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上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

爆笑ハチャメチャ京都コンサート♪

2009-08-01 21:34:03 | 日記
 そう。ハプニングが多いのなんのって ライブの醍醐味どすなぁ~ 編集・カットなんぞせんでいいから、ビデオ撮ってるひとがいたら老後の楽しみに絶対買うんだけどなぁ~


 まず、大正時代の銀行だったというアンティックな会場に3時到着 一階は明るい開放感のあるイタリアンレストラン 「あら、素敵。」そして、重厚な手すりの階段を上がり二階へ…。ギギギィーッと音を立てそうな分厚いドアを開けると目の前に広いコンサートホールが。 一歩足を踏み入れたとたん、うわっ ガンガンにクーラーが… たちまち氷の彫刻になりそう なんて大袈裟だけど、階段へ出ると逆に重い空気でム~ッと暑いし、新陳代謝が狂いそうなほどではあった が、中ではボランティアの方々が会場設営に一生懸命取り組んでいた 動いてる人は暑いもんね。夏といえども、羽織るものをもってこなければとここで反省

 少し後にヴァイオリンのTさんが到着し、しばらく音(指?)ならしをしてはったが、寒さで指がかじかむ~と言いながら、業務用馬鹿でかいクーラーを次々に消しまくっていった。頼もしく感じたシーンであった。


 ステージに目をやると手作り感たっぷりで、壁には2枚の薄いブルーの布を張った板が立てかけてある。この板が本番ラストのアンコール曲を熱唱中に…。続きは後ね

4時から6時まで一通りのリハーサルをしたが、特に問題はなかった

が、楽屋が建物からいったん表に出て、隣の全く違う建物の2階に上がらねばならない。何の関連性もない楽屋なので、思わず今から舞台に立つという現実を忘れてしまいそうになった 目の前に美味しそうなオヤツがいっぱいだったし

 背中のファスナーを付け直してもらったばかりのマーメイドドレスが、前よりキツイ感じ でもそんな事いってられない。大慌てで階段を降りて表に出て、人目も気にせずいざ、二階の会場へとドレスの裾を捲り上げ急いだ 楽屋が遠いのも計算して動かないとあかんとまた反省

 やや息切れしながら舞台の袖にスタンバイ 今回は1部も2部も私がトップバッター オープニングはほぼ同い年の出演者(団子3兄弟)で仲良く「ばら色の人生」 続いて私が、初アルバム収録曲より、「愛の幕切れ」「リヨン駅」「百万本のバラ」を。最初やや緊張したが、すぐに歌に集中できるようになった


 なぜだろう お客様の空気?私の意識?まだまだ未熟の私は、舞台によって精神状態はさまざま。でも、こうして歌に集中できる感覚は今までそんなに多くはなかった。主催イベントの三田パリ祭では舞台で歌う時以外は常に細かな段取りやスタッフの事に翻弄される。主催とゲストの違いによるもの?


 2部は昔よくライブハウスで歌った、映画カサブランカの主題歌「As Time Goes By」を歌うし、黒のパンツスタイルに着替えた。1部で着たドレスより好評だった 共演者が元宝塚ジェンヌの娘役で、ロマンティックなピンクのドレスだし、対照的で良かったようだ。続いてアルバムにも入れた「ひまわり」 そして娘役しおりんにバトンタッチ。アラジンのテーマ曲を男性歌手山田氏と素晴らしいデュエット ええ感じや~ さて、歌声コーナーあり、山田さんの熱唱ありで会場は興奮の渦状態

 そして迎えたアンコール、「ろくでなし」を歌う団子3兄弟
あまりの楽しさに、私は手作りの舞台のサイズを見失っていた見境もなく?踊っているうちに、後の台がないブラックホールへ片足を入れかけてバランスを崩し、咄嗟に山田さんが気がついて助けようとしたかのように私には一瞬見えたのだが、後で確認したら、そんな覚えはないらしい 思わず立てかけてあった片方の板に手をつき難を逃れたと、また気を取り直して歌い続けていたら、板がなんと山田さんと私の頭を後ろから直撃 

 会場大爆笑 でも歌ってて、こんなに会場全てのお客様を笑わせれた事ってあった しかも私、倒れそうになっても、その直後にこれでもかと頭突きにあっても、ろくでなしを踊りながら全部ちゃ~んと歌ったし

 止めなかったのってちょっぴり満足 そういえばあの震災の数日後、淡路島のライブハウスで「イパネマの娘」を歌ってる最中に、震度4の余震で店全体が揺れてグラスがガチャガチャいうてた時にも、歌うの途中で止めなかったので、お客さんにビックリされた覚えが…。でも、歌ってないときには余震1でもうろたえる私だ

 久々に長くなったようだ。えっ毎度やって

あとのハプニングはざっと、箇条書きに

・ピアノのマイクスタンドが倒れる。
・ピアノの楽譜が弾いてる途中で飛んでいってしまった。
・山田さんがお花の飾りをシリアスな歌の途中で倒してしまった。
・ピアノの弦が一本切れてバイオリニストの背中を直撃!

極めつけはラストシーンで、これらは全て本番中の出来事であった。

あれだけ笑えばお客様もさぞかし日頃の憂さを晴らせたことだろう

結果オーライである 
コメント (15)
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