アンブリエルです
やっとご紹介できます。
響きわたるシベリア杉シリーズ
「アナスタシア」
ウラジーミル・メグレ著
ワタクシのブログをお読みの方でしたら「アナスタシア」、
「あー、知ってる」「聞いたことある」て方、結構おられるのではと思います。
ですが「聞いたことあるけど、まだ読んだことない」という方、もともと「知らなーい」という方も、
ゼヒッ!これを機会に近々お読みクダサイ
かくいうワタクシも「知ってるけど読んだことなーい」クチの一人だったワケですが。。
始めて「アナスタシア」本の存在を知ったのは、たしか日本で出版されたばかりの数年前だったと思いマス。
「いいよー」という話を聞いてたものの、読む機会はなく時は過ぎ記憶は薄れ・・
ですがご縁あるものは必ず再び巡り巡ってくるもので。
最近、ひょんなことから再び「アナスタシア」という単語を見、「読んでみよーかな」と今度は行動に移してみたら・・
うわー、ステキ本だー!
なんて物事の本質的なことがスパッと明晰に書かれてあるんだろう!とワクワク、カンドーしたのです。
たぶん、書かれてあることをホントーに理解するには何回か読んだ方がいい、、、そんな奥深い本です。
ワタクシもまだ途中ですが、シリーズもので日本では今現在、5冊出てる模様~。
作者はロシアの方で、最初に書かれたのは1996年。
ソ連の社会主義が崩壊し、起業家となった作者は、タイガに住むアナスタシアと出会います。
家も持たず、しかも薄着のアナスタシア。
作者のオドロキをよそに彼女は元気に美しく生きていて、私たちと異なる価値観やリズムで暮らしています。
文明と離れていながら意識は宇宙の叡智とつながっており、様々な人々を応援しながら純粋意識で夢を現実化させていきます。
このアナスタシアと過ごした体験を書いた本は自費出版で、口コミでロシアに広がっていきます。
そして今では25か国で翻訳出版され、世界中に反響を呼んでいるとか。
一言でざっくりいえば、
マスター的存在から教えを受ける問答が物語り形式でつづられている、
読み手に目覚めを促すスピリチュアル本かと。
ちょうど今、読んでいるシリーズ3は、主に子育てについて書かれてあります。
これねー、これからママになる人たちにぜひ読んで~、といいたいです。
おそらく「目からウロコ」だと思いマス。
(もちろん、すでにママの方や父の人、インナーチャイルドワークしたい人にもオススメです。)
ワタクシの場合、ママではないですが、自身のインナーチャイルドヒーリングに結構役立ちました。
子供の頃のワタクシの写真には、笑顔がありませんでした。
今みると、「なんでいっつも難しい顔してるんだろ」ってカンジで、まぁかわいくありません。苦笑
自分でも理由になる記憶がありません。
ずっとナゾでした。
それがこの本を読み進めていくうちに、
「な~るほど、だからか~」と合点がいったのでした。
どうやらワタシタチのほとんどは、人生の早いうちに「神からの分離感」を体験してるみたいです。
その時から無力感、自信喪失、孤独感、恐れ、、、といった負の感覚を身に着けてしまう仕組みが世代から世代に受け継がれて何千年・・ガクーッ
でも希望あることに、私たち人間の可能性もたくさん書いてあり。
例えば、私たち人間だけが、攻撃性や利己心、恐怖心といった闇の思いを持たないでいるとき、太陽光線より強力な「愛の光」を発して、動物や植物など、生きているもののすべてを温めることができるそうです。
そしてその愛の波動を受けられることを知っているから、動物たちは自分を人間に捧げることができるそうです。
ここの部分を読んだとき、
「だから動物はあんなにも人間に献身的なのか~」とか、
「だからブッダとか聖フランチェスコが説教してるとき、動物たちがやってきたのか~」とか、
イロイロ合点がいったのでした~。
彼らはきっと、説教を聞きに来たというより、聖人や説教の言葉から発せられる愛の波動を浴びに来たのではないでしょうか。
