マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

ノーと言える勇気を育てられるか?

2015-11-11 06:11:06 | ぼやき日記
ジャイアンツの現役選手が野球賭博に関与したということで、3選手が解雇され、球団トップも辞任となった。

プロ野球選手は、野球のエリート。家族や周囲の期待を背負っているたちばである。今回の問題は色々考えさせられる。

私は、孫育てに関わっているので、勝負事を遊び感覚でするときに、どう教えるか考えてみた。


問題は2つ。

1、日頃から、多くの選手どうしで小さい賭け事をしていて、あくまでもその延長としか考えず、認識が甘かったこと。


2、甘い言葉で誘われ、知らないうちに深みにはまり、ノーと言えず、やめることもできなかった。


我々はゲームなどをするときに、勝ったら何かもらえたりすると、やるきになり、ゲームが盛り上がるのを知っている。その際に、どこまでが許される行為なのかをきちんと教えることが必要である。

幼いときから、今回のような賭博問題を例に出してよく話をする必要がある。競馬、競輪、サッカーくじはなぜゆるされるのかも話す。

もうひとつは、誘われて、気が進まないとき、ひとが誘われて困っているときは、勇気を出してノーと言えることが大切であると教えること。これはとても難しい。子供の場合はいじめに通じてしまう。でも勇気を出してノーと言うことが本当の友だちのためなのだと、いって聞かせるべきである。

私は、低学年のころ、写生大会で、クラスのリーダー格の友人にみんなで、一緒に同じ風景を描こうと言われ、絵はそれぞれが好きなところを描くべきだと断ったため、しばらく仲間はずれにされたことがある。心の成長期のときは、勇気を出すのはすんなりできないときもある。甘い言葉を信用してそれを真に受け後から嘘とわかって辛い思いもしたこともある。

まちがいなく、少々の失敗は子供のうちは、許してもらえるのだから、色々な経験をし失敗を繰り返して行くことが、心の成長につながると、あたりまえのことだけど確認の意味で述べて置きたい。

私のような年齢になっても、勉強不足で、こんなこともわかっていなかったと反省させられる。そのために、第3者を傷つけることもあったりする。

ジャイアンツの3選手は手痛い制裁を受けることになったのだけれども、彼らを支えてくれる方々もきっといるわけだから、心を入れ替えて新たに踏み出して欲しいと願っている。

失敗し、制裁をうけ、反省をした人に、優しい世の中であってほしい。
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