ホオノキ 樹木の花

安行地区周辺にはホオノキの開花する樹木が無く
毎年新宿御苑まで出向きます。　御苑内では国内最大のホオノキの巨木が広場に1本、
ツツジ山の隣に1本、合計2本の朴木が存在いたします。

葉と花は日本樹木の中では最大です。　花は開くと閉じることがありません。しかし美しさは開花
間もないころの半開きから、開ききった所まで、全て開花するとすぐにおしべがダレます。
そして昆虫などがシベの中でまさぐります。　　その時点で美しさは終わります。

今日は高所での半開きひと花、大満足。　ホオノキの花の美しさは一瞬。雨が降れば咲いてる花はそこまで。
久しぶりの御苑内、サクラ開花の時期は何時も来ません。　ホオノキの開花は今7部、多くのつぼみを
持ってました。













　　　









国内最大の葉と花、ツツジ山のホオノキの花は枝が幹から
垂れてこのように足元に咲くのが見ることが出来ます。　他の場所では見ることが出来ない光景です。











樹木の花に魅せられて各地をさまよった昔、
ホオノキの花を見つけてからすで数十年、初めて出会ったのは奈良東大寺の裏手の広い敷地内の建設現場の
資材置き場の横にある樹木の真っ白な大輪の花でした。　忘れもしないそれがホオノキの花との出会い。名前さえ知りませんでした。
当時は夏の休みに寺巡礼をしてた若い頃でした。