goo blog サービス終了のお知らせ 

南の島で幼稚園の先生になろう!

活動から19年。現在も現地の教え子や家族から連絡があり、素敵な人と出会えた青年海外協力隊生活に感謝しかない。

選挙のため学校休校

2007年03月06日 | ミクロネシアの生活
今日は選挙の学校は休み。

昨日校長から全員出勤の命令が出たけど、9時になっても来ているのは、2-3名の先生と隊員2名。やはり予想通り。だって他の公立学校は先生休みだって言うところもあるし、それぞれの解釈に任されているみたいです。

でも確かに今日は普段の倍以上の車が行き来しています。
車の多くには選挙のポスターが貼られています。日本のように選挙カーはありませんし、候補者の名前を呼ぶ絶叫もありません。

ポンペイの選挙はかなり熱いと聞いていましたが、世界的に見れば日本の選挙の方がかなり熱い?うるさい?ってかんじがしないでもないです。

結局午前中だけで仕事はおわりというお達しが教育委員会から出て、昼から普段行くことのないビレッジというホテルにあるレストランに。

サンドイッチとかランチは5ドルくらいなので、ビックリする値段ではありませんし、高級なところではないですが、景色が最高です。

本当にリッチな気分になれます。心が。こういう場所って日本にもなかなかないと思います。綺麗な景色という意味だけでなく、心がゆったりできる心がリッチになると言う意味で。

昼から報告書頑張りました。隊員には任期中に5回の報告書作成が義務づけられています。

内容は決まっていますが、枚数は自由。今回も僕はかなり書いているので、読み直し訂正だけでもかなり時間がかかります。

まとまりがないって言われればそれまでですが、今思っていることをしっかりと書き留めておきたいと思っています。報告する義務も大切ですが、自分のためにもしっかりと書いておきたいと。
ブログで様々なことを書いているのも記憶をとどめておきたいという思いからですが、まとめて書く事ってなかなかないですから。

僕の報告書の特徴は、写真がいっぱいあること。
文章がたくさんだと読む気がしないのと、写真をいっぱい使うことでイメージが膨らむのではないかと。

原稿チェックが終わったら、写真選び。まだまだ終わりません。でも3月中旬までに終わらないときりがないので。

週の始まり月曜日でも明日は選挙です。

2007年03月05日 | ミクロネシアの生活
今日から一週間のスタート。月曜日はどうも子どもの集まりが悪い、今回休みが多い原因は2つだと思う。

1、金曜日のウー村のECEDAY予選?が戸外で9時すぎから午後3時まであったため  子どもが体力を消耗した。
2.明日火曜日がポンペイの議会選挙の為、学校が休みで今日休んで4連休。

まあ、この島では日本のように連休を取ってどこか行くと言うことはないので、2はあまり関係ないような。

野球が始まってから、今まで話をしなかった小学生からも話しかけてきてくれる。

どうやら6チームのトーナメントと思っていたが、このポンペイで人気のある?いろいろなファイナルがあるようだ。つまり負けても前に勝ったチームともう一度戦ったり、トーナメントで当たっていないチームと戦ったりと???なゲームメイクが行われそう。

勝敗はいつ決まるの?って感じですが、みんなが楽しければそれでいいような気がします。

夕方、コロニアで会議。

夕食はいつも誰か女性がいるのに今日は男性だけ3名。そこにそのお店の日本人の男性も加わり4名で、話し込んでしまいました。

このままコロニアに泊まりたいところですが、帰らないと・・・
実は明日は選挙で休みと聞いていたのですが、夕方コロニアに行く前にカウンターパートから子どもは選挙で明日休みだけど、校長先生が「先生達は全員出勤だぞ」って言ってたよ、と珍しく知らせてくれました。これって親切、それとも?

じゃあ何故選挙で関係ない子どもが休みなのか聞いてみると「明日は選挙でたくさん車が走るから危ないから」だって。
家にいても結局外に出るから一緒だと思うのですが・・・


大航海中のホクレア号でなんちゃってクルー?

