上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

気合い出して行こう♪

2010-11-28 21:30:21 | 日記
 あ~、焦っちゃいかんと思いつつ、壊れかけた体に鞭打ちながらイベント準備に追われる毎日。整骨院にはかなり通ってはみたが、ピアノを控えた分、車の運転が増えて結局同じような状況が続く。例によって45分で行けるはずの西宮でのリハーサル会場へも、またまた2時間もかかり 念のため2時間前に家を出て正解 ジャスト5時半に到着 ナビのせいにしても、誰も信じてくれんかった トホホ…。

 リハーサルとは、来月11日の西宮プレラホールでのコンサートのリハ。若いピチピチのダンサーとの振り付けや衣装合わせ(私は踊らんぶつからん様に歌わなアカンのだ)なんだか10年ほど前に市の企画で初芝居をした、大阪の劇団ミクル・ミュージカルと三田市民との合作ミュージカルの時の練習を思いだす。劇団の女優が結婚退職したために、棚ぼたで私に準主役の役がまわってきたのだ 岐阜の兄が、観たがる母と叔母を乗せて泊りがけで公演を観に来てくれたっけ~ お芝居の時の私には始終ハラハラさせられ 歌う時になってやっとホッと落ち着いて観ていられたわ と母に後で言われたな。もうちょっと長生きして、今の私も観て欲しかったなぁ~。

 とにかく、年末までは気を抜けない 例年になく大きなイベントが目白押しだ。気合い出して行こう

 12月4日 岐阜で3人目の姪の結婚式 弾き語りリクエスト『What A Wonderful World』
   10日 姫路市福祉センター フルフルで出演
   11日 西宮プレラホール シャンソンと映画音楽 共演 山田直毅&柚木かほる&ダンサーたち
   16日 帝国ホテル大阪 ランチショウ ゲスト 井関真人さん(東京から)
   23日 姫路市 フルフル出演(午前11時より) 
   〃  三田市 クリスタル・イブのクリスマスライブ キーラーゴにて19時から 
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ボージョレー・ヌーヴォ解禁パーティ♪

2010-11-23 11:00:25 | 日記
 20日の土曜の夜は、結婚式&ウェデイングマナーなどを手掛ける『ラ・ヴィーナ姫路』で、ボージョレー・ヌーヴォ解禁の華やかなパーティでのイベントであった。お馴染み山田直毅さんが毎年出演されているこのイベントに、今年は私がご一緒させて頂く事になった 姫路は、いつもフルフルの相棒んちに車を置いて、福崎からは助手席なのでいいのだが、フルフルの仕事ではないので自力で行かねば… 案の定またもや道に迷ってしまった が、流石はみ~ちゃん。勘は鈍いが準備は万端 2時間前に出たのでなんとか間に合った

 着いてみてビックリ ホームページで観ても写真では広さが分からず、こんな立派な舞台があるとは もっとゴージャスなお姫様ドレスを着るべきであった…そんなん、ないか 山田さん、ごめん

 いつもより結構な曲数であったが、お客様は何百人いらしただろうか、大変な賑わいの中、舞台の方を観て喜んで聴き入って下さる方々もいて、とても楽しいステージを勤めさせて頂いた 終わったあとには、美味しいオードブルの盛り合わせと自家製のパン お土産にフランス製のワインも頂いた

 帰りは、山陽道の行き方を山田さんからしかと聞いていたのに、なんの戸惑いも無く、親しみのある中国道の表示へと進んでしまった私であった 不安になった私は、すぐ山田さんに電話した。まだ何も言うてへんのに、

 「あ~~~~~ もしかして…

 「そうそう さんざん『左車線のままやで~』と言われたのに、右の中国道へ行ってしまったわ~ でも、中国道でもいいやんね

 そこは播但道であった

 「もう絶対右へ行ったらアカンよ岡山行ってしまうで


 ま、方向は間違っちゃいないという事で、一件落着の夜であった
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ホームページ開設間近♪

2010-11-18 21:15:03 | 日記
 中学3年の初めての同窓会が、去年5月だったか犬山ホテルで行われ、ブログにも書いたが○○年ぶりの再会は非常に盛り上がり、まだ発売前の私の初アルバムの予約注文までたくさん頂いた、幸せ溢れるひとときであった 

