お墓を引っ越した

2020-07-31 22:34:00 | 日記
タイトルを書いてからふと気付きました、
お墓っていうかこれ、
「骨の引っ越し」
ですよね。



今日はまず、先日もらったコメントの疑問に、
お答えをします。

元の墓石で新しい墓石を作らなかったのはなぜか??

そうです。
もちろん考えました。

最初は、
「墓石を動かしゃいーんでしょ?楽勝」
と思ってたら、
受け入れ側のお寺の墓地にはそんな大きな石入りません

て言われて、
改めて空いてる墓所のスペースを見てから、
うちのお墓の石のサイズを眺めてびっくり。
確かにでっかいんです。
子どもの頃から、それしか見てなかったから特に何にも思わなかったし、
周りも古いお墓ばっかりで似たようなもんに見えたし、

だいたいお墓ってどんな大きさか?
とか考えたこともなかった。

で、ともかく確かにこれは無理だということで、

じゃあ削っちゃえばいいんじゃん??

と思ったらあなた。
古い石はだいぶ変色しているけれども、
本来こんな色なんですよ、
と石見本見せられてびっくり。

全然違う!

なので、削ったとこと削らないとことの色の差が出来てしまう。
正面に彫られている名前を活かそうとすると、
そこは古い苔むした色で、
両サイドは新色、みたいなことになる。

しかも、
削ってみないとわからないが、
古いと内部にヒビや欠けが見つかることもあるとかなんとかで、
どうもそんなに簡単じゃないらしい。

しかも石が大きいのでそもそも運び出すのにも相当手間がかかる、
手間がかかるイコールお金かかる。

だったら新しく墓石を作っても同じくらいかも…

ということで、

「もーじゃあそうしようよ大変だもん!!!」

って流れだったわけです。
(しかも石の加工を頼む先は中国、その頃は中国は国内での人の移動もままならない時期で、
「出来上がりいつになるか…」みたいな)

あと、一瞬「もうめんどくさいから無かったことにする…?」
という空気も流れましたよね、当然。
でもやったけど。

ともかくそんな訳があったのでした。


さて、
本日は昨日引き上げたたくさんの骨つぼ(15個もあった)の中から、
おじいちゃんおばあちゃんの2つを残し、
あとは新しいお墓の下の土に還す、
つまり散骨してもらいました。
前の日に火葬したお骨も一緒に。
そしてお墓の蓋を閉め、
お寺の住職にお経を上げてもらいます。

ここでひとつ私がどうしていいかわからなかったポイント。
「何着ていけばいいの??」
喪服?それとも、、
わからないのでこそっと石材店の人に聞きました。
「地味な服装で大丈夫です」

そうですかありがとうございます!

と思ったもののこれ一番悩むパターンで、
「平服でお越しください」みたいなね。
地味って、、、どの辺が正解なのか。

でも初日、お墓は結構ドロドロになるの予想出来たんで、
喪服指定されるより良かったな、って、
上下黒で適当にごまかして行ったら、
お坊さんも割とカジュアル(??)だったので、
「よかったー!」
とほっとしまして、

翌日もおんなじような感じで行ったら、
お寺の入り口開けた途端目に入ったお坊さんの衣装が、
なんか本気の「白い衣」じゃありませんか。
まずい、今日は正装すべきだった?
でもまぁ来ちゃったししょうがないですね。

で、
この日はお経を上げて終わり、だったのでこれと言って珍しいことは何もありませんでした。
ただ、初日は
「米と塩とお酒」を用意するよう言われたのですが、
開眼の時も要りますか?と聞いたら、
石屋さんはいいえ、
と言ったので、
でもなんとなくヤな予感がしたので持って行ったら、

必要だったというね!

あと、両日とも、お経の途中でお坊さんが立ち上がり、
なんだろな、「悪霊退散!!」
みたいなアクションをする場面があって、
迫力でした。
カスタネットみたいなので「カン!カン!」鳴らしながら空を切る。

ちょっとジグザグのときに命様がやってたのに似てる…とか内心ニヤニヤ。

やっぱりお墓をあけるとなるとそれなりに色々大変なんだろなー、
と、思いました。



これまではいつも、墓地の近くでお線香とお花買って行ってたので、
あんまり選べもしなかったけれど、
せっかくお墓が新しくなったことでもあるし、
近所のお花屋さんで好きな花をまとめてもらいました。


というわけで以上お墓のお引越し無事終了。
あとは引き払った方の墓地を更地に戻して霊園に返還してもらいます。
なんか思うより石がいっぱい埋まっていたりで、
見積もったよりもかかるかも…(お金が)と石屋さんが小声でぼやいていたが、

が、
がんばってください…!