2007年03月04日 | ミクロネシアの生活
今日は、今ポンペイに停泊中のホクレア号を見に行きました。

ホクレア号とは、コンピューターや方位磁石などを使わず、星など空を見ながら自力でヨットを走らせる昔ながらの航海をしようとハワイを出発し、このミクロネシア諸島を経由し、パラオそして日本に行く壮大な航海をしているヨットです。

このクリスマス、マーシャルに行く飛行機の中の雑誌にこのことが書いてあり、是非見てみたいなあとずっと楽しみにしていました。

タクシーに昔ながらの航海をしているヨットが来ているところに行ってというと連れて行ってくれました。最初は写真などをとっていると、ヨットをサポートするお医者さんが日本に昔住んでいたことがあり、話などしていると、丁度ヨットに積む荷物のパッキングをしていて最初は段ボールを押さえたりするのを手伝っていたら、そのうちヨットに乗ってといって、3時間以上ヨットの中でパッキングの作業を手伝いました。他の人にクルーと思われていたみたい。だって他の人は岸壁から見ているだけで乗ることはできないので。

昔のヨットなので荷物を積むところが非常に少なく、荷物もとてもコンパクトにした上に、左右バランスよく、それぞれの場所に積まないといけないので、何度も何度もやり直しながら積み込みました。僕は日本までこのヨットで行くクルーを手伝いました。他のクルーも僕の名前を覚えてくれて呼んでくれたり、日本語で話しかけてきてくれたりと本当になんちゃってクルー気分です。
暑いからって水をくれたり、焼けるよって日焼け止めを貸してくれたり、ほんとに親切でした。途中どこかに行っていた船長が帰ってくると「彼は**って言って、僕たちのことを恭手伝ってくれているんです」って言うと「ありがとう」って握手もしてくれました。

本当に限られたスペースの中で12人が寝起きするので大変そうです。
また停泊中に痛んだ帆を補修したり、ロープを取り替えたり、作業はかなり重労働。
でも船長の指示の元、みんなが力を合わせる姿は、かっこよかったです。

この船の噂を聞きつけ、かなり多くのポンペイの人が見に来ていました。

英語は全然出来ないけど、クルーから「君は英語をよく分かっているね」と誉めていただきました。大体の感で聞いているだけなんですけど、実は・・・・

でも今日は本当に充実した日でした。

ホクレア号の航海の様子はこちらのブログで随時公開されています。

今日は、今ポンペイに停泊中のホクレア号を見に行きました。

ホクレア号とは、コンピューターや方位磁石などを使わず、星など空を見ながら自力でヨットを走らせる昔ながらの航海をしようとハワイを出発し、このミクロネシア諸島を経由し、パラオそして日本に行く壮大な航海をしているヨットです。

このクリスマス、マーシャルに行く飛行機の中の雑誌にこのことが書いてあり、是非見てみたいなあとずっと楽しみにしていました。

タクシーに昔ながらの航海をしているヨットが来ているところに行ってというと連れて行ってくれました。最初は写真などをとっていると、ヨットをサポートするお医者さんが日本に昔住んでいたことがあり、話などしていると、丁度ヨットに積む荷物のパッキングをしていて最初は段ボールを押さえたりするのを手伝っていたら、そのうちヨットに乗ってといって、3時間以上ヨットの中でパッキングの作業を手伝いました。他の人にクルーと思われていたみたい。だって他の人は岸壁から見ているだけで乗ることはできないので。

昔のヨットなので荷物を積むところが非常に少なく、荷物もとてもコンパクトにした上に、左右バランスよく、それぞれの場所に積まないといけないので、何度も何度もやり直しながら積み込みました。僕は日本までこのヨットで行くクルーを手伝いました。他のクルーも僕の名前を覚えてくれて呼んでくれたり、日本語で話しかけてきてくれたりと本当になんちゃってクルー気分です。
暑いからって水をくれたり、焼けるよって日焼け止めを貸してくれたり、ほんとに親切でした。途中どこかに行っていた船長が帰ってくると「彼は**って言って、僕たちのことを恭手伝ってくれているんです」って言うと「ありがとう」って握手もしてくれました。

本当に限られたスペースの中で12人が寝起きするので大変そうです。
また停泊中に痛んだ帆を補修したり、ロープを取り替えたり、作業はかなり重労働。
でも船長の指示の元、みんなが力を合わせる姿は、かっこよかったです。

