春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

雑木林 花々

2020-04-20 | 植物、花

毎年恒例の、安行地区雑木林の中の、母と子の森で行われる、イチリンソウ祭り

がコロナ対策の連鎖ですでに1か月前から中止を宣言されてました。 1週間前に

雑木林の中を端から歩き、山野草のある場所に出向いてみました。

その時の様子です。 イチリンソウ、ニリンソウ、キバナイチリンソウ。

 

 

 

 

ニリンソウ

 

 

 

 

 

キバナイチリンソウ

 

 

   

 

イカリソウ タチツボスミレなども 静かに咲いてました。

 

 

    

 

 

誰も通らない、誰もいない雑木林に、花々だけが美しく咲いてました。

 

 

 

4月の安行地区の花祭りや数々の展示会もすべて中止となりました。

安行の道の駅の売り場、樹木待機所の展示品の買い付け、安行花き部

営業は行われてますが、しかし今後はどうなるか分かりません。 事務所内の従業員の数も

人員が現在削減され今後は全く不透明になってます。一番は感染をしない、させない。

の一言です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


金銀烏帽子ウチワ サボテン

2020-04-19 | サボテン

金烏帽子ウチワサボテン(キンエボシ) 銀烏帽子ウチワサボテン オプンチアと言われる

ウチワサボテン、実生苗4~5年物、育て上げた株を今日発注しました。

見ての通りウサギの耳の様な形、通称バニーカクタスとの呼ばれてます。

フワフワの産毛の様な優しいトゲ、しかし刺さるとかなり取るのは難儀です。

室内や、窓際に置かれることが多い、小型のウチワサボテン。元気で

育ってくれることを祈るばかりで、本日嫁入りしました。

 

 

 

 

 

数年で沢山の実生苗を作り

発注してました。実生床がプラに

改善され1つを入れる場所が

確立出来て、実生を作るのに

正直昔より楽になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


グラギリス 塊根植物

2020-04-18 | 多肉植物

パキポディウム、グラギリス、夏型のコーデックス(塊根植物) 芽吹が始まる。

人気が高いパキポ、見ての通り枝も短く小さいながらも、このフォルム

は人気者、原産地はマダガスカル、乾燥や強い日光などに耐えられるように

塊根に水を貯えます。 

 

自生地では隠れるように岩場に張り付き生き抜く、グラギリス。

現在の姿です。  枝先に緑の成長が少し見えてます。

 

 

 

 

 

冬の間にすべての葉を落とす、活発に動きがあった11月頃の葉を出す

姿を載せてます。

 

 

 

 

温室内で育てるグラギリス

去年の夏の終わりごろ

 

 

 

乾燥や強い光線を好む塊根植物は

輸入の株は根を出させるのに

数年がかかります。

過湿にしないことが1番。

根気よく長年育てることが

パキポディウムの栽培です。

 

今青空が広がってきました。

 

 

 

 

 

 


大鉢ヤシ類 雨、風対策

2020-04-17 | 樹木

明日大雨、強風に備えて本日朝から大鉢を倒れないように、ロープで

定盤に固定させる、前に強風で倒れた大鉢が、丸いので転がった経緯が

有るので本日はこのやり方。

 

明日は強風の大雨、1日中、売り物の花鉢を園内に仕舞 樹木に支えを作る

作業で終わりました。 完全ではありませんが多くの従業員と協力でした。

仲間との担当は大鉢の、ヤシ類、蘇鉄。

 

 

カナリーヤシ

 

ビローヤシ

フェニックスヤシ

 

 

 

 

 

 

長く事務所の前に置かれてた

大鉢のヤシ類は前のセリで

関西方面に売れていきました。

5年も長く眺めて南国のムードが漂ってた

大好きなヤシ類は無くなりました。

明日は天候が荒れないことを祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

 


白美人 マミラリア属 サボテン

2020-04-16 | サボテン

サボテン科 マミラリア属 南米産 マミラリア属は450種以上の

大所帯 夏型 主根+細根タイプ。

皆さんが育て上げてるサボテンの多くがマミラリアと言われる種類の

サボテン、イボと言われる陵間から刺を出し、トゲの色 花 花形 大きさ

イボとイボの間(陵間)に綿毛を多く出すタイプ、有無の違いがあります。

その陵間から蕾を上げるのがマミラリア属です。

 

種類は豊富で多種多彩 蕾の多くは陵間の中に多数つけます。

環状の蕾を多数つけ美しい花を咲かせる種類が多数あります。

王冠咲 花環咲 と言われる咲き方がマミラリアの最高の特徴です。

 

左1頭の刺は色が違い、段差がわずかについて4段、これが4年の成長です。

花は去年の成長の部分につくのがわかります。 花は去年の成長の善し悪しで

決まります。 サボテン花は気まぐれで咲くのではなく、前年の栽培の仕方で

開花は決まります。

 

 

初めて開花したのは2015年の春でした。 この時はまだ単頭から芯えぐりして

3頭立てになるまでは、かなり長い年数が経ってました。白美人に蕾が

付いたのが舞い上がるほどうれしかったのを、覚えてます。 

 

 

2017年の春にようやく王冠咲が咲くようになってきました。

 

 

 

栽培はどの植物も同じく,

長い年数が

かかります。大昔長野の交配士に教わり

10年前に頂いたのが白美人。今でも懐かしく思い出します。

本日1輪咲き始めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


トキワマンサク

2020-04-15 | 樹木

1週間前の撮影です。 かなり大きなトキワマンサク、安行地区でも1番の

大きさと思われます。 淡黄白色の花を枝にこぼれるほど付けて

枝垂れてる様子は見事でした。 

 

