まさかDon Mclean のライブが観れるなんて思ってもいなかったので 本当に知っている曲が2曲しか無かったものの勇んで会場となるRoyal Festival Hall に向かった。
このホールはクラシックのコンサート(指揮はアシュケナージだった)とジャズのライブ(デビッド サンボーン)で来たことがあった。テムズ川の辺りにあるとても良いホールだ。

この時の会場のキャパが何人なのかはわからないがそれでも客席はほぼ満席だったと思う。
正直ベスト盤は一年程前に買ってたまに聴いてはいたけどやはり American Pie と Vinaentの2曲が突出してメジャーなので後の曲は今ひとつ印象が薄い。当然ながら客層は年配の人が圧倒的に多いし日本人らしき人は見受けられずあの会場にいた唯一の日本人だった可能性は大だと思う。
開演時間になり客電が落ちるとバンドのメンバーとDon Mcleanが登場してライブはスタート。

何せ曲自体はミディアムテンポの物が殆どでスタンディングで盛り上がれる物もない。ロック大好きで ライブではイケイケ縦ノリ型なのでこのような静かなライブはいささか居心地が悪い。ここはじっと我慢して大人しく鑑賞するしかなかった。
アコースティックギターを弾きながら爽やかに歌うDon のステージはそれなり新鮮なものだった。そして全ての曲を知らない僕にとってひたすらお目当てのAmerican PieとVincentの登場を今や遅しと待ちながら淡々とライブの流れに身を任せながら過ごすというのも貴重な体験となった。そして遂にその時が来た。
A long long time ago
I can still remember how 〜♬とAmerican Pieが始まった。
キタ〜! 生 American Pie だ!
彼の代名詞とも言える曲だから当然ながらこの曲のに対する客席の反応はそれまでで1番良かったのは言うまでもない。
そしてサビの歌詞
Bye, bye Miss American Pie
Drove my Chevy to the levee but the levee was dry
And them good ole boys were drinking whiskey and rye
Singin' this'll be the day that I die
This'll be the day that I die
ここだけはこの日一番の大声で歌いましたよ(とは言ってもストーンズやエアロのライブの様なわけにはいかなかったけど)
正にこの日のライブのハイライトと言える一曲だった。 でもこの展開はぼくの予想とは少し違った。一番最後にこの曲を歌って会場を大盛り上がりにさせて終わると思っていたんだけど本チャンの最後にこの曲を持ってきた。
と言うことはもう一曲のVincentはアンコールか?
と思っていたらやはりライブの最後の最後に Vincentを歌ってくれた。
Starry, starry night
Paint your palette blue and gray
Look out on a summer's day
とアコースティックギターの音色とともに歌いだされるこの曲はとても心に染み込んで来てライブの余韻を楽しむには良い選曲だと思う。
アルバムで聴くよりライブで聴く方が何倍も説得力があって良かった。
こうして恐らく最初で最後のDon Mcleanのライブ参戦は静かに幕を閉じたのだった。
この2曲を生で聴くというミッションは見事に達成できた僕は少し肌寒くなったロンドンの街を満足感を感じながら歩き出したのだった。

⬆️ 同じ年のManchesterでのライブが出ています。当日のセットリストはこの日のものと同じようなので参考に載せています。
Royal Festival Hall London
1991年 10月20日 (日)
Set list
1. Everyday
2. Love In My Heart
3. Can't Blame The Wreck
4. Homeless Brother
5. Orphans Of Wealth
6. Scaman
7. Castle In The Air
8. And I Love You So
9. Superman's Ghost
10. Primetime
11. 1967
12. Headroom
13. Winterwood
14. Dreidel
15. Crying
16. American Pie
アンコール
17. Infinity
18. Vincent

日記・雑談ランキング
このホールはクラシックのコンサート(指揮はアシュケナージだった)とジャズのライブ(デビッド サンボーン)で来たことがあった。テムズ川の辺りにあるとても良いホールだ。

この時の会場のキャパが何人なのかはわからないがそれでも客席はほぼ満席だったと思う。
正直ベスト盤は一年程前に買ってたまに聴いてはいたけどやはり American Pie と Vinaentの2曲が突出してメジャーなので後の曲は今ひとつ印象が薄い。当然ながら客層は年配の人が圧倒的に多いし日本人らしき人は見受けられずあの会場にいた唯一の日本人だった可能性は大だと思う。
開演時間になり客電が落ちるとバンドのメンバーとDon Mcleanが登場してライブはスタート。

何せ曲自体はミディアムテンポの物が殆どでスタンディングで盛り上がれる物もない。ロック大好きで ライブではイケイケ縦ノリ型なのでこのような静かなライブはいささか居心地が悪い。ここはじっと我慢して大人しく鑑賞するしかなかった。
アコースティックギターを弾きながら爽やかに歌うDon のステージはそれなり新鮮なものだった。そして全ての曲を知らない僕にとってひたすらお目当てのAmerican PieとVincentの登場を今や遅しと待ちながら淡々とライブの流れに身を任せながら過ごすというのも貴重な体験となった。そして遂にその時が来た。
A long long time ago
I can still remember how 〜♬とAmerican Pieが始まった。
キタ〜! 生 American Pie だ!
彼の代名詞とも言える曲だから当然ながらこの曲のに対する客席の反応はそれまでで1番良かったのは言うまでもない。
そしてサビの歌詞
Bye, bye Miss American Pie
Drove my Chevy to the levee but the levee was dry
And them good ole boys were drinking whiskey and rye
Singin' this'll be the day that I die
This'll be the day that I die
ここだけはこの日一番の大声で歌いましたよ(とは言ってもストーンズやエアロのライブの様なわけにはいかなかったけど)
正にこの日のライブのハイライトと言える一曲だった。 でもこの展開はぼくの予想とは少し違った。一番最後にこの曲を歌って会場を大盛り上がりにさせて終わると思っていたんだけど本チャンの最後にこの曲を持ってきた。
と言うことはもう一曲のVincentはアンコールか?
と思っていたらやはりライブの最後の最後に Vincentを歌ってくれた。
Starry, starry night
Paint your palette blue and gray
Look out on a summer's day
とアコースティックギターの音色とともに歌いだされるこの曲はとても心に染み込んで来てライブの余韻を楽しむには良い選曲だと思う。
アルバムで聴くよりライブで聴く方が何倍も説得力があって良かった。
こうして恐らく最初で最後のDon Mcleanのライブ参戦は静かに幕を閉じたのだった。
この2曲を生で聴くというミッションは見事に達成できた僕は少し肌寒くなったロンドンの街を満足感を感じながら歩き出したのだった。

⬆️ 同じ年のManchesterでのライブが出ています。当日のセットリストはこの日のものと同じようなので参考に載せています。
Royal Festival Hall London
1991年 10月20日 (日)
Set list
1. Everyday
2. Love In My Heart
3. Can't Blame The Wreck
4. Homeless Brother
5. Orphans Of Wealth
6. Scaman
7. Castle In The Air
8. And I Love You So
9. Superman's Ghost
10. Primetime
11. 1967
12. Headroom
13. Winterwood
14. Dreidel
15. Crying
16. American Pie
アンコール
17. Infinity
18. Vincent
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