お墓を引っ越す

2020-07-29 23:28:00 | 日記
お墓の引っ越しという、あんまり経験しないことをやりました。
今ある、うちのお墓が微妙に遠い。
で、お寺の方がよっぽど近い位置にあります。

ある時お坊さんが「うちの墓地にどうぞ」と言ってくださったので、
「そりゃいいかも」
と思ったのですが、
実際にはなかなか大変でした…。

まず、墓石をそのまま運べばいいだろうと思っていたら、
古いお墓なので今の墓地には大き過ぎて無理!ということに。
仕方なく新しく作ることになりました。

さらに。

墓地の中にはお墓が二つあったので、納められているお骨を寄せて新しいお墓に入れることにしました。
それで石材店の人が下見に行き、お墓の下を開けてみたらびっくり。
二つのうち古い方のお墓の下に入っていたのは、
土葬のままのお骨だったのです。

そもそも、我が家のお墓は最初、谷中墓地にあったそうで、区画整理に伴い多磨へ。
すでに一度引っ越しを経験していました。
その時に、昔土葬したお骨を掘り出し、そのまま木箱に移し替えて今のお墓に埋め直したのではないかということでした。

石材店の人いわく、
「2回目です」というので、たまにあるのかと思ったら、
「長いことやって来て2例めということだからレアケースです」
ですと!
しかもそのままでは改葬出来ないので、
火葬する必要があるとな!!

話が大きくなって来た…。

ともかくまずはお坊さんに「魂抜き」のお経を上げてもらう。
「閉眼供養」というそうです。
季節がら、まー蚊が多い。
蚊取り線香を焚いているけれど、
見ていると目の前のお坊さんの黒い衣に、
1匹、2匹と蚊が止まって行く。

着物に止まってもしょうがないとわかったのかそのうちいなくなりましたが、
今度はふと見るとお坊さんの頭から汗が吹き出ている。
そりゃそうだよなぁ、
木魚みたいなの(木魚より音が高い)を打ち鳴らしながら、
ずっとお経唱えてるんだもの。
エネルギーいるよなあ。
30分くらいかかるって言ってたもんなあ。
なんだろ?パーカッション叩きながら30分MCなしで歌い続けてるようなもんだよね。
まぁドラムではないか、足はないし、やっぱパーカッションか、、

などなど妄想していると足元を、
蟻、ダンゴムシ、ミミズが通って行く。
ミミズ見たの久しぶりじゃないか。
このミミズどこ行くのかな…

と思っていたらお経が終わった。

それからまず土葬のお骨を出してもらい、
骨壷も出してもらいました。
結構水びたし。
土葬の方は木箱がボロボロです。
解剖の本で見たような骨が続々と出て来るので興味津々。
骨盤、肋骨、腰椎、頭蓋骨。
理科室の標本とおんなじ。

ちなみに、この2体が誰なのかはっきりとはわかりませんでした。

さてご先祖様を段ボールに入れ、
火葬場まで運んでもらい、
焼いてもらいました。
(そうしてくれれば、そのまま焼きます、と言ってくれたそうです)
段ボールでお骨運ぶ日が来るとは。
そして誰も亡くなっていないのに火葬場に行くことがあるとは。
自分の感覚がライトなので、ちゃんとしたお葬式のご一行に出会うとちょっと気まずい。

今回、古いお骨は土に還す、つまりお墓の下に散骨することになったので、
焼き上がった骨は箱に入れてもらいました。

これにて前半終了。
明日は「開眼供養」です。
はー眠い。今日はこれで一旦おしまい。




塩味との再会

2020-07-19 21:07:00 | 食べ物
セミが鳴いてる…!
しかもすごーくやる気なさそうに。

今年2回目。
毎日雨&曇りばっかりで、
全然出番になりませんねー。
うっかり地上に出たもののずっと鳴けない、とかあるんでしょうか?

その場合セミ的にはどうなるんでしょうか。

心配です。
ちなみに今日はやっと晴れ、ニュースによれば18日ぶり?とか?


