NHK大河『鎌倉殿の13人』。
珍しく見続けられております。
歴史物は、そもそものスタートが「はいこの人源頼朝。だいたいどんな人かみんな知ってるよね」
なのがツラい。
すまんなんで伊豆にいるの?
しかも戦があると特に登場人物が多い。
カツラつけてると誰だかわからない。
などというハンデがあり、
見ようと決めてさえどうしても脱落しまう。
でも今回のドラマは、
登場人物が
みんな微妙に情けなかったりだらしなかったりいい加減だったり酷かったりして、
「そうよね」
って思いました。
戦いに行くのそりゃ怖いし、
人のことなんかどうでもよかったりするし、
めんどくさいことは丸投げしたいし。
セリフが現代文なのも親しみが湧く。
あと、歴史に詳しくないとガチで「この先どうなるの??」
とハラハラ出来ます。
お得。
それに今はTwitter見りゃ、
色んな人が解説してるから「あれ誰」とか「なんなのか全くわからん」という場合でもなんとかなる!
「やたら調子いい男だなー」
と思っていた片岡愛之助(主人公の兄)がいきなり死んでしまってびっくりしましたが、
ポップなお父さまがまだ生き残っているので楽しみです。
頼朝が眠っていると夢枕に立つ西田敏行もいい味出してます。
こないだ、合戦の前に名乗りをあげて色々言い合いをする場面があり、(口上?)
本当に昔はそのようにして戦が始まったらしいんですね。
いわばMCバトル?
プロレスで試合前にわざわざマイク持って、
「こないだの〇〇大会での借りを返してやるぜ!」
「お前なんかに用はねえんだよ!
俺を誰だと思ってんだ□□だぞ」
的なやりとりをするのも、
対バンで、
「俺たちが〇〇だ!ががってごぉーーい!!」
じゃーん!
ってなるのも、
すべてこの流れなのかしら…。
そんな感じで全方向に楽しんでます。
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