南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島で泣きそうになった

2007年11月04日 | ミクロネシアの生活
昨日の話

ホームステイ先の子どもの誕生日のケーキをタクシーで取りに行くときの話。

村のタクシーの運転手さんは殆ど知り合い。
昨日乗ったタクシーの運転手さんは、昨年の幼稚園児のお父さん。

いつもは無口なのですが、家族に料理を作ってケーキを取りに行く話を始めると急に「村のみんなも君のことが大好きだよ」って言い出しました。もし君が去る時がきたら教えてくれよ、僕が料理を作って持っていくから、君は本当にいい先生だよ」って。
おいおい、いつもどちらかと言うと無愛想なのに、そんなお世辞ってわかっていても滅茶苦茶嬉しい。

日本でも南の島でも保護者に「いい先生だ」って言われるのが一番嬉しい。それは子どもが僕のことを大好きだと表しているから保護者も感じてくれるし、子どもの成長を通して保護者は教師を評価するはずだから。

そしてその言葉が嬉しかったのは、彼は保護者であり村の人であるからだ。
村の人に「君が好きだ」と言われるのは、村で生活している自分の大きな証だから。

ジーンときた。
言語も習慣も価値観も異なることが多い生活ですが、そんな思いが吹っ飛ぶ言葉でした。

僕は褒めて伸びるタイプな上に単純なので、そういう言葉が大きな励みになります。

他人の評価を期待するのでは決してないけど、人の心に残ることをじっくりじっくり、これからの生活でも大事にしていきたいと改めて思いました。

コメント (4)
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