 

 

 

 

 

ベニバナトキワマンサクが

安行花街道沿い、毎年

色鮮やかに咲いてくれてます

 

 

 

今年は足早に季節が過ぎ去ります。

 

 

 

 


アケビ 白一才 希少種

2020-04-14 | 植物、花

今の時期、アケビ棚には花が沢山咲いてます。 収穫時期には紫の実

が多数なり、昔は過去に野山に見られた時期が有りましたが、今は

私が知る限りは皆無です。 しかし安行地区、埼玉振興センターには

珍しい観賞用のアケビ、白一才が花を咲かせてます。

 

過去に(アケビ白一才)で載せたブログを検索する説明が載ってます。

この1枚目の写真は参考として沢山

利用してもらった白一才です

 

 

雌花と雄花

 

 

3年前に棚が壊れ冬場に親方と

本格的に棚の大修理を

行い、ツルが成長してから白一才が

花を付けるようになりました。

太い丸太を支柱にして

ツルを絡ませてます。

白一才の実は食することは出来ません。

 

隣にはアケビの花も咲いてます。

 

 

懐かしい紫アケビを野山で

食したのはすでに

何十年前のことです

 

 

 

 

 


サボテン マミラリア属 開花

2020-04-13 | サボテン

3月終わりごろから咲き始めてた、各種サボテン花。

多くは早春の花、マミラリア属 小さな花を円を描くように

咲く、 通称、王冠咲、沢山の蕾を持たなければ、この咲き方

は完成いたしません。花の期間も5日位あるので、完成できます。

 

白刺が美しい玉翁殿

 

宇宙の銀河を思わせる、スーパー銀河

 

 

金城丸

 

花と去年の右の赤い種袋

銀霞

 

 

 

1日中雨降り、

事務所にこもる、いつもなら10人前後の

職人さんや管理職がいますが

4月に入り人も少なくなってます。

今日見たいな、ドシャ降りでは

外仕事はすべて中止になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


グリーンネックレス 断崖の女王

2020-04-12 | 多肉植物

美しい緑の玉のセネキオ属のグリーンネックレスは上手に育てると、

沢山の個性的な花を長い間、咲いてくれます。 と言っても

栽培は簡単には多くの花を上げてくれません。 このネックレスは

家の中では育てては花を多く咲かせません。さらに水やりは夏場や

冬にも我が家では断水をさせます。 2月頃に最近になり水を与えると、ギョクも

緑、花茎を沢山伸ばし、今満開です。

 

一番のネックは水やりをやりすぎると、玉も伸ばしたツルも腐り始めます。

売り物はツルを枝垂れさせません。鉢中に出来るだけ丸めます。自宅では

枝垂れさせますが、売り物は又別です。 

それ故に培養土は乾燥気味にして、ギョクを湿らせないように育てます。

 

一株にこの蕾の数、これは売れてしまいました。

枝垂れさせると花茎がよれたり

見栄えが悪くなり観賞価値も

低くなり、鉢にくるりと回し育てるのが

見栄え、花付き良し。売り手は

買手の美しさに訴える、これが基本。

30鉢全て完売でした。

 

 

 

 

 

 

 

10月頃の株で30鉢位

用意して1年育て上げ発注でした

 

自宅のネックレス、1年中ネット

フェンスに吊り下げてます。

 

 

 

自宅の断崖の女王の花を載せて見ました。

ビロードの葉、これが塊根植物の

オレンジの花、断崖の岩だなに自生して

誰の目にも触れない花を見てください。

遥かかなたのブラジルの小さな

州の岩棚に着生する、断崖の女王。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シャクナゲ 布巻。 

2020-04-11 | 樹木

本日シャクナゲの大きな樹木が知り合いの造園内に降ろされました。

手を貸してほしいと連絡が入り、近くなので手伝いに、見てビックリ。

素晴らしい西洋シャクナゲ、幹の太さ、剪定された樹形、あらゆる枝の先に

深紅の色彩の花の塊、久しぶりに見事な樹木、10本のシャクナゲの

樹木に出会いました。 

 

驚きは根回りを麻布で根巻する技術の素晴らしさ、布が全く緩みなし

対角線上に巻かれた布糸、幹元に結わきながら、さらに巻く技術は

腕の良いプロ級、私も布巻をやりますが、この大きさは手こずることが

多々あります。2本を積み込む際に、下を見ると対角線上に見事に

布が巻かれてました。 聞くところに寄ると40年幹巻をする職人さん。

栃木からの搬入です。樹木も素晴らしい出来です。

 

 

 

 

幹回りを利用して布巻を均一

回してゆく作業はとても難しく

見た目も崩れず見事です

 

 

 

 

        

 

 

      

 

 

 

 

 

荷を降ろした後に2本のシャクナゲは前もって先ほど安行地区道の駅の樹木待機所の売り場

に置かれたと園主が仰ってました。 段取りが終わり売り場敷地内に出向きました。

 

すでに値段表が張られてました。 と同時に売約済みの名札が張られてたのには

驚きました。 つまり購入者が前から頼んでたシャクナゲです。

値段書きましょうか、樹高3m越えのシャクナゲ 枝ぶりも良く、幹太

内緒、万 でもこの場所ではなく先ほどの、造園士のところで購入すれば

さらに安く購入できます。 このシャクナゲはかつて自分が見てきた、多くのシャクナゲの

1番の出来と思われます。 家に欲しいです。しかし植えられる場所無し。

が高いか、安いかは、個人の考え方ひとつ。

 

 

 

    

 

これから帰宅です。 明日は埼玉、天候が崩れる予報が出てます。 安行事務所。