 その2次会の席で、中学当時は同じクラスメイトだという認識はあっても、ろくに口を利いた事もなかったY君が、非常に軽いノリでホームページを作ってあげるよと言ってくれたのを一年以上経ってふと思い出し、その時もらった名刺を頼りにメールでお願いしてみたところ、冗談ではなく、あれよあれよという間に完成間近という段階になっている。夢みたいだ今、最終段階なので、近いうちに公開出来ると思う

 そして、そして私のオリジナル曲も、密かに(密かにならんやろがっ)手掛け始めた友人も出没 これも大切に一緒に暖めていこうと今、彼女の家で契を交わしてきたところだ なんだか、人の温かさが骨身に沁みる今日この頃である そういや、高校のフォークソング倶楽部の同窓会も、今年3月に江南のライブハウス『温カポ』で始めて行われ、その時来なかったすうちゃんと夏の終わりに会ったときにも、私に詩を書いてやると言ってくれたっけ すうちゃん、その後どうなったぁ~


 明日、明後日と続けて姫路だ。福崎も最近近く感じるようになったが、流石に姫路はまだ遠いな 今日も首が痛い。早く寝る事にしよう…枕がアカンのかいなぁ…
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またまた姫路にて♪

2010-11-12 21:04:24 | 日記
 昨日は、フルフルの相棒である喜久美さんに半年前から声を掛けられていた、姫路市のイベント『心の祭』の日であった。彼女は4度目の出演で、私は今年が初めて。姫路となると、まずは中間地点になる福崎の彼女んちにマイカーを止めて、彼女の車に乗り換えるので、会場に着いても地図でいったいどの辺に自分が位置しているのかが皆目分からないのだ。観月祭ライブの時もそうだった。5月の新北京ランチコンサートもしかり。

 今回は古い家屋を改築して、町家として地域に開放してはる『大野邸』でのライブで、着いてみると、三田本町商店街にある秤屋を改築して地域交流の場として開放している『縁』をもっと大きくした感じで、非常によく似た雰囲気である。落ち着くなぁ~ でも、さ、さ、寒いぜよ

 朝8時半に三田を出て、会場には10時頃到着。相棒の音響機材と私のエレピを降ろして舞台にセッティングし、音のバランスをチェックしただけでそそくさと2階の控え室へ。ここも、寒かった 熱いお茶が欲しかったが、人手不足のようで誰も気づいてはくれなかった ガタガタと震えながらの1部の演奏(歌声30分とミニコンサート30分)を終えて再び控え室へ。ちょうどお昼どきだ。お弁当と熱いお茶と、なんと電気ストーブが運び込まれて、途端に幸せ気分になった 古くてやたらとデカイ家屋なので、ほんま冗談抜きの寒さで、最初ストーブがないのは予想外であったが、フカフカ座布団の上以外に体をずらせない状況であったから、お昼休憩からはやっと普段の自分に戻る事が出来た

 お腹がホカホカになり、いい心持ちで2回目の舞台へと上がると、広い和室に敷き詰められた座布団にびっしりとお客様がおっちんしておられる さっきよりむっちゃ多いやん そして始まった歌声タイム 全員が大きな声で歌いはること 歌いはること まぁ、遠慮のないこって 老若男女、音程もしっかりとれていて歌がユニゾン(ひとつの音)に聴こえるではないか。素晴らしい 相棒と、『このお客様たち、このまま来年スタートする童謡・唱歌教室に来て欲しいよなぁ~』と思わず口走ってしまった。

 私たちの合間のお喋りも実にラフで、緊張感も全くなく 会場はいつの間にかほっかほか 『瀬戸の花嫁』の楽譜を探してるうちにバサバサと楽譜を落とした私は、間の抜けた声で『ちょっと、まちや~。』と言いながら『アハハハ、ここ町家やんか~。』と自分ひとりでうけて大笑い。相棒はすっかり呆れていた。お客様の反応はどうやったっけ一切気にせず、すっかりマイペースな私。いつもと違う私であった


