春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

大型宝剣 開花

2019-05-23 | サボテン
早朝大型宝剣の植え込んだ場所に立ち寄る。
この場所に植え込んだ経緯は前に載せましたが、15年以上前に数枚の宝剣を植え込みそれが
今や大群生、強い団扇の中でも大型ではナンバーワン、 見るにつけ昔の思い出が
蘇ります。

地域の人に守られ今や、芝川のサボテンとして名をはせてる、名誉ある大型宝剣
いつまでも生き続けてほしい。














      


5月5日の蕾のころを載せてます。



       



温室内では無く、路地植えの大型宝剣としての
生き抜く力に驚嘆してます。 大雪の日、大雨の日 氷点下の日 灼熱の炎天下、いずれも
耐え忍び花を咲かせる強さには感服いたします。  安行事務所。今日は真夏日、出発。

























タイサンボク 樹木の花

2019-05-22 | 樹木
自分は毎年、一番花を撮るタイサンボク、今年も本日晴れの日に撮影。
樹木の中ではホオノキ同様、存在感を見せてくれる、大きな花が魅力的です。 枝先に付く花は肉厚で、
丸みを帯びて大きさは15cmを超える純白の薫り高く咲く様子は、樹木の中ではホオノキの花と双璧。

しかしこの花を綺麗にとることはとても難しい。 大木になるほど高所に咲き、さらに上向き、
また葉が花に絡みつき全体像を隠します。  一番の難点は咲けば香りに誘われて
昆虫が花の中をまさぐります。 しべはすぐに崩壊状態、この日も朝からきて

撮影と同時にカナブンが中に入り数枚撮影で終了です。 上からの撮影ができるこの場所は
安行一のタイサンボクの撮影場所です。
























早朝の明るくなり始めるとタイサンボクは花弁を開き始めます。
無垢の半開きが一番の花ですが、気温が高くなるにつれて、香りが強くなると、カナブンが真っ先にきて
中をまさぐり、フンをします。 その時点で純白は汚れますが、これも自然の理。
初夏の気候のすがすがしさを感じた1日でした。安行事務所から近いのでいつでも立ち寄れます。








今日は振興センター内の花壇の雑草取りの婦人部の手伝いを
造園の若い衆とともに協力。




    


















ジョンソンロビ 開花

2019-05-21 | サボテン

30~40年前にアメリカジョンソン商会の花サボテンは
ジョンソンロビとして当時のサボテン業界では名門の業者さんでした。 すでに商会は無くなり、今は

その名が付いたジョンソンロビが過去の栄光の素晴らしい花サボテンを各地の栽培家の
温室内で見せてくれてます。 我が家でも多くのジョンソンの名を冠するサボテンがあります。
今日の朝には今までにないほど豪華絢爛に咲き誇りました。

数十年前に種を輸入代行者に依頼をかけてもらい、種から育てたあげたジョンソンロビは
15輪一挙に咲きだし、去年植え替えをした時に、下段に培養土にマグアンプ、三層の
鹿沼土に入れ込み、冬中太陽光線を当て、負荷を付けるやり方が成功したか?

































ロビと言われるのは花サボテンの代名詞、交配によって
ロビビア ロビエンシス ロビプシスなど近年国内でも多くの品種が交配士の方々によって花サボテンは
作り出されてます。 先駆けがジョンソンロビと言われてます。 この人肌の色彩は
数十年前に作り出された交配種、色彩も今は気温が上がらず、雨降りで花の寿命が1日ばかり

伸びてます。 2日間の撮影で花の色が濃淡が微妙に違ってます。 お許しを。
事務所の外は大雨、午後からの回復を待ちます。










2日目の朝にジョンソンロビは花を閉じ始め舞台の幕を降ろしました。























イエローライム 夜花開花

2019-05-20 | サボテン

ロビビア属の大輪の黄花が昨日の夜半12時ごろに
咲き始めました。 イエロー花の名称はムーンやライムが多く付けられて、薄色、濃い黄色など色彩
が多種多彩に交配種が生まれてますが、このライムは昔から選抜されてるサボテンと思われます。

すでに高さが30センチを超え自宅の中では古株です。 花直径が10cm強、花茎は12cmを超えてます。
しべの状態は中央で巻く姿がエキノプシスの流れを汲んでます。 花サボテンと言われるロビビアは
1日咲きの短命、帰宅すれば終焉です。去年は1輪も花を咲いてくれませんでした。今年は豪華に花満開。
















       













シベの状態が側面にへばり付く様な状態はプシスの特有な形状です。


   


久しぶりに夜咲のサボテンが咲き、真夏の舞台の幕が上がりました。
安行事務所、朝から忙しく動き始てます。





   









