上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

姫路の童謡唱歌教室…♪

2012-01-29 22:12:19 | 日記
 毎月第4水曜は、姫路へひとっ走り。ちょうど去年の1月からスタートした『童謡・唱歌教室』のお稽古日。あっという間に2年目に突入した。前日の天気予報では兵庫県では雪になる恐れが…。愛車ノートのタイヤは6年前に替えたっきりで、一度前後を替えてはいるがスタンドに寄る度に「替えないと危ないですよぉ~!」と言われ続けて一年になる。私は自慢にする気はないが、高速ではつい飛ばしてしまう質である。人生のほんの折り返し地点で、まだ死にたくはないなという訳で、めでたくタイヤを新調する事に決めた。車に詳しい兄貴に相談すると、「みどりなら、安いタイヤでも大丈夫だ!」(…なんでやの??)と言われたので、今履いてるのよりワンランク安いタイヤに替えてみた。そのついでに、「エンジンオイル、いつ交換したんですか?!」「忘れました…。」ということで、それもお願いした。こんな調子でメンテに全く無頓着な私が車を乗り回すのは、考えものだと思い始めている。でも三田に住む以上は当分仕方ないよなぁ~。ゆくゆくは駅近のマンションで、車のない生活をしたいものだと夢見ているのだが…。

 行きはすこぶる良いお天気で、思いっきり歌の練習をしながらいつもより気持ち早く教室に到着。(そう。さらにスピードアップね♪)先月もお稽古はあったはずなのに、年を越したというだけでなんだかお久しぶりムード。でも、一年前の春の曲をおさらいすると、皆さんよく覚えていて綺麗にハモれてなかなか素晴らしい!本当に熱心な方ばかりで毎回私は感心させられる。今月は「白いぶらんこ」と「思い出のグリーングラス」。このところ音はとれてもノリが悪いので、メトロノームを使ってキッチリとリズムに乗るよう指導しているが、なにせ月に1回のお稽古なので、毎回元に戻ってしまう。終わりかけになるとなんとかいい感じに仕上がるといった具合である。でも皆さんとっても楽しそうに、『時を忘れた少女』達のごとくお稽古に没頭してくれるので、私もやりがいがあるというものだ。

 4時に終了し何気なく窓の外を見ると、音もなく静かに雪が降りしきっているではないか!タイヤを替えたといったって、スタットレスではなくてノーマルタイヤである。あたふたと慌てて片付けをして駐車場まで行くと、嘘のように雪が止んでいた。まるで私を冷やかしているかのような2日間であった。まぁ、こうでもせんと、タイヤ交換せんやつやからな、と神様が案じて下さっての事であろう。今日も無事に帰れて感謝であった。
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お次は神戸で新年会…♪

2012-01-23 13:13:02 | 日記
 雨の上がった日曜日。今度は新神戸駅前にある、クラウンプラザホテルでの新年会に招待された。お昼ギリギリに駆けつけると、主催者のタマコさんがとても可愛らしい衣装を着てお出迎え。それまで、超パワフルでハイテンションだという噂を耳にしていたので、男勝りのイメージを持って出向いてきたのだが、なんとも可憐でキュートな印象の彼女であった。

 そして美味しいバイキングとフリードリンクで身も心も満足する中始まったジャムセッション。参加者の半分位はミュージシャンだという。その中でもやはり多いのはボーカリスト。次々と2曲ずつ楽譜を持って舞台へと参上。聞くところによると皆さん、プロとして関西のライブハウスで活躍中の方ばかりという。ひえぇ~~!もう何年もジャズを歌っていない私は、いっぺんに気が引けてしまったが、皆さんがそれぞれに音楽を楽しんでいるステージに幾分感化され、何よりギター伴奏の田村太一さんが腰抜かすほど素晴らしいので、このチャンスを棒に振るなんて勿体無い!との思いで私も歌わせてもらったのである。曲は、コール・ポーターの『Night and Day』と『I've Got You Under My Skin』

