鈴虫寺へお参りに

先週、母と京都　妙徳山　華厳寺、　鈴虫寺へお参りしてきました。

今年で3年目、毎年この時期にお参りしているのですが、


まず、リリ・・リリリンと鈴虫の音色を楽しみながら、大部屋で説法を聞くのですが、この話がおもしろい。

大部屋は、もう満員で、また次の人たちが待っている状態というほどたくさんの人が訪れるらしい。

「つい先だって、陣内さんとフットボールの岩尾さんが来はりましたわ」、

「そこに、秋篠宮さんがお座りにならはって」と著名人も、お参りに来るそうだ。

周りを見ると、修学旅行生、学生など若い子も多く、

「京都いいなあ、こんなところで勉強できたらいいだろうな、」

やわらかい京都弁で話をされるお坊さんの話に聞き入り、前に座ったグループの女子学生が

「私、あの人好きになりそう」と

東京から来た大学生さんのようで盛り上がっていました。

とても柔らかな口調で話をされるお坊さんだけれど、

「いちど姿勢を正して座ってみようか」

と騒いでいる修学旅行生たちに

ピシっときびしく言うのも、かっこいい。

鈴虫寺は、あちらこちらの観光ブックにも掲載されているようで、

全国各地からお参りに来ているようす。

わらじを履いたお地蔵さんが、お参りをした人の家を１家1家まわり、願いをかなえてくれるので、

お参りするときに、きちんと自分の住所を言う・・とお参りの仕方のお話しをしてくれていたところ

前の大学生が、「おれ、もう少ししたら引っ越しするんだけどな」とつぶやいていた。

そう、そのときは、また、鈴虫寺の方向を向いて手を合わせて、変更届けを出すらしい。

手を合わせてひとつだけ願い事を言う。

このひとつがむずかしい。

わからない・・。

「自分の願っていることが叶いますように」

みんなにとって健康でいい年であればいいなあ・・と思うのでした。