ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

エンゲイ de 漬け物樽

2006年02月28日 | 京都
つねづね、庭主が秘かに「これぞ京都の園芸!」と思っているもの。

昨年引っ越してきた時から、ず~っと気になっていたのですが、その極めつけな風景を見つけました!

それは、プラスチックの漬け物樽の植木鉢!!!ずら~っと、見事に並んでいます。

なんというか、町内を歩いていると、あちらこちらでごく普通に使われているのですが、こんなに活用していらっしゃるのを見てちょっと感動。

他の地方であんまりこんな風景は見ない気がするんだけど。え、そんなことない?
さすが、お漬け物のおいしいところだけのことはある!と、ひとり感心しているのですが。関東の路地裏なら、トロ箱だよなあ~。

確かに、大きい割に軽くて、使い易いのですよね。前にいた園芸店でも、土をまぜたり運んだりするのは全部この使い古しの漬け物樽だったし(でもこれって、どこでもらってくるんだろう???もしかして、わざわざ買って使ってたり、するのかなあ)。

でね、面白いんですよ。また、植わっているものが。それぞれのお家で多種多様な物が植えてあって、植木だったり花だったり野菜だったり。中でも感心したのは、ツゲの木をトピアリー仕立てにしているところがあったりすること!なかなか高度です。そういやエンドウの行灯仕立てもあったなあ。

植木鉢にしている樽の後ろは、やっぱり穴を開けてあるんでしょうね~???みたことないけど。京都の人の「物を工夫して大切に使う」精神が表れてますよね。

変則としては、「一斗缶」植木鉢があります。渉成園の近くで、もう錆びてぼろぼろになった一斗缶から、「爆発!」って感じで2mばかりの見事なマサキが生えていたり。

漬け物樽植木鉢。今度京都の路地裏を歩く時は、ちょっと気にしてみて!

☆今日のちび庭気温:2~13℃ 昨日に比べて、今日はチョコッと寒かったですね。明日の朝はずっと寒いらしい。やだ~。{{{{(+_+)}}}}