超える暑さの中を歩くということでは、まさに「夏遍路」だった。
台風14号が九州・四国地方を直撃かという危機も、幸いに進路が西の方へずれたため、
台風一過の四国を歩き出し、台風15号の影響を受けた停滞前線による雨が1日降っただけで
後の日はほとんど晴天に恵まれるという、最高の天気の中お遍路が出来たのは幸せだった。
気にしていた暑さも連日30度ほどの気温の中ではあったが、
初日を除くとそれほど気にならなかったし、何より、体の調子は良く、
足や膝も故障することなく歩けたため、予想以上に頑張ることが出来た。
久百々から足摺岬を往復した45キロは、今までのお遍路を通して最長の距離を
歩いたことになる。
宿泊したお遍路宿の女将さん達には大変お世話になった。感謝したい。
今回も、全行程をほとんど一人ポッチで歩いていたが、峠道も寂しくはなかった。
なにより、遍路宿で同宿となった方々からいろいろな話を聞けたのが
一番楽しい時間だった。
夏に遍路をする人は少ないと聞いていたし、夏休み期間を外れて売る時期ではありましたが、
数人の遍路さんと同宿になり、いろいろな話が聞けました。
この暑さの中を歩いているという連帯感のようなものが感じられ、
楽しい会話が出来たのは幸せなことです。
修行の道場・土佐は、札所間の間隔が広く、一日ただ歩くだけという日も多かったが、
不思議と疲労感はなかった。
「一人で歩く」という行為は、私に一番合っているようだ。
頭を空っぽにして、黙々と歩く! ただ歩く!
流れる汗と一緒に心の中のモヤモヤしたものが洗い流され、体の中に清涼感が満ちてくる。
疲れてくると自分自身の弱さも見えてくる。
歩くという行為がその弱さを自覚させ克服する勇気を与えてくれる。
遍路道を歩いていることでいろいろ考えさせられるものは多い。
自分の弱さの自覚、人の親切の暖かさ、ただ無心に唱える般若心経、
何のために歩いているのか分からなくなることもある。
でも、私は歩くことが止められない。
そして、歩いた先に何があるかを知りたくて続けている。
しかし、その先に何があるのか、私には分からない。
それを探して、さらに歩き続ける。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
##~五本指の靴下~##
私は、お遍路で歩くときには五本指の靴下を使ったいます。
五本指の靴下の方がマメが出来にくいという方がいらっしゃた
からです。
確かに五本指の靴下ですと指と指が擦れ合わないために、
まめが出来にくいようです。
指の1本1本が離れた感じは従来の靴下にはない開放感があります。
しかし、指の長さなどには個人差があるため、指の収まりが悪く
指の先端に圧迫感があり痛くなったり、指より靴下の方が長くて
余った部分が邪魔になるなどいろいろな不都合が出てきます。
私は、親指の先に圧迫感があり痛くなってきたので先端部分に
切れ目を入れて、先端を解放するようにしました。
また、小指に圧迫感があったので靴下の小指そのものを切り落として
しまいました。
こうすると、快適に歩くことが出来ました。
この五本指の靴下ともう一枚薄めのソックスの2枚重ねで歩いて
いました。
歩くことに傷害となることは、早めに改善するのが大事です。
靴や靴下に感じる不調はそのあとの歩きに大きく影響します。
##~マメの治療~##
私は足に出来たマメは、その日のうちにマメの水を抜くように
していました。
針の先をライターで炙って殺菌してマメに刺し、中の水を絞り
出しておきます。
治療はそれだけです。
そして、マメが出来た原因が靴や靴下にあるならその原因を取り
除くようにします。
マメが出来たという結果を受けて、その原因を早めに改善する
という考え方です。
足の裏には歩いている歩数分のストレスがかかってます。
マメの治療をいい加減にしてバイ菌が入り化膿するケースも
あるようですので、くれぐれも殺菌には注意してください。