 いや~、日頃から歌っていないとアカンもんですな…。でも、流石に田村さんのギターは、魂が躍動するような、実に素晴らしい音の魔法のようであった。そして整体師の久保氏(ピットブル久保 友人曰く『神の手』を持つ整体師)も後から駆けつけ、セッションに参加したのだが、何を隠そう彼はブルースハープの世界チャンピオン。田村氏対久保氏のブルースセッション対決が繰り広げられ、会場は興奮の渦に巻き込まれた。ああ!なんと贅沢なひととき。



 ラストを飾るのはもちろん主催のタマコさん。様々なお顔を持つ彼女はある会社の社長さんでもあり、吉本の芸人でもあると聞いている。CDも出されているそうで、その中からご自身のオリジナル曲「大切なひと」という歌を中国語と日本語で歌われた。その時の写真がこれ。チャコさんというヴォイストレーナーの女性がピアノを弾き、写真に入っているのがギターの田村氏とタマコさん、そしてブルースハープの久保氏である。

 多くの新しい出会いと感動を得られた、濃縮型の2日間であった。

そうそう、私の友人とこのタマコさん、年末のホノルルマラソン(フル)で夢の完走を達成してきたとのこと。事前に毎日の犬の散歩と、2回ほど近所を走っただけでの参加と聞いた。たいしたもんだ…!
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大垣での新年会…♪

2012-01-23 11:55:09 | 日記
 雨降る土曜日。私も2年程お世話になっている美容と健康関連の会社の新年会が岐阜の大垣市で行われるという事で、当初予定には入れてなかったのが、車を出してくれる人がいるというので途端に気が変わり参加することとなった。白いベンツでのお迎えで朝から恐縮の至り…。余裕の2時間強で大垣に到着してしまった。喫茶店のモーニングで1時間以上時間を潰し、やっと会場入り。東京から社長も駆けつけ、和やかなランチタイムとなった。私は知らない方ばかりに囲まれていささか緊張もしたのだが、斜め前の席に座られた80代のご婦人が、2年前まではリウマチでずっと寝たきりで、もちろん外出は車椅子、食事も食べさせてもらってたと仰るのにびっくり仰天40歳前に早くもリウマチを発症し、大量の薬を飲み続けてこられたらしい。何をしても良くはならず絶望していたのが、この会社のサプリと出会って、自分の足で立てるようになり食事も助けがいらず、お箸が何十年ぶりに持てるのが夢のようです と生の体験談を語ってくださった。それまでも何人かの体験談を耳にしてきた私だが、この方のお話ほど強烈に胸に響いたことはなかった。

 そこへ一宮に住む高校の同級生すうちゃんが、介護ヘルパーの仕事を終えて駆けつけてくれた。岐阜もかなり広いようで、1時間ほどかけて道に迷いながらも私に会いに来てくれたのだ。 社長と直に会えるなんてまずないことなので、いくつかの質問事項があったようだ。彼女の職場の同僚といっても私たちより2つ上なだけのヘルパーさんが、パーキンソン病と診断され、普段からその方は同じ病気のご老人を何人もお世話してきているので、自分の行く末が手に取るように分かるから、かなり落ち込んでいるとの事。時間をかけて丁寧に分かりやすく質問に答える社長の誠実な姿に、しばし心を打たれる私であった。

 人生、どんなにやりたい事があっても、体がついてきてくれないと気力までいつしか萎えてしまうものだ。口から入るもので体のすべての細胞が再生されていくのだから、日々気を付けないといけないなと改めて実感させられた、有意義な新年会であった。
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ポケットライブ、無事終了~♪

2012-01-19 21:50:34 | 日記
 15日の日曜日、大阪は北新地にあるピアノバー、ポケットにて『昼さがりのシャンソン』ライブに初出演した。

2時開場で2時半開演。前もってマスターから頂いていた資料によると、お店は12時に開き、一人当たり20分ずつのソロのリハーサルをし、3人で歌うオープニング曲とフィナーレ曲のリハをしたらほぼ開場間近のキチキチの段取りのようだ。初っ端から遅れてはならぬ!と12時20分前にスタービルに到着。9階に上りお店の前で椅子にかけて待っていた。12時になりお店に入ったが、私の勘違い。書類を見直すと12時半リハ開始とある。ま、早いに越した事はないが…。まさしく定刻通りにリハーサルが始まった。マイク3本の位置、紹介の手順、次々と待ったなしで段取りを覚えなければいけない。私をお店に紹介して下さった山本のりこさんの出演日に2度ほどお客さんとして聴きにきているが、見るのとやるのとではえらい違い。初出演にしていきなりの司会進行役。リハでは自分のパートの歌詞が真っ白になり慌てふためいたが、有り難い事にその為のリハである。本番はバッチリ何のトチリもなくやり遂げられたのであった。自分のソロ以外は…^^;。