この船の噂を聞きつけ、かなり多くのポンペイの人が見に来ていました。

英語は全然出来ないけど、クルーから「君は英語をよく分かっているね」と誉めていただきました。大体の感で聞いているだけなんですけど、実は・・・・

でも今日は本当に充実した日でした。

こちらのブログでホクレア号の事は、分かります。

http://hokulea.aloha-street.com/



ミクロネシアがTVで見れます。

2007年03月03日 | ミクロネシアの生活
いつもブログを見てくださっている方。また初めての方でも構いません。

今日は日本にいながら、いつも紹介しているミクロネシアやポンペイの事が分かる絶好のチャンス。

テレビ局がこの間から取材に来て、3本も番組を作ってくれました。

2本はBSのみですが、是非機会がありましたら見てください。

①  『ミクロネシア魅惑の島々』
 チューク州、コスラエ州と合わせて、ダイビングも含めた島全体の様子を紹介しています。
 放送日は、今月24日(土)21:00から23:00までの2時間。
            「BSジャパン」さんで放送されます。
 
②  『夢の古代文明紀行』(仮題)
 今でも多くの謎が残る、世界各地の古代文明1つとして、ここポンペイの「ナンマドール遺跡」が紹介されます。
 放送日は、今月の31日(土)19:00から22:00までの3時間。
            「NHKBS」さんで放送されます。

③  『ぽかぽか地球家族』
  ポンペイに在住する「藤田さんとそのご家族」が取り上げられました。
   藤田さんご一家のポンペイでの生活を、文化を交えて紹介します。
  放送日は、今月31日(土)18:30から19:00までの30分間。
            「TV朝日系列」で放送されます。

お好み焼きでお母さんのBirthday

2007年03月03日 | ミクロネシアの生活
昨日の日本料理はお好み焼き。南の島のポンペイにて。

最近毎週のように日本料理を作っています。

金曜日はいつもいそいそとコロニアに行くのですが、今日はじっくり自宅にて。

お世話になっている今の家族のお母さんの誕生日だからです。

今までのどの家族も素晴らしいけど、今のお母さんは本当にお料理上手です。
だからつい僕も頑張って作ろうかな?と。

ケーキが4つも用意されていました。

そこで夕方早めにこの間食材を買っておいたお好み焼きに挑戦。

なんたって、卵とキャベツと珍しいことに豚の薄切りを手に入れることが出来ました。これってまさにお好み焼きを作りなさいって神様が言っているみたい。

子どもの誕生日ではないので、お年寄りなど年配の方も来られていました。

そして食卓に並ぶお好み焼きに興味津々の様子。

お母さんの誕生日なので、あまりお母さんもたくさん料理を作っているわけではなかったので、これはお好み焼きは大成功と思いきや、お祖父さんに中身を聞かれて「豚肉です」というと「カソリックは金曜日は豚肉は食べないんだ」って言われてしまいました。すいません知識が足りずに・・・

でも一部の熱心なカソリック以外の人は食べてくれました。
なかなか好評だったみたい。特大のお好み焼き5枚がなくなったので。

食事を始めるお祈りも何故か僕の日本語のお祈り。happybirthdayの歌も僕のかけ声とウクレレと子ども達のお株を僕が奪ってしまった感も。

ごちそうより誕生日のメインはサカオ。

南の島独特のお酒(アルコールなし)です。

どろどろしていますが。

久しぶりにまったりと週末を家族と過ごしました。

うん。こういうのもいい。これからもっと週末は、家で過ごそうと思いました。


SURPRISE BIRTHDAY

2007年02月28日 | ミクロネシアの生活
今日は、仲間の誕生日。

今まで仲間の誕生日にはど数々?の企画をしてきましたが、今回はMIDNIGHT SURPRISE。

つまり誕生日に日にちが変わった途端に家に訪問、いや乱入してすることに。

だから今日に変わった12時に仲間の家に乱入してきました。

彼女のBIRTHDAYの為に僕が曲を作って、仲間3人で練習して、音を取ってそれをCDにしてプレゼント。

でももちろん生伴奏というか家に行ってご近所迷惑顧みず?ウクレレで彼女の目の前で披露してきました。

彼女の家は町にあって、僕たち3人は村暮らしなので、まさか彼女は家に来るとはおもっていないだろうから、町のドミで8時過ぎから待機して、12時前にノコノコと歩いて彼女の家に。