私にとっては30度を超える暑さの中を歩くということでは、まさに「夏遍路」だった。
台風14号が九州・四国地方を直撃かという危機も、幸いに進路が西の方へずれたため、
台風一過の四国を歩き出し、台風15号の影響を受けた停滞前線による雨が1日降っただけで
後の日はほとんど晴天に恵まれるという、最高の天気の中お遍路が出来たのは幸せだった。
気にしていた暑さも連日30度ほどの気温の中ではあったが、
初日を除くとそれほど気にならなかったし、何より、体の調子は良く、
足や膝も故障することなく歩けたため、予想以上に頑張ることが出来た。
久百々から足摺岬を往復した45キロは、今までのお遍路を通して最長の距離を
歩いたことになる。
宿泊したお遍路宿の女将さん達には大変お世話になった。感謝したい。
今回も、全行程をほとんど一人ポッチで歩いていたが、峠道も寂しくはなかった。
なにより、遍路宿で同宿となった方々からいろいろな話を聞けたのが
一番楽しい時間だった。
夏に遍路をする人は少ないと聞いていたし、夏休み期間を外れて売る時期ではありましたが、
数人の遍路さんと同宿になり、いろいろな話が聞けました。
この暑さの中を歩いているという連帯感のようなものが感じられ、
楽しい会話が出来たのは幸せなことです。
修行の道場・土佐は、札所間の間隔が広く、一日ただ歩くだけという日も多かったが、
不思議と疲労感はなかった。
「一人で歩く」という行為は、私に一番合っているようだ。
頭を空っぽにして、黙々と歩く! ただ歩く!
流れる汗と一緒に心の中のモヤモヤしたものが洗い流され、体の中に清涼感が満ちてくる。
疲れてくると自分自身の弱さも見えてくる。
歩くという行為がその弱さを自覚させ克服する勇気を与えてくれる。
遍路道を歩いていることでいろいろ考えさせられるものは多い。
自分の弱さの自覚、人の親切の暖かさ、ただ無心に唱える般若心経、
何のために歩いているのか分からなくなることもある。
でも、私は歩くことが止められない。
そして、歩いた先に何があるかを知りたくて続けている。
しかし、その先に何があるのか、私には分からない。
それを探して、さらに歩き続ける。
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##~五本指の靴下~##
私は、お遍路で歩くときには五本指の靴下を使ったいます。
五本指の靴下の方がマメが出来にくいという方がいらっしゃた
からです。
確かに五本指の靴下ですと指と指が擦れ合わないために、
まめが出来にくいようです。
指の1本1本が離れた感じは従来の靴下にはない開放感があります。
しかし、指の長さなどには個人差があるため、指の収まりが悪く
指の先端に圧迫感があり痛くなったり、指より靴下の方が長くて
余った部分が邪魔になるなどいろいろな不都合が出てきます。
私は、親指の先に圧迫感があり痛くなってきたので先端部分に
切れ目を入れて、先端を解放するようにしました。
また、小指に圧迫感があったので靴下の小指そのものを切り落として
しまいました。
こうすると、快適に歩くことが出来ました。
この五本指の靴下ともう一枚薄めのソックスの2枚重ねで歩いて
いました。
歩くことに傷害となることは、早めに改善するのが大事です。
靴や靴下に感じる不調はそのあとの歩きに大きく影響します。
##~マメの治療~##
私は足に出来たマメは、その日のうちにマメの水を抜くように
していました。
針の先をライターで炙って殺菌してマメに刺し、中の水を絞り
出しておきます。
治療はそれだけです。
そして、マメが出来た原因が靴や靴下にあるならその原因を取り
除くようにします。
マメが出来たという結果を受けて、その原因を早めに改善する
という考え方です。
足の裏には歩いている歩数分のストレスがかかってます。
マメの治療をいい加減にしてバイ菌が入り化膿するケースも
あるようですので、くれぐれも殺菌には注意してください。