南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島のワークショップで訴える

2007年12月14日 | ミクロネシアの幼稚園
今日はワークショップ2日目。

昨日は幼稚園のメインティーチャーを対象にして、今日は幼稚園のアシスタントティーチャーを対象に行いました。

メインティーチャーに比べてモチベーションが低いかな?って思ったけれど、そうでもなく、温かい目で授業を見てくれました。

午後の授業のアクテビティーの紹介でも熱心にメモを取ってくれたり、僕のコメントにうなづく姿も。

昨日も言ったのですが、算数の問題以外にこの南の島には大きな問題があると提案しました。

それは1クラスに2人の先生がいるのに、多くの場合ティームティーチングが成立していないこと。片方の先生が子どもに教えていると、片方の先生は休憩したり、じっと見ていたり、保護者と話したり、事務仕事したり(個人的な事務仕事も含む)
。それってティームティーチングなのかな?って投げかけました。

それは違うという答え。

そうなんだ。僕たちの幼稚園はティームティーチングをするために、2人先生がいるんだよって力説しました。

そして僕がメインティーチャーになり、いつもメインティーチャーをしている先生が僕のアシスタントとして、理解のゆっくりな子どもや騒がしい子どものケアーをしてくれていたことを話しました。
今日みんなが見たことがティームティーチングだと。

それは、僕が今まで見て経験してきたことだから、僕と関連してきた先生には少し、いやかなり耳が痛かったことだと思います。

でも、いいことはいい、悪いことは悪いと名指しではないですが、はっきりと僕たちが南の島の人に伝えるのは大切なこと。

だって、僕たちは南の島に住んでいるけど、一緒住むわけではないから、変なしがらみがなく、いいこと悪いことを相手の立場に立ちながらも客観視して言える立場だし、そういえなければ意味がないと。

いい人間関係を築きたい、いい活動をしたい、そのためには相手を十分に理解しつつ、そのために日々の活動を怠らず、日々我慢強く接することが大切。

でも何も自分から発信しなければ、なかなか伝わらないのも事実。

今日はそういう意味では僕は思い切り言ったのかも?

後悔なんてしない。

自分の考えはこうだって自信を持って言えるものを今までこの南の島で培ってきたはずだから。(人にえらそうに言えるほどではないけれど)

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