あれは3年前~
そう、今じゃ関西のジャズ&シャンソン界では登竜門と言われているかどうかは知らないが、有名なライブハウスが心斎橋のここ『アートクラブ』
3年前に、パリ祭でピアノ伴奏を引き受けて下さったシャンソン界のピアノの魔術師(と言われているかは知らないが、誰もがそう思っているはず)、田中浩之さんにご挨拶をするために、三田から久しぶりに大阪ミナミまで夜出掛けて行った。その日のライブの伴奏者が田中さんだとチェックはしていたが、歌手には無頓着であった。とにかく、その年の夏、郷の音ホールで私の初リサイタルをやる事が決まり、超大御所の田中さんが伴奏して下さるという事態に酔いしれている真っ只中であったのだ。しかしその夜はラッキーにも、岡本光平さんがメインで歌われる日であった
岡本さんは、そのもっと前に、シャンソンフォーリーという大きなコンサートの舞台で、数々の歌い手さんの中でひときわ異彩を放ち、本物の歌声に酔わせて頂いた方であった。超ラッキー 川西のKさんを誘い、ふたりで『今夜はサイコー』と大喜びして帰ったライブデーであった。
また来ようね と言いながら、あっという間に3年が経ち、やっと来れたのが今週月曜日 何人か誘ってみたものの予定ありで、仕方なく一人で申し込んだ。この日は関西では人気ナンバーワンの『渡辺歌子』さん(東京)のスペシャルライブであった。去年の10月にリッツ・カールトンでのコンサートでゲスト歌手として来られていたのだが、その少し前に、山田直毅さんに「関西の歌い手さん達がみんな惚れ込んでる、素晴らしい歌手だよ、知らないの」と驚かれた事があったので、これはいかん と奮起してKさんと出掛け、そこで想像を遥かに超えた感動を得ていた
そして今回はライブハウスで、お喋りも楽しめて、もっと近くで歌子さんの歌を堪能出来たのだ 1部は7時半から約45分、後半は9時半から。2部制で入れ替えなし。休憩タイムが長いとひとりじゃ辛いものがある。不安はあったが逃したくないチャンスであった。
JRに乗るのに家から何パターンかあるが、道場駅横の公営駐車場が一日置いて400円(前はずっと300円だった)、人気でいつも満車なので、駅近くのお店や、下手したら踏み切り渡って川沿いにかなり歩いたお寺に置かせてもらったりした事もあるが、夜遅いと辺りは真っ暗闇で一人歩きが超怖い。でもこの日は電車に乗るのが夕方5時過ぎだったので、きっと公営Pに空きが出来てるはずだと予測し、道場まで車で走った。思ったとおり空いてはいたが、なんとまた値上げしていて民営と全く同じ500円になっていたのにはショックを受けた 駅は相変わらず無人のくせして~
お店に7時前に到着すると、私の初アルバムを手掛けて下さったIさんが来ていた。その日は予約制で席も決めておくと電話で言われていたのだが、私の席が用意されてなく、カウンターだけは空いているとの事でひとりだから調度いいわとばかりに着席すると、ママさんが「Iさんのお知り合いなら一緒に座ってあげて」というので話し相手が出来、かえってホッとした幸運はまだまだ続く
開演直前に岡本さんが入って来られ、前半はカウンターに一番近いテーブル席で生徒さん達に囲まれ、所狭しと聴いておられたが、休憩タイムでは「あの席は暑い暑い」と私の隣のIさんに話しかけてきた。こちらは反対に寒いくらいだったが、飲む男性の方には調度良いかも。Iさんが勧めて岡本さんが私とIさんの間に座られたのだ 一時間たっぷりの休憩タイムに、岡本さんといろんなお話が出来、お店と親交の深いお客様のバースデーとも重なる日らしく、会場に美味しいケーキと高価なシャンパンが振舞われ、しかもIさんとも岡本さんとも親しい、歌手のかとうのりこさんからも声を掛けて頂き、不安どころかとても素晴らしい夜となったのだ イタリア語の通訳の仕事もされているかとうさんには、去年山田さんとのライブで私がカンツォーネを原語で歌うために、ご自宅へ一度イタリア語の発音を習いにいった事があり、2度目のお出会いだった。
歌子さんの歌は本当に素晴らしく、特に後半は音響もかなりいい音になり、表現者としての迫力に圧倒され、何度も感動を味わったライブであった
