すごいのキタ

2016-02-24 20:43:14 | 日記
保険会社の人って、時々「ごあいさつ」みたいな感じで来るようだけど、
先日、母のところに来た女の人が、私にも保険を勧めようと今日やってきた。

この人がすごかった…。

私がまず玄関に出て、中に通すと、
母を見つけて「あ~~お母さま~~!!」と超ハイテンション。
奥に父がいるのを見つけたら「ああ~~~っ、お父さま~~~っ!」とパタパタ手を振っているので、
会ったことがあるのかと思ったら今日が初。
私も初。

まだ若くて、きれいな人なんだけど、まぁ声が高い。テンションが高い。
マシンガントーク、、、に近いかな…。

医療保険を勧めようとしてたらしいのだが、
あいにく私は保険を見直して掛け替えたばっか。
ほんとについこの間で、まだひと月経っていないほど。
しかも似たような内容で、微妙に私が契約したもののほうが手厚い様子。

というわけでごめんなさいしたのだけれど、
さらに保険会社でやってるセミナー、手芸教室、などに参加しないかと言われ、
ダメ押しで別の保険まで勧められ、たぶんもう勧めるものが無くなったのでしょう、
「こないだ保険見直してもらって、全方位がっちりガードされてるみたいなんで大丈夫です!」
と言ってやっとお引き取り願えました。

その間ずっと声高く、見開いた眼でみつめられ、テンションももちろんMAX。
どんなすばらしい保険だったとしても、
あなたからは契約したくないよ…。

そう思いつつ玄関でお見送り。
棚に飾ってあった雛人形の色紙に「キャー」とわけわかんない歓声をあげ、
どうしようかなと思ったところ私の仕事の話に。
整体をやっているというと大体「私もみてほしいです~」とかいうんで終わるんですが、
彼女は一味違った。
「自分も、契約してくれた方のところに時々通っているんですけど、
やっぱり整体すると違いますよね!」
みたいなことをおっしゃるので、
「そうですよね、時々メンテナンスに行くといいと思いますよ」なんて答えときますと、

バッグをまさぐり、しばらく逡巡したのち、
その自分が行っているという整体院のチラシを私にくれました。

これを私にどうしろと…???




保険屋さんが帰った後、なんとなくぐったりする家族。
精気を吸い取られそうだった。
でもネタを提供してもらったと思えば…。