・・とまぁ、新鮮な気づきと喜び満載な得難き本でございます。
プラス、ワタクシが個人的にこの本をオススメするポイントとして、
「ロシア発」を挙げたいと思います。
このアナスタシアをきっかけに、最近、なぜかワタクシ、ロシアに心惹かれておりマス。
ワタクシ世代でいいますと、昔は
ロシア=「鉄のカーテン」「社会主義の親玉」「米ソ冷戦」なイメージで、
世界はいわゆる「西側」「東側」に分かれており、「西側」の日本では「東側」のニュースはあまり入ってきませんでした。
あとはせいぜい、トルストイやドストエフスキーといった文学作品、学校で歴史にふれる程度、そんなだった記憶があります。
ソ連からロシアに変わり、世界も冷戦が終わり、ネットの普及などで情報は増えているものの、
依然として「ロシア=よく知らないミステリアスな国」のイメージです。
ワタクシはこの本に出会い、
「ロシアってスピリチュアル意識高い人、結構いるのかも~」と認識を新たにし、ワクワクしたのです。
この場合のスピ人とは、
別に宇宙人とかオーラの話とかしてたり、ヒーラーだったりするわけでなく、
フツーに生活してるけど、スピリチュアルな力を信じてたり実践している「目覚め人」のことです。
まぁ、ロシアに限らず、今や日本含め世界中にその意識は高まりをみせつつあると思いますが~。
ロシア人のスピ観に触れる初めての機会だったので、やはりワクワクだったのです。笑
そーいえば、数少ないワタクシのロシア知識によりますと、
帝政が終わり、冷戦の、バリバリ社会主義だったころ、当然、宗教はNGでした。
(ロシアはロシア正教デス。)
が、ソ連が終わり、宗教がOKになると、たくさんの人たちが教会を訪れたとか。
NGだった時代でも、隠れて信仰をもち続けていた人は多かったそうな。
ワタクシ、想像力はムダに豊かなんですけどー。笑
その話から想像してみたんです。
戦後の日本もきっと同じようだったと思いますが、
ロシアの場合、たった100年間で目まぐるしく国家体制や価値観が何度も変わりました。
革命、社会主義、そして崩壊・・と、それまで「よし」とされていた考え方や生き方が、次の日からコロッと変わり、「違う」「ダメ」になる。
多くの人が途方に暮れると思うんです。
でも順応していかなければ生き抜いていけない。
何もかもが不確かで不安定で、周りのみんなも不確かで信じられず・・そういう中にあって「信仰心=何かを信じ切る力」ってとっても助けになると思うんですよね~。
だから大いなる存在を信じ大切にするココロは、強制されて軽く取り去られるものではなく、
むしろ逆境を超える実際的な力となり、芯の通った本物の「信仰心」が育まれたのかもしれません。
・・なーんて壮大に思いを巡らしてみるのでありました。
シリーズ3では、アナスタシア的なビジョンをもっている新時代の子供たち、彼らに接している教育者が出てきます。
ロケット技術とかもそうですが、西側に劣らず、もしかするとワタシが知らないだけで、もっと優れているものや考え方、素晴らしい人がたくさんいるのかもしれない~、と思わずにいられませんでした。
・・と長らく語ってまいりましたが、
要するにこの本をきっかけに、ロシアに対するワタクシ認識はガラッと覆されたのでありました。
こんな風に、きっとワタクシが知らないだけで、世界中でスバラしい教えが同時期生まれ、出回り、人々が目覚め、、世界中で意識の覚醒が進んでるんだー、とわかり、うれしくもなりました。
それは分離感の中、肩ひじ張って一人孤独に「頑張らなきゃー」から、
たくさんのお仲間さんと「つながる」感覚で、もっと気楽に楽しんでやればいいんだー、と希望や気づきをたくさんこの本からいただきました。
シリーズ4も楽しみ~。
Love, Light and Harmony!
~アンブリエル美智子活動info~
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