 とは言うものの、新曲初披露で一箇所言葉が出遅れただけである。そんなことよりも、一部は流石にやや緊張して、自分としては歌に集中出来ず、思うように歌えなかったのが心残りとなった。二部ではなんとか持ち直して、歌の中に入れたように思う。





 予想以上にお客様が来てくださり、歌手の方も多くてびっくり!ゲストの星奈佐和子さんや藤井忍さんといった姉御肌の落ち着いたお二人に挟まれ、私は右往左往している新入社員のような気分であった。

 帰りの電車の中で、来て下さったお客様にお礼のメールを送ると、次々と嬉しいお返事がすぐに返ってきた。「本当に楽しいライブだった。」「3人がそれぞれに違った個性で、すごく良かった。」「楽し過ぎてすぐ帰るのがもったいなくて、ぶらぶら遊んでます♪」などなど。感想を聞くまでは実に不安極まりない心境なので、とりあえずホッと胸を撫で下ろすのだが、心底安心するわけではない。自分の反省点はキッチリ落とし前をつけないといけないのだ。さあ、休みなく精進、精進!!
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今年初の新曲は…♪

2012-01-12 19:28:09 | 日記
 今度の日曜の『ポケット 昼下がりのシャンソン』ライブ、手持ちのチケットは完売しました。お申し込み有難うございました♪お店に問い合わせたら、あと数席なら確保可能という事ですので、参加ご希望の方はお早めに私までご連絡下さい^^v。


 初場所にて今年初歌いの私。お初の曲をひとつ。『待ちましょう』というシャンソン。そこで昨夜ネットで調べてみた。(今頃かい!!)以前からなんとなくいい曲だと思っていたが、知らないエピソードに驚いた。

 第二次世界大戦でドイツ軍に占領されてしまったフランスの人々が、この歌に希望を託して歌ったと言われているが、作曲はイタリアのオーケストラの指揮者だったディノ・オルヴィエーリがブッチーニのオペラ「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」にヒントを得て作った曲らしい。フランスで創唱したのはイタリア出身の人気歌手リナ・ケティ。その後戦争関連映画によく使用され、広く世界に知れ渡ったようだ。日本では淡谷のり子が歌っていた。(私は聴いたことないなぁ~。)

 お次は『コメ・プリマ』

 私のレパートリーの『夢見る想い』や『雨』と同じくマリオ・パンゼリの作品。1958年のサンレモ音楽祭では革新的な歌だったようだ。審査員からは不評で予選落ち。因みにこの年の優勝曲は、ドメニコ・モドゥーニョの『ボラーレ』であった。当時はベルカント唱法こそがカンツォーネだ!と思われていて(審査員たちには)、コメ・プリマを歌ったトニー・ダララの「泣きの入ったシャウト唱法」は嘲笑の対象だったのだ。

 しかしイタリアの若者たちは、日本同様に敗戦によるアメリカ進駐軍の影響で「アメリカ物」に敏感で、トニー・ダララにプラターズのトニー・ウィリアムズを、『コメ・プリマ』に『オンリー・ユー』を重ね支持。その結果この曲は世界中でヒットし、新しいイタリアの大衆音楽の方向性を決める革新的な歌となったのだそうだ。



いやぁ~、調べだしたらキリがないが、面白い面白い!歌の一つひとつに生まれた背景があり、時代があり、様々な影響がある。好きな歌には、さらなる愛着が湧いてくる。
作曲家をつくづく尊敬して止まない、大衆の中の私である。
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