ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

あさがほに つるべとられて もらひみず

2005年08月09日 | 京都
な~んて、いい歌ですねえ。実際はちび庭にはもちろんつるべなんてなく、フェンスに絡み付かせた朝顔がちょっとご自慢。上の写真は朝顔‘松風’Pharbitis nil(Ipomoea nil)'Matsukaze'です。もうひとつは‘大輪咲混合(Giant Flowered Mix)’の種袋から出てきた一つ。松風はすごく気に入ってしまいました。う~ん、いいいろだ。早朝の水やりが楽しみというものです。

さて、日記がお休みしていたこの数日。実生活はいろいろと目まぐるしいものでした。お盆、というのは、花やさんは大変なものですね。おそなえする、いつもとは違うお花のセットをたくさん準備して、各お客さんのお宅のお参りの日に合わせて届けるようにしなくてはなりません。

市場から仕入れてきた、作業場の冷蔵庫に入り切らないくらいの花の箱と、水切りしたバケツで足の踏み場もない感じ。昨日とその前の日と、お仏壇に備える仏花のお盆バージョンをつくるべく、ひたすらホオズキの実に竹串を挿しておりました。たまに既に青虫さんが中身を平らげているものがあって、うっ、とおもいながらごみ箱へ退場願ったり。まあ、この話は、続くお盆前にゆずるとしましょう。

今日は、園芸てんのめずらしくも本格的な施工でした。といっても、小さな、かなりシンプルな注文だったのですが、レンガで縁取りした小さな花壇は、積み上げるのではなく縦に並べる。しかも、半円形なので、目地へのモルタル詰めに悪戦苦闘してしまいました。

う、砂が荒い。かなりモルタルがぱさぱさ。え~、もうちょっとゆるめないとうまく入んないんじゃないかなあ。まあでも、これでと言われたのでとりあえずがんばってみる。ほら、やっぱりこれじゃ落ちちゃうよ。ほらね、もうちょっと水を入れたら、すごく入りやすくなった。でも、経験が浅いのであまり大きな口もたたけない…。

初めてグラインダーを使ってレンガも切り、ほ~、案外細かい細工までできるんだあ、と関心。デッキは専門業者さんがやってくださったので、こちらの作業はなし(ほんとはこちらにすごく興味があったんだけど、残念。でも、さすが実にいいデッキです)。飛び石を入れ、最後に芝を引いて完成。おお、シンプルだけれど、やっぱり完成してみると荒涼としていた空間が随分表情豊かになった気がします。それにしても、やっぱり人によって施工方法って微妙に違うものだなあ、といろいろ学んだ1日でした。

でも、デッキって、直射日光を受けるとほんっとに熱いのね。塗料のせいもあるのかなあ?日中やけどしそうで思わず降りてました。マンションの庭って、やっぱりコンクリに囲まれて植物には環境が厳しい。はやく樹が大きくなって木陰を作ってくれるとよいのだけれど。無事に育ってくれるよう祈りつつ。

☆今日のちび庭気温 23~34℃ あつ、あつ、あつ、あつ。いつもの造園やでは長袖作業着ですが、今日は半袖直焼き。もう、腕はすっかり真っ黒です。た~くまし~い。┗( ̄‐ ̄)┓

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