
第二次大戦中のハンガリー。一兵卒として人里離れた寒村に配置された祖父モロジュゴバーニ
(ツェネ・チャバ)は、中尉にこき使われながら、その妻でブタのように肥った女と美しい
二人の娘と生活を共。その祖父の唯一の楽しみは、倒錯した性の妄想に耽ることで・・。
やがて共産主義政権の時代となったハンガリー。父カールマーン(トローチャーニ・ゲルゲイ)は、
スポーツ大食いの選手となった。オリンピック公認も期待され、アスリートとして日々鍛錬を
怠らないカールマーンだったが・・。
孫ラヨシュ(マルク・ビシュショフ)の代となった現代のハンガリー。肥満で身動きさえできない
父を世話するラヨシュは、剥製師となり究極の剥製作りに没頭し始めるが・・。
と、上記のように祖父・父・そして剥製師の息子
(といってもすでに大人の状態でしたが)3代に亘ってのお話でした。
“ある剥製師・・”とあるくらいだから、剥製師の彼のお話だと思ってたら、
3代に亘って・・だったので、なんだそうだったのか・・でしたし、
剥製師の彼の代はかなり短めだったで、ちょっと拍子抜け。
それにこれは好き嫌いもあるでしょうが、ごく一部の人を除いて、
お勧めできないタイプの映画でした~(^^;;)

予告編をチラッと見て、あ、なんだか面白そう・・と思って
見るものリストに入れておいて、では・・と見たわけですが
いやはや、こんなにグロい映画だったとは・・・とほほ~。

祖父のエピソードは、かなりキワドク(グロくもありましたけど)、
その部分はなんとか普通に見る事ができましたが、その次の代、父親の代が
駄目でした~。よっぽど見るのを止めようかと思ったんですが
剥製師に物語が行ってないし、せめてそこまで見るか・・と
我慢?して見てたんですが、なかなか剥製師までいかなし
行ったら結構すぐに終わっちゃったし、ふぅ~・・・ため息は出るわ
気持ち悪くなるわと散々。

でも、色とか映像がよく考えられてるな、と言う部分もありましたし
引きつけられるところもあって、恐い物見たさで
とうとう最後まで見ちゃいました。
でもです、あまりにも毒があり過ぎ~。
自慰・妄想・嘔吐・臓物・・出るわ出るわ・・・あ~~~

どうも剥製師のところをかなりカットしたらしいという話を
聞きましたので、そっちをカットするくらいなら父親の大食いの
ところをカットして欲しかった。
でも、あの父親がいて、この息子なわけで、しょうがなかったのかな~・・。

祖父のあのどうしようもない、性欲の固まりのような人物像は、
これからどうなるかっていう興味も含め、それなりに見れたんですけどね~。
剥製師のところと同じくらい短かったし、コミカルなところも
あったので、最後まであの調子だったらまだ良かったんだけど・・。

とにかく出てくる人全て、奇人変人。それも並大抵の変わりようじゃ
ないってところがすごい・・。東欧の人ってこういう世界ありなのかな~?
同じ大食いでも、残さず綺麗に食べて、美味しそうに食べる
日本の大食いとあまりにも違っていて、すっごい違和感を覚えました。
でも、“違和感”なんていうレベルをとうに超えてますけどね(^^;;)

祖父は性欲、父は食欲、そして息子はもうなんの欲望もないような
研ぎ澄まされたような感じでしたが、それぞれの欲望と
ぴったりしたような体型・身体。やはり欲望は体にも顔にも表れるのか・・。
一見全然違う話のようで、みんな繋がってるってところは
ちょっと面白い構成だなと思いました。
でも、ほんと、この映画には参った!です(^^;;)
自分、よくぞ最後まで見れた・・と褒めてあげたいです?!(^^ゞ
個人的お気に入り度
2/5
(ツェネ・チャバ)は、中尉にこき使われながら、その妻でブタのように肥った女と美しい
二人の娘と生活を共。その祖父の唯一の楽しみは、倒錯した性の妄想に耽ることで・・。
やがて共産主義政権の時代となったハンガリー。父カールマーン(トローチャーニ・ゲルゲイ)は、
スポーツ大食いの選手となった。オリンピック公認も期待され、アスリートとして日々鍛錬を
怠らないカールマーンだったが・・。
孫ラヨシュ(マルク・ビシュショフ)の代となった現代のハンガリー。肥満で身動きさえできない
父を世話するラヨシュは、剥製師となり究極の剥製作りに没頭し始めるが・・。
と、上記のように祖父・父・そして剥製師の息子
(といってもすでに大人の状態でしたが)3代に亘ってのお話でした。
“ある剥製師・・”とあるくらいだから、剥製師の彼のお話だと思ってたら、
3代に亘って・・だったので、なんだそうだったのか・・でしたし、
剥製師の彼の代はかなり短めだったで、ちょっと拍子抜け。
それにこれは好き嫌いもあるでしょうが、ごく一部の人を除いて、
お勧めできないタイプの映画でした~(^^;;)

予告編をチラッと見て、あ、なんだか面白そう・・と思って
見るものリストに入れておいて、では・・と見たわけですが
いやはや、こんなにグロい映画だったとは・・・とほほ~。