 終わってみると、皆さん『漫才みたいで楽しかった。』『貴女の声で、テネシーワルツが聴きたいわぁ~。』などなど、和気藹々と話しかけてきてくれはった

 そしてとうとう、ブログでのコメントのみのお付き合いであった『池ちゃん』が、お片づけしている私に名乗りを上げてきてくれたのだ あまりにイメージと違い驚いた私は、長いこと池ちゃんの手を握ったまま離さなかったっけ。予想外に若い『池ちゃん』であった。ああ、私より若いなんて…。てか、勝手に年上のように思ってた私が悪いんやね すんまへん、池ちゃん。また聴きに来てね
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夢のようなジャズライブ♪

2010-11-08 18:03:34 | 日記
 『みどれ企画第一弾・スペシャル・ジャズライブ』


 言葉にすれば少しずつ色褪せていくような、ずっとこのまま胸の中に、密かに熱い感動を閉じ込めておきたいような、そんな気持ちにさせてくれた土曜のライブであった。ああ、今もまだあの音が、あの光景が、思い出そうとしなくても瞼の裏で勝手に蘇ってしまうのだ。

 オープニングでのフィリップのソロ演奏「テイク・ファイブ」が始まった途端、私が挨拶で話した通りの、摩訶不思議な、宇宙を遊泳させてくれるようなフィリップの幻想の世界へと、全員が引きずり込まれてしまった。まだ歌が始まる前の初っ端だというのに、彼が弾き終わるや否や割れんばかりの拍手の嵐。その中を潜って、前座で2曲歌う事になっていた私は、心の中で、この空気をぶち破ることにかなりの抵抗を感じながらステージへと向かった。普通なら誰もが引き続き彼のソロを願うに違いないのだが、そこは地元キーラーゴに集まった、ほとんどが私の旧知のお客様たち。温かい拍手で私を迎えてくれた。

 私が、腐れ縁のジャズボーカリスト・河村恭子ちゃんの為に初めて企画・プロデュースしたスペシャルなジャズライブ。私の日頃ご愛顧頂いているお客様に加え、毎日新聞を見て尼崎から来られたお二人やお店の常連さんで総勢38名、狭い店内は超満員。さあ、滑り出しは文句なし!

 「I’ve Got You Under My Skin」「Quiet Night Of Quiet Stars」を私が歌ったあと、本命の恭子ちゃんにバトン・タッチ。彼女とはよく思い出してみると、「22歳の別れ」ならぬ「22歳の出逢い」。かれこれ○○年の付き合いだ。「もっともっと上手くなりたいよなぁ~!」「あんたはええやん、上手いやんかぁ!」などと、ずーーーーーっとお互い身内で褒め合い慰め合ってきた親友である。フィリップの音の世界に惚れ込み、彼とライブがやりたい!という彼女のささやかな願いが、三田でこれほど完成度の高いライブとして実現する事になるとは夢にも思っていなかった。(2人のライブは、三田以外では何度も行われているが。)

 彼女の歌も、フィリップの世界に上手く絡み合い、溶け込んで、彼女の素晴らしい感性が余すところ無く滲み出ていたように思う。「Fly Me To The Moon」「赤とんぼ」「The Man I Love」等など、全部で10曲ほどを優しく、可愛く、エモーショナルに歌ってくれた彼女の、歌の成長振りには驚かされた。それを言うと「フィリップだからやねん。」まさしく言えてるかも。私もこの10年ほどはシャンソンに傾倒して、ほとんどジャズを歌っておらず、かなり緊張するかと思って不安ではあったが、彼の伴奏は「何も怖がらずに、さあ、僕の腕の中でリラックスして、自由にお喋りしてごらん。」と言わんばかりに、イントロが始まったとたんにすっぽりと温かい磁場に包まれてしまったのだった。

 「みどりちゃん、ほんまに有難うな。あんたのお客さんはみんな温かいなぁ~。」


 やって良かった。いつか、郷の音ホールでのコンサートを企画してみたくなる。私もプロデュースの面白さを少し感じてしまった。歌ってくれた彼女の感動と、聴きにきてくれたお客様の感動と、厨房から慌てて飛び出してきて、「あのピアニスト、何者やねん!?凄過ぎるわ!みどりちゃん、ギャラ大丈夫なんか!?」と私の耳元でささやいたマスターの感動、みんな合わさって、私に最高の感動を与えてくれた。

全ての事に感謝!
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