歌は今回はしんみり、音楽が大好きなそしてしっとりとしたイメージ作ったのですが。かなりベタですが、ベタというか素直に気持ちを表すことが気持ちを伝えることになるなあって。そんな作詞の才能もないので、ご勘弁下さい。

でもこれでかれこれ、発表した曲は1,2,3,4,5,6,7,8曲目だ。
***は彼女の名前です。

            「*** HAPPY BIRTHDAY」

1,
PIANOをかなでる君は             いつも輝いているね

それはきみが幼いころから          一歩ずつ諦めず歩んできた道

君と出会った この南の島でいつも     君はピアノで素敵なハーモニーを

響かせてくれる   そんな君が素敵だよ

君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君と一緒にこの

時間を過ごせて本当に良かった


君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君と素敵なこの

時間をこれからもずっと過ごそうよ

2,
君が作ってくれる 料理は           いつも心が温まる 

それは君がみんなのことを          とても大切に思ってくれるから

君と出会ったこの南の島でいつも    君はみんなに温かいハーモニー

響かせてくれる  そんな君が好きだよ

君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君とこれからも

素敵なハーモニーを響かせていこう

君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君がいるから僕

等の心に素敵なハーモニーが響くよ

 
怖い話を聞くと   「これからドミ泊まるわ」と言う君
     
怖がり屋でさびしがり屋の         君のみんなが好きだよ

感謝(家族との出会いに)

2007年02月27日 | ミクロネシアの生活
今僕と住んでいる家族は、お父さんが船員さん、お母さんは専業主婦、子どもは9名いますが、今一緒に住んでいるのは4名。他にお父さんからすると弟の子ども(姪)(甥)を1人ずつも一緒に住んでいます。(お祖父さんの家にいるときだけの限定かもしれませんが)

お父さんは日本に船で行ったり、近くの島に行ったりとよく働き、ポンペイでは珍しく犬を可愛がっています。

お母さんが本当に凄い。ポンペイのお母さんなのに?子どもを怒りません。叩く事なんて考えられません。ほのぼのお母さんです。
そして料理がとても上手です。手間暇掛けて作ってくれます。そして料理の中に野菜もたくさん入れてくれます。(これもポンペイでは貴重)
料理もレシピを見たり、ちょっとひとひねりしています。

洗濯のことはこの間のブログにも書きましたが、教会の活動にも熱心。今日も聖書をみながらなにやら書き写しています。どうやら新しい曲の歌詞を書いているようです。
その横で子どもも一緒に聖書を見ています。

お母さんの何事にも一生懸命な姿を見て、子ども達でも学校でいつも表彰されるくらい真面目で勤勉です。

本当に子どもは親の姿を見て育つとは世界共通です。

しょっちゅう家族が変わるのは正直嬉しいことではありませんが、こうして素敵な家族に出会えることは本当にホームステイをしていて、この家で暮らしているからこそ出会えるのだと感謝です。

この島で出来るだけたくさんの素敵な出会いをしたい。そしてその一つ一つに対して「感謝の気持ちを持ち続けたいです。
そうすることで、また新たな感謝する出来事がやってきてくれるような気がします。
家、実際そうです。

「感謝する心は、新たな感謝を呼ぶ」だと思います。
それは自分の思いと異なることが起こっても、そう思えるようにならなくてはなりませんが、無理に感謝するのではなく、心から自然に思えるように感謝したいですし、そうでなければ、本当の感謝とは当然言えません。

日曜日もちょっぴり働きます

2007年02月25日 | ミクロネシアの生活
こう書くと休みがないように思われますが、しっかり休んでいますが今日は他にあまり書くことがないのでその話題。

今日も第三回ワークショップのまとめをしたり、3月に行うYAP(同じミクロネシアでありながら文化習慣が全く異なる島(州))にいくワークショップの内容について少し話しました。

