「テネイシャスD 運命のピックをさがせ！」

悪魔の音楽だとロックを禁じる保守的な家庭に育ったロック大好き少年のＪＢ(少年＝トロイ・
ジェンティル。成人＝ジャック・ブラック)。ある時、ロックの神と崇めるディオの啓示を受け、
家を飛び出しハリウッドへ。長い月日の果てに、ようやく本当のハリウッドに辿り着いた
ＪＢは、街頭でギターを弾くＫＧ(カイル・ガス)と出会う。彼の腕前に惚れ込んだＪＢは、彼の
家に住みつき、二人のある秘密が明らかになると、ついにバンド“テネイシャスＤ”を結成。
ある日２人は“ローリング・ストーン”誌を見ていて、ロックスターがみんな同じピックを
使っているという事実を発見し、そのピックを手に入れようと中古楽器店を訪れるのだったが・・。


前半は面白いなぁ、楽しいなぁ、おバカだなぁ、と楽しみながら見れたし
後半になって、“ピック”をどうしても手に入れようとロックミュージアムに
忍び込み・・何とか手に入れ・・・というところまでが特に
と～っても面白かったです。ジャック・ブラックの歌も聴けたし、
音楽は本当に良かったし♪

が、ラストがいかんせん良くなかったかなぁ。
もうちょっと“あの人”とのバトルをどうにかするとか
せめて観客がいるところで彼らの演奏をさせるとか
誰か判定する人がいるとかだと良かったんだけど。

それに、あのバトル？が終わってからのラストのラストも
もうちょっと・・・を期待してたので拍子抜けだったです。
あ、もう終わり？って(^_^;)
それまでがとても良かっただけに、あのバトルとその後のラストさえ
何とかなってれば、もっともっと満足度が高かったのにって・・残念です。

前半がとっても面白かったわけですが、つかみもバッチリで
JB少年が出てきた瞬間から、あ、これはジャック・ブラックの子供の頃の
役なわけねって即わかるくらいそっくり!!!＾＾

いやぁ、これほど似た子供がいるとは！
笑っちゃったなぁ～＾＾　そこで彼が歌う歌も下ネタたっぷりだったりも
するんですが、面白かったし、声はあれはジャック・ブラックの声だったと
思いますが、上手かったし、最初っからかなり引き込まれました♪

で、大人のJBをジャック・ブラック演じていて
「スクール・オブ・ロック」で彼の歌の上手さにぞっこん惚れ込んで
サントラも買って何度も聞いてますが、今回も彼のあのシャウトする
歌声は健在で、最高に良かったです♪

ジャック・ブラックが出てること、どうもおバカ系の映画らしいってこと
くらいしか頭に入れずに見たので、嬉しい驚きがいっぱいでした＾＾
その1＾＾　謎のピックを求めて行ったギターショップの店員が、ん？どっかで
見た顔・・と思ったらベン・スティラーで、きゃぁ、こんなところに、って
嬉しかった～＾＾今回はギターショップの店員らしくロン毛で、珍しい
彼を見せてもらいました♪　頭頂部あたりの地肌がちょっと透けてたりしたのも
笑えましたわ。

その２＾＾ピックを求めてロックミュージアムに行くJBとKG。そこで出会う
奇妙な男・・ん？これまたどっかで見た・・・あ～！ティム・ロビンスだ～!と
ビックリでした。かな～り汚い格好してるし、歯も数本抜けてる様子だったし。
彼のラストも笑っちゃった(^^ゞ

ロックミュージアムに行く途中の車の中で、ジャック・ブラックが見てた夢が
最高に面白かったし、歌も良かったです♪
エンドロール後におまけがあるので、そちらもお見逃しなく^^

個人的お気に入り度

テネイシャスD 運命のピックをさがせ!プレミアム・エディション [DVD] ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る