私のハンドルネームの由来についてお話します。5年前にインターネットを始めた頃、「トゴル」というサイトで見つけた壁紙に「midnight town」という名称の壁紙がありました。midnightなのに、街がブルーと黄色のパステルに含まれていて、明るくて綺麗!なことに心惹かれて、その壁紙をしばらくは使っていたものです。壁紙としては使用しなくなった今でも、midnight townという架空の街のことは私の脳裏から離れてはいません。「polaris」は言わずと知れた「北極星」のことです。『冬のソナタ』でチュンサンがユジンにpolarisとは何なのか?を伝えるシーンの美しさを、その透明な冬景色の鮮やかさと共に、私は今でも忘れることが出来ません。rayは直訳すればレントゲンなどの「光線」のことです。rayとは全体を包むじわっとした複合的な光のことではなく、一条の強い光線のことを意味しています。「ray of hope」は一縷の望みと訳します。こんな使い方もあるんですネ。私の友人で、L'Arc~en~Cielが大好きな人がいて、彼らのCDアルバムの「ray」を、一時、私の愛称に取り入れてくれていたことがあったので、私の中で、「気になっていた」り「記憶に残って」いたりした単語を繋ぎ合わせて出来上がったものが、すなわちmidnight_ray_polarisというわけなのです。あっという間に偶然のように思いついて出来上がったハンドルネームですが、とびきりのお気に入りです。でもちょっと使い古した感じにもなってきたので最近、もう一つのハンドルネームを、私の大好きな‘彼’との共同作業で作りました。でも、そのハンドルネームはあまりに宇宙的で荘厳すぎるので、まだ私に十分には馴染んでくれていません。仏壇の中のお位牌を扱うように大事に扱っています。恐れ多くて、そのお位牌を仏壇から持ち出すことが出来ない・・今はまだそんな心境でいます。尤も、お位牌は仏壇から持ち出してはいけないものですよね。ハンドルネームとお位牌なんてたとえが悪すぎですが、何故か、仏壇とお位牌を連想してしまいました。
「おひとりさま」という概念があることを最近知りました。「おひとりさま」には5つの定義があります。
1.「個」の確立ができている大人の女性
2.「自他共存」していくための、ひとつの知恵
3.仕事も恋もサクセスするために身につけるべき生き方の哲学
4.individual
5.通常は、一人客に対する呼称
(→http://ohitorisama.net/ohitorisama/contents/idea.html)
一人で気軽に入れるお店や宿泊施設も増えているそうです。精神分析の分野でも、イギリスのウイニコットという人が「ability to be alone」という言葉で「一人でいられる能力」が対象関係の大前提であるとして、その能力を培うことの重要性について特筆しています。他者との関係の中に居て、しかも「自立」していられる能力の礎となるものが「ひとりでいられる能力 (ability to be alone) 」というわけです。一緒に居ながらそれぞれが安心して『ひとりでいられる』状態」は「自分自身」を保ちつつ他者と安心して関われる自我の形成にとって不可欠の要素となります。「ability to be alone」が土台にないと、二人の関係を楽しむことも覚束ないなんて・・人の成長というのは、とても逆説的に進んでいくものなのですネ。ところで、私の家の近くにも、おひとりさまを積極的に大歓迎してくれる『table for one』という名前のお店が出来たくらいですので、おひとりさまはどうも時代のトレンドのようです。ところが、私はどうしても、この「おひとりさま」という言葉が好きになれません。優れた名前が与えられることによって、その名前に相応しい斬新な概念が立ち上がることもしばしばありますが、「おひとりさま」という言葉を、私は恥ずかしくて堂々と使う気になれないのです。困ったことです。ちなみに、「一人静」というタイトルは昔ながらの京都の雅な和菓子を連想してつけました。また、ひらがなの「ひとりしずか」とは義経がこよなく愛した清らかな白い小さな花の名称です。(上の写真が「ひとりしずか」です。)
1.「個」の確立ができている大人の女性
2.「自他共存」していくための、ひとつの知恵
3.仕事も恋もサクセスするために身につけるべき生き方の哲学
4.individual
5.通常は、一人客に対する呼称
(→http://ohitorisama.net/ohitorisama/contents/idea.html)
一人で気軽に入れるお店や宿泊施設も増えているそうです。精神分析の分野でも、イギリスのウイニコットという人が「ability to be alone」という言葉で「一人でいられる能力」が対象関係の大前提であるとして、その能力を培うことの重要性について特筆しています。他者との関係の中に居て、しかも「自立」していられる能力の礎となるものが「ひとりでいられる能力 (ability to be alone) 」というわけです。一緒に居ながらそれぞれが安心して『ひとりでいられる』状態」は「自分自身」を保ちつつ他者と安心して関われる自我の形成にとって不可欠の要素となります。「ability to be alone」が土台にないと、二人の関係を楽しむことも覚束ないなんて・・人の成長というのは、とても逆説的に進んでいくものなのですネ。ところで、私の家の近くにも、おひとりさまを積極的に大歓迎してくれる『table for one』という名前のお店が出来たくらいですので、おひとりさまはどうも時代のトレンドのようです。ところが、私はどうしても、この「おひとりさま」という言葉が好きになれません。優れた名前が与えられることによって、その名前に相応しい斬新な概念が立ち上がることもしばしばありますが、「おひとりさま」という言葉を、私は恥ずかしくて堂々と使う気になれないのです。困ったことです。ちなみに、「一人静」というタイトルは昔ながらの京都の雅な和菓子を連想してつけました。また、ひらがなの「ひとりしずか」とは義経がこよなく愛した清らかな白い小さな花の名称です。(上の写真が「ひとりしずか」です。)
もう、少し前のことになってしまいましたが、フジテレビの『ミュージックフェア』で鈴木雅之のデビュー25周年をお祝いした特集を放送していたことがあります。その番組のオープニングは、後藤真希とのデュエット(鈴木雅之自身の手による「渋谷で5時」という曲)で飾られていました。ため息が出るほど・・それはそれはステキな、二人の雰囲気だったのです。曲そのものも、都会的でポップで躍動感があって・・と申し分ないのですが、とにかく後藤真希がひときわの出色ぶりだったのです。ゴマキのあまりのチャーミングさにただならぬ驚きを感じた私は、早速、友人にその気持ちを興奮気味に伝えました。友人いわく、「ゴマキはおじさんキラーだから、おじさんと一緒にいると輝くのよ!」とのことでした。そうだったんですネ!誰かといることで、自分や相手だけでなく、その関係自体や関係を包む時間や空間をも輝かせることが出来るなんて・・まるで魔法の世界を垣間見たようで・・その‘特別な気分’は、私の中でしばらく続いていました。