平日にも週一回ペースでMEETINGを重ねているのですが、細かい作業などはやはり週末みんなの本来の活動がないときでなければできないので。

でもそれは、また新鮮な気持ちで行える活動ですし、金曜日の「感動」でも書いたように異なる喜びがあります。

あとたまっているレポートも書かないと、書き出すと次々に「あのことも書いておこう」と思い、最終章にたどり着くことができません。
でもいい加減に切り上げて、レポート出さないと・・・・

心温まるクリームシチュー

2007年02月24日 | ミクロネシアの生活
今日は、コロニアから僕達ウー村とは反対方向に住む仲間が家に招待してくれて出かけました。

その隊員の家には方向が違うこと、タクシーなどがなかなか捕まらないために行く機会がありません。

そんな仲間の活動期間はあと2ヶ月。

とても料理上手で今回はおいしいクリームシチューをご馳走になりました。
(いつもありがとうございます)

その後は、今僕達の間で流行しているモノポリというゲームをしました。
我々の数少ないインドアのレクリエーションのひとつです。

最近そういえば、自分の家に誰かを呼ぶことってなくなってきたなあ。
しかし前に仲間の隊員が遊びにきたいといって泊まったら、おじいさんが家族総出ですごいご馳走を用意してくれて、とんでもないことになったし、気軽には呼べませんが。

こうして仲間の活動や仲間の暮らしぶりを見ると、みんなそれぞれの場所で頑張っているのだなと改めて思います。

家族そろった食卓で親子丼

2007年02月22日 | ミクロネシアの生活
今日はけっこう盛りだくさん。

一日を振り返ってみると・・・・
朝から幼稚園で働いて、途中仲間の隊員が日本語の歌のコンクールのビデオを撮るからそれを手伝って、ご飯を家に帰って食べて、ついでに天気が良いので、シーツやタオルケットを洗って、マットや枕もついでにお日様に干して、昼休みがおわるとマットなど取り込んで(この作業はよくするのですが)、学校に戻って明日の準備をして、またまた仲間の隊員のビデオをとって、今度は学校の先生が野球をすると言い出して、一緒に野球をして遊んで、明日僕たちが取り組んでいる算数ワークショップがあるので、コロニア小学校までタクシーで行って、一時間ほど打ち合わせをして、家にタクシーで帰って、家族に親子どんぶりを作りました。

この写真はわが家の食卓。
ポンペイでは珍しく、家一件分が全部食堂です。僕は家から外に一度出て庭を歩いて、食堂に行きます。

親子どんぶりはお祖父さんが好物なのは知っていたのですが(コロニアのレストランで食べることが出来ます、レストランにはよくあるメニューです)実は僕は日本の家族にあまり親子どんぶりを作ってもらった記憶がなく、実は作るの初めてでした。

思わず仲間の隊員に電話して聞こうとしたけどつながらず。
とりあえずだしを作って、タマネギとチキンを入れてじっくり煮込んで、家族が帰ってくるのを待ちました。そして10名分なので、3回に分けて卵をとじてつくりました。

僕が家族に料理を作ると、必ずお祖父さんは全員をそろえて、僕が作り終わり一緒に食べられるようになるまで待ってくれて、みんなでお祈りをします。お祈りの中に「日本」という言葉がでてくるので、きっと僕が作った事への感謝の言葉を入れてくださっているのだと思います。

表情はいつも微妙ですが、最近泊まりに来ている高校生はかなりもりもり食べてくれたり、お母さんも作り方聞いてくれたし、醤油を掛けている人もいたけど・・・

今日は丁度ライスがなかったので、僕が買い置きしておいた正真正銘日本米をつかったので、かなりおいしかったです。

あまりに家族がバタバタ変わるので、作るのも少しためらっていたこともあったのですが、時間があって食材がそろうときにはやはり頑張って日本食を作ろうと思います。

家族が集ってくれたり、食材から会話が広がったり、日本を知ってもらう良い機会だと思います。

なによりもいつも温かく僕に接してくださる感謝への気持ちです。

ホストファミリーへの感謝の気持ちの表し方は人それぞれですが、僕はまず家の事を積極的にする。(食堂や廊下の掃除、朝一番に起きてお湯を沸かしてニワトリにえさをあげる)
そしてもちろん、お祖父さんの簡単なお世話をする。(食器を出す、お祖父さんの大好きな雨水を汲みに行くなどなど)

そしてこの日本食をつくることです。

今度は何を作ろうかな?

