上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

敬老会での初舞台♪

2009-09-28 22:19:59 | 日記
 昨日は武庫が丘地区の年に一度の敬老会が、フラワー市民センターホールにて和やかに開催された。その約2,3ヶ月前に、初めてゲスト出演の依頼を頂いた。4つのグループに出てもらいますが、上野山さんはワンマンショーでお願いしますねよ、喜んで…

 午前中は来賓の祝辞や、地域の幼稚園や小学校の可愛い子供達の歌や踊りが披露された そして、お昼の会食 私は、「上野山みどり様 控え室」と張り紙が張られた第一楽屋室で、会長の奥様と一緒に美味しいお弁当を頂いた

 私の母と同じくらいの方で、亡き母の面影を重ねつつ、歌の話で楽しく盛り上がった。思わず出番を忘れそうになったが、スタッフの方が、「少し時間が押してます またお呼びしますので。」と言いに来て下さったので、気楽にスタンバイ出来た。一度会場を覗いてみたが、200席ほどの椅子がほぼ埋まっている感じで、まずまずの盛況ぶり市長も来られると聞いていたが代理の方のようだ。

 やっと私の出番が回ってきた。楽譜を持ってステージへ

舞台ど真ん中に置かれたヤマハC7のグランドピアノ。舞台には私だけ実はあんまりこういうケースは慣れていない。だいたいは、いつもピアニストの伴奏で歌うとか、相棒とふたりでの演奏が多い。三田屋本店での弾き語りは、お食事に来られたお客様によりくつろいで頂くための、BGMである。今回は歌を聴く為に足を運んで下さったお客様方ばかり。お客様の聴く集中度が全然違うのだ。多少緊張しながらも、ポーカーフェイスの私は、愛想を振りまきながらお喋りをし、予定曲を何とか演奏した

 サントワマミー・街角・幸福を売る男・聴かせてよ愛の言葉を・ラ・モンターニュ・川の流れのように

 CDの宣伝は出来なかったが、ひとまず武庫が丘の方々に顔だけは少し売れたかも

 その後、郷の音で知り合いが初リサイタルをしているので、急いで駆けつけ、一部の途中に間に合った引き続きその2階で知り合いの書の展示会が最終日という事だったので、そちらにもぎりぎり間に合う事が出来た

 くたくたになったが、充実感に溢れた一日であったとさ   

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シャンソンと小学2年の子供達♪

2009-09-25 23:08:50 | 日記
 今日はあかしあ台のデイ・サービス『さわやか三田』へ、お呼ばれ演奏に行った。どんどん呼んでちょうだい 美味しいお昼ご飯付きだもの なんぼでも歌いまっせ~っ

 いつものように、カラオケに合わせて、ドジを踏まないようにざっと練習した後、必殺秘密兵器を車に積んで出発した 11時に到着すると、玄関にはたくさんの子供靴が…お婆ちゃま方、お孫さん連れなの?と思いきや、近くのあかしあ台小学校の2年生7,8名が、先生の引率で社会見学?に来ているとの事であった。「今からお歌を聴くんやでぇ~」 「ほな、聴いて行こうかなぁ」  

 即席ステージ(なんとレッド・カーペットがいつも敷かれるのよ)に私が椅子を持っていこうとすると、ひとりの男の子が、まるでミュージシャンのボウヤのごとく、すっ飛んできて椅子を運んでくれた。2年生にしてこのフットワークの軽さ 将来仕事の出来る男になるだろうな~、と感心してしまい、ライブの間ずっと、なにかにつけて僕に話しかけてしまった

 しかし、目の前で体育座りをして横に並んでいる8歳の少年少女達…、その後にいつも金曜にここに通われているご近所のお婆ちゃま方が、これまた横にズラッと、椅子に腰掛けて聴く体制に…。8歳と80歳前後のなんともほのぼのとした客席風景であった

 手を伸ばせば届きそうな子供達を見つめながら、歌った曲は、

『すみれの花咲く頃』『サン・トワ・マミー』『夢の中に君がいる』

椅子を運んでくれた翔太君の横の僕が、ノートに一生懸命に私のお喋りを書き留めている。

『うえのやま みどり  (2行目)うたがだいすき  (3行目)すみれの花さくころ (4行目)サントウマミー』……と書いているのだ

「まぁサントワマミーが日本語じゃないって、よく分かったわねぇカタカナで書くなんて凄いわ トワのワが、ウになってるよん」というと、すかさず消しゴムで翔太君が上のテンを消し始めた 時間の関係もあってか、途中で僕たちは帰っていったのだが、最後に部屋を出た少女が、振り返って「今日は楽しかったです」とキチンと挨拶をしたのには、頭が下がったどの子も礼儀正しいよい子達であった