豊麗丸 夏花 サボテン

2019-05-19 | サボテン

夏の花、エキノプシス属の豊麗丸が咲き始めました。ピンク系の
花ですが作られた交配種です。原種は1点白花ですが、すでに見つけることが出来なくなってます。
多くの業者さんに依頼をかけてますが望むのが無理なようなレアなサボテンになりました。















ホウレイマルは多くの交配種を生み出してきました。
赤濃淡 ピンク濃淡 近年は黄色花まで。




     


数十年前に購入した当時は白花豊麗丸しかなかったのが
今では見つけることも出来ません。株は8年前に長野のサボテン専門職の交配士の方に寄贈しました。





キバナトチノキ ソーランド

2019-05-18 | 樹木
安行地区の川口振興センター内には、稀な黄花栃ノ木
が植栽されてます。 今花を咲かせてますが、珍しい樹木と言われ、自分は樹木が好きですが
他に見たことがありません。 川口振興センターは、安行地区の樹木や草花の栽培、生育、新作発見、諸所の発展のために

多くの種類を園内に植栽して、造園士、庭師、園芸家のために力を注いでます。勉強会も専門家の講師を呼んで
行われてます。
春夏秋冬、季節の移ろいの中、私もこの場所で勉強してきました。
とても今でも懐かしい場所です。  



































朝から快晴です。気温が上がりそうです。安行地区。
















オドリコソウ

2019-05-17 | 植物、花
仲間の山野草の業者の所有する雑木林に
オドリコソウを見に行きました。  綺麗に静かに咲いてます。 久しぶりに出会いがありました。

数年ぶりに見せて頂きました。 近くにはユウゲショウが両者咲いてます。
































ドクダミの葉の斑入りがあるのには驚きました。 初めて自分は
見ました。





   

今日は夏の陽気でしたね。







シャクヤク 豪華絢爛

2019-05-16 | 植物、花
安行花街道の通りの業者さんの、シャクヤクの温室を
早朝見せてもらう。 前もって朝早くに出向くと昨日連絡済み、遠慮なしでどうぞのことで、庭の中に、
何年も見せてもらってますが、美女の形容に(立てば芍薬座れば牡丹歩く姿はユリの如し)美しさに

圧倒されました。シャクヤクは草本、冬は地上部が枯れます。ボタンの台木とされてきましたが
現在は多くが品種改良されて古典園芸植物として確立されてます。牡丹は樹木です。

一重咲き 八重咲 翁咲き などが見れれますが中央の雄芯が大きく発達して、盛り上がる形が
現在は多く見られます。 金芯咲きとも言われ海外でも有名になってます。シャクヤクは
株分けで増やして見事な花園を作ることが出来ると言われてますが、長く育てるには技術が伴われます。
気に入った芍薬を羅列してみます。  



































昔から芍薬は世界的に品種改良がなされ見ての通り、大輪咲き、千重咲き
などが見られ、今では切り花として飾られる私たちも見ることが出来るようになりました。
毎年家でも切り花を購入して楽しんでます。





































ベニバナトチノキ  樹木の花

2019-05-16 | 樹木
ベニバナトチノキの花色は鮮やかで樹木の中でも
際立ちます。 公園 街路樹 庭園 多くに植栽され利用度はかなりあります。 この花が咲き始めると

5月の中頃で南の方面に梅雨の時期が近づきます。トチノキの赤花と間違える人がいますが
この樹木はセイヨウトチノキとアメリカ赤花トチノキとの雑種と言われてます。
多くの赤花はこの種が多く植栽されてます。美しい樹木の花のベスト3にも入ってます。新しい日付で訂正箇所があり
下書きして再度投稿してます。  申し訳ありません。
































地方に出ると思わぬ出会いがあることが過去にも
ありましたが、今日の出会いはこの時期に幸運が舞い込みました。帰宅が遅くなりました。 安行事務所。





トチノキ 樹木の花

2019-05-15 | 樹木
今の時季に円錐状に白色の大きく咲く姿が見事です。
栃木に今日は早朝出向して仕事帰りに公園内のトチノキの花の雄大さに出会いました。国内で自生してる樹木の中で
数少ない大きな部類に入るトチノキ、花も雄大 葉も手のひら型のかなりの大きさ、20cmは越すであろうと

推測してます。おしべは花弁の外に突き出してるのがわかります。秋の実もとても美しく
熟すると実が裂けて黒い艶のある種子が飛び出します。 手を加えてトチ餅などを原料に
してます。  私もこんなに沢山の、トチノキの雄大な花を見たのは久しぶり。




























樹木全体に花が覆う姿は10m近くの樹高ですが
見事な立ち姿です。 初夏にふさわしい今日の青空の中に花がユラユラ揺れる姿を見られ大満足でした。