アンブリエルです
Eテレの「100分de名著」という番組をご存じですか?
4回シリーズで一つの本や作者、書かれた背景などを掘り下げる番組です。
番組公式サイト→http://www.nhk.or.jp/meicho/
今まで、ガンジーの「獄中からの手紙」、内村鑑三「代表的日本人」、レヴィ=ストロースの「野生の思考」、アドラー「人生の意味の心理学」などなど・・
ワタクシ的には結構、目からウロコ番組で、気になる本のとき録画チェックしております。
で、最近、宮沢賢治スペシャルをやってまして。
兼ねてより興味アリアリな方だったので録画し、つい先日見終わりました。
イロイロ考えるきっかけとなり、見てよかったなー、と。
アンブリエル的には「ほんとう」を探究し、伝えていた、まれにみる天才芸術家です。
すっごくスケール感が宇宙的で、時代にかなり先行して生まれちゃった人という印象。
一説によりますと、宮沢賢治さんはインディゴチルドレンの先駆けといわれています。
(そのことについてカスッと触れた当ブログの過去記事→http://blog.goo.ne.jp/micbog/e/44dd6f8b1a7b29359373143ee94df446)
それがナットク合点でした。
番組で仕入れた情報によりますと、
カレは自然を声として、色として音楽として感じていたそうな。
カレの作品を読んでてカンタンに気付くことは、「どってこ」とか「ギーギーフー」といったフシギ擬音が多いことです。それはきっと感じてたことをそのまま言葉化していたのではないかと。
今では国内で知らぬ人はほとんどいないであろうカレの名前とその作品ですが、生前カレの作品はほとんど売れなかったとか。
(なくなってから有名になる画家と似てますねー。やっぱり天才ってその時代には前衛すぎて理解されがたいんでしょうね~。苦笑)
きっと生きずらかったと思うんですよね~。(宇宙人アンブリエル、そこにちょっと親近感。笑)
唯一、理解者であった妹さんにも先立たれり、食べるためにセールスの仕事などしたり。。
現実的苦労多かった賢治さん。
そして100年たって、ようやっとその天才さが評価され。。時代を切り開くパイオニアさんは、いつの時代も人間的には苦労多く幸薄い印象です。
(だからこそスバラしいものが生まれるのでしょうか~?どちらをとるか・・結構、究極の選択)
ともあれ、作者の人物像がわかると、より作品への理解や親近感が増し、感じ取る力や気づきが増えるかと。
名著は時を超えて訴えるモノがあり、名著ならではの輝きがあります。
そんな名著に数多く触れたいと思う、アンブリエルでした。
Love, Light and Harmony!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます