南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

幼稚園の生活&警察

2006年08月03日 | ミクロネシアの生活
昨日は、幼稚園に朝から出勤しました。

幼稚園ではアシスタントの先生もきて、メインの先生と僕と3人で壁面を作りました。アシスタントの先生は僕がつくる22人の子どもの服を紙で一枚一枚丁寧に作りました。途中でいなくなったので全部できたのかと思ったけど、未完成でした。

メインの先生は、昨日はどことなくよそよそしかったですが、今日は彼女がいまつくっているハート型のデコレーションを見せて「これはどう?」と聞いたり、「チョウチョを作って」といって聞いてきてくれて、僕が一つ作り「このやりかたで
作ったらいいよ」と自分で作ることをすすめると納得して頑張って作り、「これきれいにできたでしょ」と嬉しそうに見せてくれました。

作るときも鼻歌で僕が歌っていた「島人ぬ宝」をずっと口ずさんでいました。
ちょっとだけど、気持ちが近づいているような気がします。

あと、昨日幼児の名簿をもらったので、名前だけ書いたチェック表をつくったり、
日本式だと怒られるかも知れませんが、先生の書類上は男女をわけるといろんなことがスムーズに書類に書けるよ。と伝えると「それはいいから書類を作ってほしいと言われました」

他にも楽器がないというので、ペットボトルで作れるし、その中に近くの海にある
貝を入れたらいいのでは?と言いました。それなら取りに行くというので、「取りに行って先生が準備するのも良いけど、子どもが自分で取ったら、もっと楽器に親しみがわくと思うよ」と話しました。それも「そうか」となっとくしてくれたようです。
まだまだこれからですが。

その前に朝6時過ぎから洗濯しました。は2層式ですすぎの時に水を自分でホースを持って入れ続けないといけないので、洗濯にかかりきりになります。

でもこの家で洗濯をして助かるのは、水がとても豊富にあることです。
お祖父さんにそのことを聞くと、井戸水ではないのですが、地面の下に水をためて、それを大きなタンクにいれているので、川や地面の水と違ってきれいだし、よほど雨が降らない日が続いてからからにならないと水が出ないことはないそうでせす。

洗濯だけでなく、庭の水もかなり勢いよく出ますよ。
洗濯の後は、豚のえさやりと掃除です。この間1頭売ったので今は9頭がいます。
えさは大きな豚と子どもの豚は異なります。あと、糞を水で洗い流して、水桶に水を入れて、最後に残っているえさに水を少し掛けて食べやすいようにしておしまいです。

豚のきれい好きさには驚きます。

今日の、メインは、警察署。
調整員の方がナショナルスタッフ(現地の人で事務所で働いてくれている人がいます)に言ってもらおうかと言ってくれましたが、ここではなんでもまず自分でやってみたいと思います。煩雑なことや時間がかかったり、いらいらすることは予想されていますが、それ自体を感じることもこの国を知る大切な体験になり、自分の力になるから。

最終的にどうしても困ったときにスタッフに助けを求めることもできるはずだから。

警察では、火曜日に絶対作っておくと言った書類ができておらず、違う部署にまわされ、なんでそんな紙がいるんだと言われました。

そしてその後にまた違うところでチーフがいないからだめ、といれて、またまた違うところに。ちょっと怒りがこみ上げてきましたが、これが実態なのでしょう)
文化の違いを受け止めつつ、自分の考えは出しつつ、この国のやり方を感じ取っていきたいと思います。


コメント (1)
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