さて本題は全く違う。
先日、懐かしい方から久しぶりのコメントをいただきました。
そうです私が求めてやまぬ、
幻の「塩味のバナナチップス」に、
これが近いのでは??
とコメントしてくださった方です。
その記事はこちら

遡っていただければわかる通り、

と思ったら元の記事のリンクが切れとるやないかい。

えーとそもそもは、
私が「ジャマイカでお土産に買った塩味のバナナチップスをもう一度!!食べたい!!」
とごねていたところ、
親切なとおりがかりさんが教えてくださったのが、
サンクゼールで売っている、
この商品でした。

で、これはこれで食べ出すと勢いが加速する魔の商品だったのだけど、

ジャマイカの思い出のものとはちょっと違ったのですよね。

いわゆるバナナチップスって厚みがあって、甘い。
この、教えていただいたものも、厚みがあります。
そして、甘みもあり、しょっぱさもある。
けれど私が食べたのは、
「ポテトチップスのバナナ編」
て感じで、
薄くて、単なる塩味だったのです。


そしたらなんと2年の時を経て、
再びコメントが…。

「ダイソーのこれは近いのでは」

なんですってダイソー?
近場!徒歩!!行ける!!!

って意気込んで、
うちの辺には2軒あるうちの遠いダイソーにまずわざわざ行って、
無くて、
近い方に戻ったらあったという(アホか)。

塩味だけじゃなくBBQ味と辛いのもあり、
なぜか塩味は品薄だったので、
危機を察知した私は2つ購入。

※ダイソーは次に同じ商品が置いてあるとは限らない。



ああ、、

それっぽい、、、。



どうも、普通に食べるバナナとは別に、
調理用バナナ?があるらしく、
(うろ覚え)
前に行ったジャマイカ料理のお店で、
まさにそれらしいものが添えられていたことがあったんですね。

「ここに来れば食べられる?!」
と思ったのもつかの間、
あえなく閉店。


そして先日、
「チーズ味」
っていうのは発見してたんです。


しかし、しかし、
ダイソーで、塩味が買えたら、
もうそこはジャマイカじゃないか…感涙。


実食。


あああこれだよ〜こういうのが欲しかったんだよ私はあ〜。

まさにポテトチップスのバナナバージョン!
甘くない!
まっっったく甘くない!
シンプルな塩味!
でも最後に口の中にポテトチップスとは確実に違う、
里芋?みたいな粘り気がもったりと残るんです。

なんかそれがたまりません。

書いてある通りタイ製なんだけど、

そもそもあの、ジャマイカで売ってたバナナチップスがどこ製だったかわからないなぁ…。
もしかしたらタイ製だったりして。

という訳で、
本当に久しぶりに求めている味と再会出来て、
嬉しい…
しかも歩いて買いに行けるなんて…

とおりすがりさん、
ありがとうございます!
食べる手が止まらないよぉーーー!
一袋あっという間だよー!
とりあえずなくならないうちに買いだめておこうか…。


プロレス再開で再会

2020-07-18 22:45:05 | プロレス
後楽園ホールが使えるようになったそうで、
DRAGON GATEの大会が再開、








7月15日に観に行って来ました。
何か月ぶりだろう??

チケット代は通常の1,100円増し。
リングと最前の席との間がかなり広く取られ、
いつもより何列も少ない状態。
そしてスタンド席ともども、座れるのは椅子2つ分あけて飛び飛びに。
チケットは売り切れでしたが、たぶん通常の3分の1もお客さんは入っていないはず。

ホールのある5階まではエレベーターではなく階段で上がり、
いつもと違う動線でアルコール消毒、体温チェック、チケットの半券に連絡先記入、
という作業を終えてから入場。
お客さんはマスク着用で飲食(水分補給は可)声援はNG。
スタッフは皆マスクにフェイスシールド。
セコンドの選手はマスク。
リング上の選手だけが今まで通りでした。

盛り上げるには拍手しかありません。
いつもより一生懸命拍手しましたね。
最初にリングインした選手を目にしたときは「ああ、やっと…」と
すこしうるっとしました。

ですが、

やはり観客席を見たときの寂しさはぬぐえないし、
だからこそ試合が面白くないと余計に際立つような。

その代わり、
上手い、魅せる選手はこんな環境でも惹きつけるなぁーとすごく感じました。
この辺はライブと同じだな、
例えるならスカスカの対バンでも盛り上げ上手なバンドはちゃんと見ちゃう、みたいな。

スカスカの理由がだいぶ異なりますけれど。


立ち見でパンパンの大会、
殺伐とした大会、
驚くような選手の参戦や復活、
開始早々リングが壊れた大会、
色んなの観ましたけれど、
こういう大会を見る時があるとは思いませんでした。

本音はやはり、いっぱい人が入ってお菓子とか隣と分け合ったりしながら、
歓声や時にヤジに沸くプロレス会場の方が楽しいし、
行った気になります。

それでも生で試合できる、観戦出来るありがたさは、貴重。
経験できてよかったなと思います。

あと、
観に行ってもSNSにアップしにくいような空気があるとしたら、
それもイヤだなぁと思って。
こんな風にしてやってましたよ!って言いたかったのもあります。