おでこに十字架

2007年02月21日 | ミクロネシアの生活
これは教会で助祭様から1人1人がおでこに十字を書いてもらっているところです。

今日は水曜日、カソリックでは日曜日の次に大事な日だとされているようです。

いつもは、子ども達の教会学校があるのですが、今日は教会前にたくさんの人だかり。

今日からイースターまでの40日間。イエスキリストについて、考えましょうという意味があるそうです。

日曜以上に人が集まってこられていたようですし、普段顔を見かけない幼稚園園児もたくさん来ていました。みんな僕を見つけて「*****」って僕の名前を呼んでくれました。

教会ではポンペイ語なので、言っていることは殆ど分からないのですが、この場にいると何か神妙になります。そして僕はキリスト教ではないですが、神聖な気持ちになれます。そしてポンペイの人たちと時間を過ごしていることを実感できます

教会がおわった後、「世界に一つだけの花~ポンペイ語バージョン」を披露したが、子ども達は殆ど帰ってしまっていて、今日は不発?

でもこれはこの歌を訳してくれたシスターから「とても言い歌だから、子ども達に教えてあげたらいいよ」ともお通ししてもらっているので、是非頑張りたいと思います。

この村で教会は、やはり人が集い、共に心を許しあえる、大切な生活の場です。
そんな場があることが、日本人の僕にとってはとてもうらやましく感じます。

のんびり日曜日

2007年02月18日 | ミクロネシアの生活
最近、コロニアで週末を過ごすことが多くなっていましたが、今日は土曜日からホームステイ先で暮らしました。

朝起きて、ゆっくり過ごして9時過ぎの教会に備えます。

玄関先では教会に行くためにお祖父さんの家に立ち寄った子ども達とお祖父さんが談笑。

話の内容は分からないけど、お祖父さんは子ども達に「こうして生きていくことが大切」から「ものは置いたところに戻しなさい」などいつも細かくお孫さんひ孫さんに気を配っています。

こんな光景今日本ではなかなか見られないなあって思います。

でも本当に素敵な光景だと思います。

年を重ねた先人から学ぶべき事は星の数ほどあるのに、なかなかそのことが忙しかったり、便利さを優先した
生活をするために僕たちは犠牲にしてきたように思います。

都会に住むことに憧れ、田舎なんて住めないと言ったり、年寄りと暮らすのは大変だからと・・・

もちろん、実際大変ですが、それには代えられないたくさんの学びがあります。

僕も祖父母にはたくさんのことを教えてもらいましたし、今でも心に刻んで生活をしています。でも今多くの子どもがそんな機会がほとんどないまま・・

いつまでもお祖父さんには厳しくそして尊敬される存在のまま、元気にいていただきたいと思います。

いつまでも孫ひ孫の成長を支えながら。

気象観測船

2007年02月08日 | ミクロネシアの生活
協力隊として活動していると日本では経験できない現地での活動だけでなく、他にも様々な体験ができます。

昨日は、気象庁の気象観測船がポンペイに到着し、そこの方にお会いする機会がありました。

そして懐かしい?瓶ビールを飲みながら日本のお肉を食べさせて頂き、いろいろとお話しを聞かせていただきました。

気象はどんどん変化し、今までのデータが役に立っていないこと。

日本は世界屈指の気象技術をもっていること。

海は深海5000メートルから空までありとあらゆる事を調べていること。

それぞれの方が専門の仕事を持たれて、全員がいるからこそ船が無事に運行できること。

世界を股に掛けるにはパスポートではなく、船員手帳をもっている必要があること。

団塊の世代が退職されると、今現存する気象観測船が経ること。

気象観測船にかわって人口ブイの性能が上がり、今そちらが主流になりつつあること。

世界には僕たちが知らない様々な方がそれぞれ自分の仕事に誇りをもち、日本の人々が安心して暮らせるために尽くしてくださっている人がきっと他にもたくさんいるのだろうと思いました。

お礼の意味も込めて、UUC(ウクレレバンド)で初の船上ライブ敢行。

即興だったのでかなり内容は???

