アンブリエルです
久々、本のご紹介です。
「バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき」
ジュリアン・バーナード著
題名のとおり、フラワーエッセンスの元祖、バッチの本で、最近出たばかりのものです。
元々、フラワーエッセンスを学んでおられる方や、こういうものに興味ある方向けの内容かな~と思います。
というのも、書いてあることが結構、マニアっくで詳しいんです。
外見も分厚く、びっちり文字で埋まっていて、全部白黒(さし絵も)。
なので、本当に興味ある人じゃないと、読むコンジョーが途中でクジケるかと。
・・かくいうワタクシも、外見の威圧感から、手元にあってもしばらく読む気になれず、放置してました。
でも読んでみると、とても興味深い!
いわゆる、フツーの一般的に売られているハウツー的なフラワーエッセンス本とは書いてある深さが一味違う気がします。
(といっても、ワタクシ、フラワーエッセンスに関しては元々、あまり造形深くゴザイマセンガ…)
一つ一つのレメディーにたどり着くまでの過程や、細かな植物描写(コレがスゴイ!)、そこからの考察、レメディー作用などなど。。
そして、同じくらい興味を引くのが、創始者バッチさんその人であります。
カレがどのようにして、フラワーエッセンスに行き着いたかってことや、その過程での葛藤なども書いてありまして。
代替医療に携わる方やセラピストさんなどは、大いに参考になったり共感したりするんじゃないかな~と思います。
しかし・・オーラソーマのヴィッキーもそうでしたが、いつの世も「創始者」ってタイヘンだな~と。
だって「開拓者」ですから。
出る杭は打たれる
のコトバのごとく、初めての人って、周囲からはまず理解されないし、困難がた~くさん。
バッチさんの場合、お医者さんだったことと、男性だったことで、さらに困難さがあったように思われます。
オーラソーマもバッチもイギリス発のセラピーですが、時代的にはヴィッキーより幾分、バッチ氏の方が早かったようです。(1900年代前半)
本を読んでいくとわかりますが、当時は今よりもっと封鎖的な空気感。。
薬じゃないやり方で病気が治る、なんてアリエン世界観の中、根本的に人の病気を治すために感情や心の在り方に目を向けていくバッチさん。
せっかく良いものを見つけても、同業者からは批判され、否定され、孤独になっていくバッチさん。。
でもだからこそ?感受性が高まり、レメディーとなっていく植物に出会っていくんですね~。
その植物を徹底的に観察し、超感覚的に触れ、考察を深めていく。。
そして試行錯誤を繰り返しながら、今では有名な、太陽の光でレメディーを作っていく「サン・メソッド」を確立していきます。
驚くことに、カレは自らのカラダで実験してくんですね。
つまり、痛みが先にあり、それを解決する植物は?とのっぴきならない状況に追い込まれ、レメディーと出会うというケースも珍しくありませんでした。
文字通り、カラダをはっての開発デス。
いや~、創始者ってスゴイ!
そうした数々の創始者の努力のオカゲで、ワタクシたちは様々な恩恵にあずかるのデシタ。
バッチさん、ありがとおございます。
ちなみにコチラの本は一般の書店にはおいてないそうでして。
以下のアドレスから購入できるようです。
http://fremedy.main.jp/by.html
Love, Light and Harmony!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます