ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

乳児語。

2014年02月22日 | こども



ちび4か月。表現が実に豊かになりました。

まだしゃべるのは先ですが、しゃべることへの準備は着々と進んでいるようです。

親が話しかける口元を嬉しそうにじっと観察するようになったのは2か月頃。
名前を一音ずつゆっくりと呼びかけると、目をキラキラさせてにこーっと口を動かす。

それが向上して最近は、「あー・いー・うー・えー・おー」と呼びかけただけで、きゃいきゃいと喜んで、口の形をまねようとするのです。(実は一音ずつなら何でも喜ぶのですが、母音なら歯がなくても発音できるので。)

昔外国語を専攻していた庭主、たくさんの言葉や初めての文化を覚えようとしているちびを見ているとなんだかうらやましい。私も数年異国にどっぷり浸かりたかったな‥。でも、海外に行けなかったおかげで今の幸せがあるのです~。人生、そんなもんよね。

さて、庭主のあこがれだった同時通訳さんは、例えば英→日通訳をする時は頭の中でいちいち和訳をしているのではなく、英語で聞き取った「イメージ」をそのまま日本語で伝えている、そうです。

そんな視点で見ていると、赤ちゃんは思うようにいかないと暴れて泣きわめくけれど、決して「伝えたいことがなんだか分からない」のではなく、伝えたいことはしっかりあって、「どうやって伝えればいいか分からないだけ」、なのだなあ、と感じるこのごろ。

‥そういや、昔スペインでホームステイしてたとき、言語体系が同じヨーロピアンの留学生達は2週間で隣国の言葉を習得してしまうんだけど(方言みたいなもんだからね)、日本語体系からの変換で四苦八苦してた私がなかなかしゃべれないもんだから、みんなに「はい、赤ちゃん!」って呼ばれてたのよね~。う、くやしい気持ちがよみがえってきたぞ‥。

ちびは地上に現れてまだ4か月だというのに、はや泣き声にも多彩なトーンが。日本語などの「言語」としてはまだ習得していないけれど、「メタ言語(声のテンポ、トーンや強弱など」としては産まれた時から身につけている、この不思議。このメタ言語は、人類だけでなく、猫や犬などの動物にもある程度共通しているんだなあ~。不思議不思議。

例えば、母である庭主がだっこしていたちびを降ろして台所など見えないところへ離れるとき。「う?(え、どっかいくの?)」「うう~?(どこいくの?)」「うえ~ん(どこいくんだよ~)」「え~ん、えん、えん(はやくきてよお~)」「んぎゃ~ん、ぎゃお~ん、あんあ~ん、ぎゃう~ん!!!(もお~、いいかげんにこっちきてってばあ~~~!!!)」ってぐあい。最後は声量も通報されそうなレベルに‥。

よく、赤ちゃんの発する「喃語(あ~とかう~とかいう声」に意味はないと言われますが。日本語にはなっていませんが、発する声にちびなりの「乳児語」とでもいうべき法則があるようです。

まだ歯もありませんし、成長途中でだんだん変化もしてくのですが、今のところ母として解読しているのは、こんな感じ。
•「くぃ~~~」(声を出さずに微笑みながらのど奥につばを溜め込んで鳴らす音):かまってもらって嬉し~。→猫ののど鳴らしみたいなもの?
•「ねーん、ねんねん」(ねだるような泣き声):おっぱいほしいよ~。
•「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」(最近やり出した、のどの奥から出す地響きのようなうなり声。女の子と思えない‥):不満不満不満~。
・「あ~お!あ~!あ~お!」:お~い!おい!お~い!こっちきてよ~。‥なんだか、お父さんに「お~い、ちょっと、お茶!」って呼ばれてるような感じ‥。

ベビーサインというのもちょっとやってみてるんだけど、なんせ4か月。「おふろ」「おしめ」「おっぱい」というサインをやると喜んでくれるんだけど、まだそのサインが行動を表しているのを理解している訳でなく、単にかまってくれるのが嬉しい感じ。サインと行動が意味としてちびの頭の中で結びつくのはいつ頃でしょうね~。庭主も久々に語学をやるか~。にゃあ。

☆今日のちび庭気温:-1~6℃ 寒さもそろそろ底を越えますね。最近、散歩に出ると、ちびが大きな木があるたびに不思議そうに見上げます。よしよし、それでこそ庭師の娘!(^^;)