梅花 王安石
牆角数枝梅 牆(かきね)の角(すみ) 数枝の梅
凌寒独自開 寒を凌ぎて 独り自ずから開く
遙知不是雪 遙かに知る 是れ雪ならざるを
為有暗香来 暗香の有りて 来たるが為なり
土塀のすみの梅の木の数本の枝が、寒さをものともせず
花を咲かせた。遠くからでも、それが雪でないとわかる。
どこからともなく、ゆかしい香りがただよってくるからだ。
梅花 王安石
牆角数枝梅 牆(かきね)の角(すみ) 数枝の梅
凌寒独自開 寒を凌ぎて 独り自ずから開く
遙知不是雪 遙かに知る 是れ雪ならざるを
為有暗香来 暗香の有りて 来たるが為なり
土塀のすみの梅の木の数本の枝が、寒さをものともせず
花を咲かせた。遠くからでも、それが雪でないとわかる。
どこからともなく、ゆかしい香りがただよってくるからだ。