 しかし…、なんともかとも、わたしゃ歌いにくうござんした何が起こるか分からないから、童謡や唱歌も用意してこなくっちゃね

その後は、気を取り直して?『ラストダンスは私と』『雪が降る』『恋心』『百万本のバラ』を歌った。この家に迷い込んできたピーちゃんも、合いの手が上手で楽しかったし、お庭でここのご主人さんと大型犬の熊のようなワンちゃん(時々見かけるが名前が分からない)が、ジッと聴いてくれているのがなんとも愉快であった。

今日のご飯もとっても美味しかったなご馳走様でした

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ベンジャミン・バトン♪

2009-09-20 18:57:36 | 日記
 シルバーウィークったって、私にゃ全く関係なし。活発に動き回る人間に見られやすいが、実はその反対 海外旅行どころか、国内さえも旅をしない、井の中の蛙とはあっしの事でござんす 特に盆や正月、GWや今回のSWみたいに、大勢の人間がどやどやと西に東にと蠢いている期間は、三田を離れる事などしない。大阪や神戸に用事で行く場合も、なるべく平日を狙う。なんせ、お酒にも弱いが、人混みにも酔い易いタイプだ ちなみに以前のブログにも書いてみんなにおおいに笑って頂いたが、私の姉は人混み大好き バーゲン大好き お酒は底なし 足して2で割って欲しかったわ、天国の母よ

 …いつものごとく、前置きが長くなったなぁ

 今日のテーマは、昨日友達に借りて観た洋画、『ベンジャミン・バトン』
 私は映画が大好き でも、いつも話題になっている時に観たためしがない。忙しさにかまけて、もあるにはあるが、つい見逃してしまう。この映画、どうしても観たいわけでもなかった。ブラッド・ピットは特にフアンでもなかったし。
 借りた物は早く返す性分なので、早速昨日の夜にパソコンでヘッドホンをして、じっくりと観賞した

 こんなに美しくも切ない映画だとは思いもよらなかったので、それはそれは期待以上の感動であった そして、さらに素晴らしかったのがディスク2だ 観ようかどうしようか迷ったが、観て大正解 映画にまつわる悲喜こもごものエピソードが満載であった 監督の作品への想い入れ、出演者一人ひとりの実にバラエティに富んだパワフルなコメント。

 撮影の舞台に選んだのは、この大昔に書かれた作品のイメージにかなり近い、100年前の町並みを残したニューオリンズ。なんと、街を壊滅状態にしたあのカトリーナとリタの襲来の直後に撮影が始まったという。住民がほとんど非難していて、人手が足りず、どんなに苦労があったか、等など、知られざる裏話もとても感慨深く、映画を造るという事が、莫大な資金繰り以外にも、現場でのとてつもない集中力・精神力・パワー・信頼感と、そしてなによりも、10年以上も映画化を諦めずに大切に企画を推し進めてきた少数の人たちの信念によって実現したのだという事実が、私に映画以上の感動を与えてくれた

 俳優のコメントの中で最も共感出来たのは、ベンジャミンの母役の『クィニー』の言葉であった。それは、私がずっと心の柱にしている人生のテーマそのものだった

「この映画は、‘無条件の愛’の究極の形だわ。人は愛を与えるために地球に生まれてくる。人間の魂は死んだら肉体から離れる。それが人生よ。生きてるうちに精一杯愛するのが幸せな人生だと思うわ。」

 映画の中でベンジャミンが何気なく呟く。「永遠の愛などないんだ。」

 でも、愛し合う二人は、それぞれに無条件の愛に生き抜いた。

 監督は言う。「ブラッド・ピットは最初に脚本を読んだ時、『これはラブストーリーだ。』と言った。違うんだ。これは死をテーマにした作品なんだ。それを彼に言うと、もう一度脚本を読み直し、納得し、この人物の一生を自分ひとりでやらせて欲しいと言ったんだ。」


 映画にハマリそうな秋の夜長が、待ち遠しい気分…


 
 
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ライブ録音♪

2009-09-15 10:03:04 | 日記
 9月9日のエルボンでのフレンチ・コンサートの模様を、やはりどうしても録音したくなり、前々日〈島村楽器〉に電話で問い合わせると、ローランドのエディロールが一個だけ在庫にあるとの事 ついでに「ネットで買うと2千円違うんですぅ…〉と言うと、ネット価格にします と もう迷ってる時間もないし、速攻買いに走った 去年同じ店で仕事に使うミュージック・プレイヤーを買ったが、ほぼ同額の代物でお取り寄せと言われたので、今回在庫があると言われ、なんだか私を待ってるとさえ思い込んでしまった

