南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島に響く洗濯の音

2007年08月30日 | ミクロネシアの生活
今日も南の島の昼下がりのお話。

朝、これは天気だと6時に起きて、洗濯機を回して、洗濯物を干して家を出たものの、ポンペイの天気は移り気で、途中で雨が・・・

でも僕の家は大丈夫。ちゃんと家族が家にいれば、僕の洗濯物を取り込んでくれています。(いつも本当にありがとう。凄く助かっています)

少し生乾きだったので、昼休みの1時間に干そうとすると、横ではお母さんが洗濯中。
木の棒を使って、パンパンパンと気持ちのいい音をさせています。

もちろん洗濯機もありますし、家族もそれを使うのですが、やはり洗濯は手でする物、自分の手でした方が綺麗になるという考え方です。
確かに、手でした方が汚れは確実に落ちるし、着る物も傷みません。

でも完全に僕などは手洗いという選択、いや洗濯は放棄していますが、やはりこの南の島のお母さん達には、時間がおかけても丹念にするという文化が息づいていることに感心します。

洗濯機も便利、他にもどんどん電化製品など、便利な物がこの島にも入ってきています。もちろん、それに頼っている人も大勢いるはず。それは自分もそうしているので、何も否定はできない。

でも時間がゆったりと過ぎるこの南の島だから、こういう時間や手間をいとわない生活も大事にして欲しいなあと、思います。

もちろん手洗いをされているお母さんが臨んでおられる限りの話ですが。

自分はびしょびしょになっても、自分の洗濯物と言うより、子ども達の洗濯物を綺麗にしようとするお母さん心って、今日本ではなかなか見ることができない光景の一つだなと思います。

こんなお母さんの姿を見て、子どもは自然とたくさんのことを学ぶのだろうと思います。そして言葉にしなくても、自分は大切にされているんだなって感じることができるのでしょう。

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1 コメント

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Unknown (みのり)
2007-08-30 22:16:50
ポンペイのママってスゴイですね  でも、どうして木の棒を使うんですか?
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