【ZOMBIE セットリスト 12/27(日)】
— ZOMBIE様 (@zonbi_official) December 27, 2020
有観客&配信ワンマン「再怪」
会場に来てくれた皆様、配信で見てくれた皆様に感謝である!
素敵な「再怪」じゃった!
来年は各地に再怪しに行くのでよろしくなのじゃ!
良いお年を! pic.twitter.com/jCzw77k3Wx
久しぶりのZOMBIE様のお言葉。
1年前の12月に「ゾンビ死ス」ツアーがあり、「ぞんび」は終わり、
今年1月のシークレットライブでizunaさんお披露目。
2月24日EDGEでZOMBIE初ワンマン。
…以来のワンマンでした。
ライブのサブタイトルに「有観客」なんてつく日が来るとは、
あの時は想像もしなかった。
対バンイベントはありましたが、
izunaさんは「有観客」でのステージは10回もしていないはず。
加入していきなり足止めを食らった彼が一番、
ライブをしたくてうずうずしていたのかなと思います。
武者震いしているような雰囲気でした。
奏多くんはもう、ライブ出来ることがうれしくて楽しくて!という笑顔。
れいちゃんはますます要塞のようになったドラムセットを見ただけで気合いがわかるし、
ミドリくんはお客さんを見つめる目にいとおしさあふれる感じでした。
みんないつもに増していきいきしていたし、
久しぶりのライブに思えないほど、
そしてこのメンバーになって実質間もないようなものなのに、
バンドとしてまとまっていて、かっこよくなっていました。
客席は、1階のフロアの前半分に椅子が置いてあり、座席指定。
後ろは立ち見。
2階も指定席という構成で、
一人分ずつ隣と空いているように場所が決められています。
とても見やすいけれど、ステージ上からはスカスカに見えるんじゃないだろうか??
なんて気になってしまいました。
始まったらそんなことどうでもよくなってしまったけれども。
途中、「餞の唄」ではせっかく椅子があるのだから、と着席を呼びかけ、
ステージ上にも椅子が入れられ、メンバーも座って演奏。
これはすごく新鮮だった。
またやって欲しいな。
静かな雰囲気でやっているのに、ミドリくんは一人、椅子でくるくる回っていて、
それを見た奏多くんが歌いながら笑ってしまう場面もありました。
もう一つの見せ場はアンコールでやった新曲。
なんと奏多くんがギターを抱えます!
なんですってギターボーカル!?
あとで、「コードはずっと同じところを押さえていた。」というタレこみがありましたが、
気にしない。
ミドリくんが戦争映画を見ていて作曲につながったという『抹殺せよ!!』
タイトルは相当物騒だけど、1曲に色んな表情があって、激しくてかっこいい。デスボもあれば軽やかな部分もある。
「最近生ぬるい曲ばっかり作ってたから、初期みたいな激しめのものを」とミドリくんは言っていました。
配信でもあとから見て、アーカイブで何度も聴きました。
新曲として発売されるのかな…でも前に出たアルバムのインストも延期になったままだしな…とか余計なことばっかり考えてしまった。
インストなくてもいいから発売してほしいなぁ。
ミドリくんあるあるで、歌詞はまた変わるかもしれないとのことです!
いや本当にギター抱えた奏多くん、様になってた。
全員楽器も絵になります。すてきー。
「再会」をひねった「再怪」というタイトルの話になって、
稲川淳二の話になって、
れいちゃんによる稲川淳二のモノマネになって、
それを奏多とミドリくんがモノマネするという謎の展開とか、
かと思えば、入ってすぐに思うようにライブが出来なくなって落ち込んだけれど、
みんながメッセージとかで応援してくれるからやって来られた、
感謝が伝えられてよかった、というizunaさん、
11カ月も活動できていなかったのに、
応援する気持ちを持ち続けてくれて。離れてしまっても不思議じゃないのに。
と、一層ありがたみを感じたというミドリくん。
でもこちらからすれば、
活動し続けてくれているだけでありがたい。
したくても出来なくなっていくバンドもあるのに。
今年は個人的に、
すごく大変な年でした。
心身共に疲れもしたし、環境も大きく変わったし、
でも結果、たくさんのことに気づけもしたんですが。
そんな諸々がやっと落ち着いて、気持ちに余裕が持てるようになってきてのライブで、
それが本当に最高の空間で、
だからもう1年のうち11カ月と20日くらい大変だったとしても、
全部吹き飛ばして「今年はいいライブで終われたし、いい年だった」
と思えてしまった。
チケットの当選のお知らせが来て、発券して番号に一喜一憂して、
当日待ち合わせしてご飯食べて物販に並んで、
会場でまた友だちに会って。
そういうこと全部、「そうそう、これがライブだよね」って思いながら噛みしめました。
奏多くんが最後、適応して生き抜いて行こうと言っていたように、
来年もっと力強く楽しく行きたいと思います。