DEMO人に求められればとりあえずいきます。

音楽を楽しんでくれる人がいる、その人に少しでも心地よい気分になってもらい、そのことを自分の喜びとして感じることができる。

そんな単純なことを素直に楽しみたいと思います。

働き者のホストファミリー

2007年02月05日 | ミクロネシアの生活
僕は何度も言うようにミクロネシアでホームステイをしています。

84歳のお祖父さんと2人暮らし。基本形は。

つまり、ずっと一緒にいる家族はお祖父さんだけですが、お祖父さんの世話をする家族がお祖父さんの家(僕の部屋のガラス越しの隣の部屋)やナース(昔ながらの壁のない家)に住んでくれます。でも1-2ヶ月に新たな家族に交代するので、今の家族が5家族くらい目くらいです。

一緒に住むまで家に来ても殆どしゃべることがなかったのですが、とても良い家族です。子どもは9人いますが、今一緒に住んでいるのは5人(女の子4人男の子1人)でお父さんは船乗りなので家に不在のことが多いです。

子どもは利発で働き者。僕が今までしていた家の仕事を取られてしまいそうなくらい。

お祖父さんはお孫さんに次々に仕事を言いつけますが、子ども達はいつも機敏にお祖父さんの命令?をこなしていきます。

また学校の勉強の良くできて、僕の学校では学期ごとの表彰式には必ず名前を呼ばれます。

お母さんはとっても大らか。そしてお料理上手。いつもおいしいごちそうを作ってくれます。

今日なんて、昼は春巻きにカレー、夜はマングローブガニとヤムイモの揚げもの、こんなごちそう食べて良いの?っていうくらい。(きっと今日はスペシャルですが)

夜、子ども達に日本の本を見せながら日本の話をして、仲良くなりました。

正直次々家族と子どもが変わるので、「もうそんなに仲良くならなくてもいいかな、だってすぐにいなくなるしなあ」っておもっていましたが、話すとやはり楽しいです。

そうしていると外でごしごしする音が。
なんとお母さんが子ども達の服をタワシを使って手洗いしてました。

僕が「洗濯機を使わないの」っていうと「私はこの方が好きだから」って。

こういうお母さんの姿を見て子ども達は自分がすべきこと、人として大切なことを学ぶのだと改めて思いました。

世界万国共通。子どもは親の鏡です。

この国で子どもがルールをなかなか守らないのは、教師や大人が子どもにちゃんと約束を守ったり、大人として社会のルールを守っていないからって思うことが多々あります。

今の家族もいつまで一緒に暮らせるか分からないけど、たくさん良い所を学び取って、良い出会いをしたいと思います。

WEL COME TO MICRONESIA

2007年01月30日 | ミクロネシアの生活
なかなか日記書けないので、今日は曲集にします。

1月になって新隊員と新しいスタッフが来られました。

その歓迎会の為に作った曲です。

       「WELCOME TO MICRONESIA」

C    F    G7     C   C    F    G7    C 
遙か遠く日本から  やってきた    きびしい駒ヶ根  訓練乗り越え

C   F     G7     C    C     F    G7     C
今日 初めて  出会った僕たちだけど  このミクロネシアで 楽しく暮らそう

F   G         C   F        
ヤップのXXさん     ヤップのxxxxさん  

F    G         C    F
チュックのXXさん     チュックのXXXXさん

F    G         C    F
ポンペイのXXさん     ポンペイのXXXさん

   F   G       C    F         F   G7    C
そして調整員のXXXさん   奥さんとあかちゃんも    今日からは 仲間さ

E7      F      Dm       G7
暑さにめげることもある   時間にルーズなこともある

E7      F      Dm  G
でもこんなミクロネシアが  みんな大好きさ

C      F        G       C
大きな希望もあるだろう    ちょっぴり不安もあるだろう

C       F        G7    C
だけど僕たちがいるから    たぶん大丈夫さ

C      F  G7     C   C     F  G7    C 
WELCOME TO MICRONESIA    カセレリア   新しい仲間