南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島の野球出場

2007年12月06日 | ミクロネシアの小学校
朝、小学校の先生が「Hiro今日先生たちの野球の大会があるから参加しないか?」って誘ってくれました。

この島では野球(言葉のそのままでもソフトボール)が盛んです。

でも、日本人が生かせる野球ではなくパワー勝負の野球なので、なかなかローカルに歯がたちません。

でもその先生は「君はアクテビティーだから大丈夫」って。

今日の学校の授業はいつもは3時だけど、2時終了。

もちろん理由は、先生たちの野球大会があるから。
すごい。いつもながら先生中心。

でもスクールバスで、家に子どもを送ってから僕たちが使うんだよって言うから、そんなの当たり前だよって突っ込みたくなりながら、ローカル教員と町を越えていく村までスクールバスに乗るために待ちました。

同僚も女性だけど野球が大好きなのでもちろん参加。

そしてスクールバスを使うので、途中でガソリンスタンドに寄って、みんなそれぞれ1ドル徴収。

そのお金でガソリンを買いました。2ガロンほどですが。

今南の島は、世界的な石油の高騰をもろに影響受けています。
でもこうして、公の部分は南の島の政府から、私的な野球はポケットマネーからだすようにしているのは、すばらしいって拍手を送りたい。

そして、その計算が果たしてあっているかより、1ドルならみんな払えるし、日本人みたいにややこしい割り勘計算をしなくていいから、とても南の島的。

今日はこの間算数ワークショップをした村との試合。

もちろん村対抗なので、本気モード。だから僕はレギュラーではありません。

僕の幼稚園の運転手は凄く上手だけど、今足をけがしています。

彼はサードで3番とわが村期待の好選手。

でもヒットで走っているときに足を痛めたのか、僕がピンチランナーで交代して、そのまま、サードで3番打たしてもらいました。

相手も弱かったし、勝てるゲームだったからかも。

でもローカルの試合に行っても、なかなかローカルの壁は高く、試合に出してもらえないけど、今日は出ることができました。

ショートへの内野安打だけだったけど、サードはどうにか難しい打球もなく、一度送球ミス?相手の捕球ミス?があっただけ。

まあこれから出場するのは難しいだろうけど、南の島でも野球デビューできました。かなり遅かったけど。

でも一番うれしかったことは、冒頭でローカルの教員が最近僕は町と村の学校を掛け持ちしているにもかかわらず、僕に声をかけて誘ってくれたこと。

こういう何気ないつながりがうれしい。そしてこれって長く村で生活しながら活動しているからこそなのだと自分で自己満足に浸っています。


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2 コメント

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Unknown (みのり)
2007-12-06 22:30:13
なんか、先生達メッチャ燃えてますねぇ
日本じゃ、ぁんまり先生達が燃える行事がナイので、読んでて楽しかったです
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反省 (hiro)
2007-12-07 20:56:11
日本では生徒から見て、先生が燃えてないのかあ。
反省しないとね。僕は子供たちにいつも大人になることが凄く楽しみって思えるような存在でいたい、だからいつも楽しく輝いている先生でいたいと思っているのですが。この今の体験もそんな輝いた先生、いや大人でいることのひとつの証なのですが。
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