祖父のエピソードは、かなりキワドク(グロくもありましたけど)、
その部分はなんとか普通に見る事ができましたが、その次の代、父親の代が
駄目でした~。よっぽど見るのを止めようかと思ったんですが
剥製師に物語が行ってないし、せめてそこまで見るか・・と
我慢?して見てたんですが、なかなか剥製師までいかなし
行ったら結構すぐに終わっちゃったし、ふぅ~・・・ため息は出るわ
気持ち悪くなるわと散々。

でも、色とか映像がよく考えられてるな、と言う部分もありましたし
引きつけられるところもあって、恐い物見たさで
とうとう最後まで見ちゃいました。
でもです、あまりにも毒があり過ぎ~。
自慰・妄想・嘔吐・臓物・・出るわ出るわ・・・あ~~~

どうも剥製師のところをかなりカットしたらしいという話を
聞きましたので、そっちをカットするくらいなら父親の大食いの
ところをカットして欲しかった。
でも、あの父親がいて、この息子なわけで、しょうがなかったのかな~・・。

祖父のあのどうしようもない、性欲の固まりのような人物像は、
これからどうなるかっていう興味も含め、それなりに見れたんですけどね~。
剥製師のところと同じくらい短かったし、コミカルなところも
あったので、最後まであの調子だったらまだ良かったんだけど・・。

とにかく出てくる人全て、奇人変人。それも並大抵の変わりようじゃ
ないってところがすごい・・。東欧の人ってこういう世界ありなのかな~?
同じ大食いでも、残さず綺麗に食べて、美味しそうに食べる
日本の大食いとあまりにも違っていて、すっごい違和感を覚えました。
でも、“違和感”なんていうレベルをとうに超えてますけどね(^^;;)

祖父は性欲、父は食欲、そして息子はもうなんの欲望もないような
研ぎ澄まされたような感じでしたが、それぞれの欲望と
ぴったりしたような体型・身体。やはり欲望は体にも顔にも表れるのか・・。
一見全然違う話のようで、みんな繋がってるってところは
ちょっと面白い構成だなと思いました。
でも、ほんと、この映画には参った!です(^^;;)
自分、よくぞ最後まで見れた・・と褒めてあげたいです?!(^^ゞ
個人的お気に入り度


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メルさんの記事をじっくり拝見して、お腹いっぱいになりました。私はたぶん観ないと思うけど(笑)、たまにはとことんエロ・グロな作品もいいですよね~。
私が今まで観た中で一番のグロは「コックと泥棒、その妻と愛人」ですが、この作品は軽くこの上をいっているような気がします‥。
ヨーロッパ系は、クセのある映画が多いですよねぇ。
こんな題名は、たぶん行きつけの店になかったと思うんで、私もじっくり読んじゃいましたが、すごー。
手強そう。
ほんと…お疲れ様でした。
でも、父親のパートの大食い⇒嘔吐がなければ
かなりこれは良い線いってたかな、と思える映画だったんですよ~。
でも、そこでこちらも気持ち悪くなっちゃったもんだから、もうたまらん!でした。
とにかく剥製のパートは見たかったので、なんとか
頑張って見続けました(^^ゞ
嫌だなぁ、と思ってたせいか、その大食いパートが
一番長く感じたんですが(実際そうだったかも)
剥製の息子のエピソードをもうちょっとじっくり見たいな、とは思いました。
人間の欲というものを究極に表したらこうなるかもしれない、というものでしたので、ある意味真面目な
いい作品だったのかもしれませんが、全くお勧めできません(^^;;)
記事の写真ではモザイクをかけましたが、”男性自身”はもうモロでしたしね~(^^;;)
最近、”それ”がモロに出てくる普通の(?)映画も
多々あり、もう結構見慣れちゃいましたが、今回のはすごかったです~(^^;;)
コックと泥棒、その妻と愛人ですか~!
いやぁ、なんだかすごい題名ですね~。
それだけでも、ちょっとそそられそうですが(^^ゞ
あるかな~?ちょっくら探してみます^^
人間、欲の固まりになるとあんな風にもなっちゃうのか・・・と愕然といたしました(^^;;)
そうか、ちゃぴちゃぴさん、たくさん奇人変人、おかしな人がでてきたりする映画も結構ご覧になってるんですよね。
私もそのあたりなら大丈夫^^
この映画で駄目だったところは、大食い⇒嘔吐、
とにかく気持ち悪く食べ続ける様子、それがもう駄目でした。
それ以外は意外と大丈夫だったんですけどね~。
ホラーは苦手ですが、この類は結構見てもOKな
はず・・だったんですが、これはちょっと・・でした(^^ゞ
上記、はるはるさんへのコメントでも書きましたが
祖父の代では、モロ、”ナニ”が映るシーンが
たくさんあり、はぁ~?おいおい~!でしたが、
最近映画で見慣れてきてるので(^^;;) それは
OKでしたし、この祖父の代の男は変なんだけど
まだコミカルなところがあったりして、面白いかも・・と思ってたのに、その次で挫折しそうでした(^^;;)
ラストの剥製の部分が短くて、それはそれで
コンパクトで良かったと言えば良かったのかもしれないんですが、カットするなら、大食いパートをカットして欲しかったと思った私でした(^^ゞ
お店にない可能性は大ですよね、これは(^^ゞ
ネットではありますよ~(笑)