 家で早速録音練習し、翌日も取説をろくに読んでないので多少不安だったが、リハがちゃんと録れていたのにすっかり気を良くして本番に臨んだ
 
 ところがだ 家に帰って聴いてみると、本番だけが録れていない 前日の練習やリハしか残っていないのだ な、な、なんでよぉぉぉ~~~~~~

 泣いても始まらないので即諦めた

 で、失敗は成功の元。こうやって何でも成長していくのよ という事で、気を取り直し 先週の第2土曜の定例ライブを録音してみた 今度はバッチリ

 10年使い込んでとうとう潰れたMD機器とは断然違い、パソコンと繋いで編集やCD作成まで出来るという優れものだ 今までどんな機械物も、そう、ローランドのエレピだって、多種多様な機能が付いているというのに、取説ぎらいな私は、機能の2割ほどしか享受していなかったように思う。今日を限りに、苦手意識とおさらばしようではないか 完璧にエディロールを使いこなせるようになれば、必然的に苦手なパソコンとも、もっと楽に付き合えるようになるだろう。頑張るしかないな 

 昨夜遅くまで、といってもシンデレラはオバサンになっても夜更かしは大の苦手 12時過ぎまで パソコンにエディロールを繋いで、エルボンでのリハ2曲とハチブオンプでの本番を転送し、添付されていたオーディオソフトをインストールし、またもや2時間くらいは四苦八苦しながら、諦めたころにやっと編集画面とご対面可能になった か、感動 そこからはしょうもないMCをカットしたり、楽しい作業が始まった でも、問題が一つ。それぞれの曲がひとつのファイルになってしまい、メールで誰かに送ろうにも、20分ほどのデータになってしまう。早急に取説を読破し対処しないと。

 土曜のライブの目玉は、やはりクリスタル・イブならではの「ザ・ピーナッツメドレー」。ブログに載せて、世界中の皆さんに聴いて笑って欲しいもんです。

 なあんてね、夢が広がるわぁ~
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エルボン・フレンチコンサート♪

2009-09-11 10:18:02 | 日記
 アコースティック・ギターのかよちゃんの伴奏でいろんなジャンルの曲を歌うユニット→名前がまだない 仮に、「風のささやき」としておこうか

 今年の5月に、ユニット結成初のライブをイタリアンレストラン「ポコポコペペ」でやり、今回9月9日が第2弾。前回はママからの依頼によるもので、ケーキセット付きでのライブだったが、今度はギターのかよちゃんが、有馬温泉街近くのフランス料理店「エルボン」に直接企画を持って行き交渉したもの。なんとポコポコペペのママが何年もエルボンの厨房で働いていたと聞き、不思議なご縁を感じてしまった。

 朝9時に家を出発し、有野台のかよちゃんちでサッとリハーサル かよちゃんの車で現場へ向かい10時に到着。私の大事な30キロはありそうな PEAVEY の音響セットを2階まで運び、それだけでも息切れと体力消耗 ま、裏方も出来ないとこのご時世、仕事無くなるもんね 本番まで2時間もあればパワーも充電オッケーさっ

 モーニングのお客様もいる中、気にせずステージのセッティングに集中
マイクチェック中にもう早いお客様が到着 私のお客様はいつもとても早くから場所取りに来られる方が多い。お客様の聴く体制に気合が入っていると、こちらとしてもやりがいがあるというものだ

 12時にフレンチのコースがスタート。半からライブをスタート。まず、かよちゃんのギターソロでジャズのナンバー「Night And Day」 続いて私がステージに上がり(ステージ?…段はなく、フラットだけど)「One Note Samba 」 「Cheek To Cheek」を歌った。そこで皆さんにご挨拶 そして前のブログに書いた曲をすべて熱唱し、最後に鳴り止まぬアンコールの拍手に応えて ディック・峰さんの「リンゴの木の下で」を歌った。(なんでやねん!!)

 ライブとしてはいつになく緊張もせず、歌もお喋りもリラックス出来たのがとても嬉しい。が、私のお客様が何人も苦笑いされているのを不思議に思いながら歌っていたのだが、理由は一番前の私のすぐ横のテーブル席がとてもお話が弾んで、ライブを聴いていなかったせいだった。う~ん 難しい問題だ かよちゃんはとても気にしていたようだが、私自身は最初のMCで、「お食事をしながらのライブなので、カチャカチャ、ペチャクチャはどうぞ気を遣わないで下さいな。」と言ってしまってる訳だし(程度によるが)、普段から私は、三田屋本店の弾き語りにしろ、パーティでのお呼ばれ演奏にしろ、ウルサイ中でも割り切ってやってきているので、仕方ない事だと思っている。かよちゃんは、「絶対みどりさん、歌いながら心の中で怒ってるはずやと思ってた」と言われたが、それは全くない。怒りながら歌える訳ないじゃんか ただ、その席の方々はライブが初体験と聴いていたし、お喋りオッケーと私が言ったために、演奏中でも話に夢中になってしまわれたのだ。なんと終了後にその方々からお花を頂いてしまったのだから、全く悪気はない。有難く頂いた

 ただ、周りにいた他のお客様方、特に奥の席の方々には、デザートが出た頃くらいから、うるさくて歌が聴こえにくかったと後でメールを頂いたのだが、気にされたお客様には本当に申し訳なかったと、ただただお詫びもうしあげます お料理には皆さんご満足だったご様子で、まぁ、良かった良かった
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