そう、今じゃ関西のジャズ&シャンソン界では登竜門と言われているかどうかは知らないが、有名なライブハウスが心斎橋のここ『アートクラブ』
3年前に、パリ祭でピアノ伴奏を引き受けて下さったシャンソン界のピアノの魔術師(と言われているかは知らないが、誰もがそう思っているはず)、田中浩之さんにご挨拶をするために、三田から久しぶりに大阪ミナミまで夜出掛けて行った。その日のライブの伴奏者が田中さんだとチェックはしていたが、歌手には無頓着であった。とにかく、その年の夏、郷の音ホールで私の初リサイタルをやる事が決まり、超大御所の田中さんが伴奏して下さるという事態に酔いしれている真っ只中であったのだ。しかしその夜はラッキーにも、岡本光平さんがメインで歌われる日であった
岡本さんは、そのもっと前に、シャンソンフォーリーという大きなコンサートの舞台で、数々の歌い手さんの中でひときわ異彩を放ち、本物の歌声に酔わせて頂いた方であった。超ラッキー 川西のKさんを誘い、ふたりで『今夜はサイコー』と大喜びして帰ったライブデーであった。
また来ようね と言いながら、あっという間に3年が経ち、やっと来れたのが今週月曜日 何人か誘ってみたものの予定ありで、仕方なく一人で申し込んだ。この日は関西では人気ナンバーワンの『渡辺歌子』さん(東京)のスペシャルライブであった。去年の10月にリッツ・カールトンでのコンサートでゲスト歌手として来られていたのだが、その少し前に、山田直毅さんに「関西の歌い手さん達がみんな惚れ込んでる、素晴らしい歌手だよ、知らないの」と驚かれた事があったので、これはいかん と奮起してKさんと出掛け、そこで想像を遥かに超えた感動を得ていた
そして今回はライブハウスで、お喋りも楽しめて、もっと近くで歌子さんの歌を堪能出来たのだ 1部は7時半から約45分、後半は9時半から。2部制で入れ替えなし。休憩タイムが長いとひとりじゃ辛いものがある。不安はあったが逃したくないチャンスであった。
JRに乗るのに家から何パターンかあるが、道場駅横の公営駐車場が一日置いて400円(前はずっと300円だった)、人気でいつも満車なので、駅近くのお店や、下手したら踏み切り渡って川沿いにかなり歩いたお寺に置かせてもらったりした事もあるが、夜遅いと辺りは真っ暗闇で一人歩きが超怖い。でもこの日は電車に乗るのが夕方5時過ぎだったので、きっと公営Pに空きが出来てるはずだと予測し、道場まで車で走った。思ったとおり空いてはいたが、なんとまた値上げしていて民営と全く同じ500円になっていたのにはショックを受けた 駅は相変わらず無人のくせして~
お店に7時前に到着すると、私の初アルバムを手掛けて下さったIさんが来ていた。その日は予約制で席も決めておくと電話で言われていたのだが、私の席が用意されてなく、カウンターだけは空いているとの事でひとりだから調度いいわとばかりに着席すると、ママさんが「Iさんのお知り合いなら一緒に座ってあげて」というので話し相手が出来、かえってホッとした幸運はまだまだ続く
開演直前に岡本さんが入って来られ、前半はカウンターに一番近いテーブル席で生徒さん達に囲まれ、所狭しと聴いておられたが、休憩タイムでは「あの席は暑い暑い」と私の隣のIさんに話しかけてきた。こちらは反対に寒いくらいだったが、飲む男性の方には調度良いかも。Iさんが勧めて岡本さんが私とIさんの間に座られたのだ 一時間たっぷりの休憩タイムに、岡本さんといろんなお話が出来、お店と親交の深いお客様のバースデーとも重なる日らしく、会場に美味しいケーキと高価なシャンパンが振舞われ、しかもIさんとも岡本さんとも親しい、歌手のかとうのりこさんからも声を掛けて頂き、不安どころかとても素晴らしい夜となったのだ イタリア語の通訳の仕事もされているかとうさんには、去年山田さんとのライブで私がカンツォーネを原語で歌うために、ご自宅へ一度イタリア語の発音を習いにいった事があり、2度目のお出会いだった。
歌子さんの歌は本当に素晴らしく、特に後半は音響もかなりいい音になり、表現者としての迫力に圧倒され、何度も感動を味わったライブであった