キュウソネコカミ DMCCツアー 2016.2.5 Zepp Tokyo

2016-02-06 21:11:19 | 音楽
フェスや対バンで何回か見ているキュウソネコカミ。
なんと、ワンマンライブを見るのは初めてでした。
チケ神さまと参戦。

キュウソの魅力ってなんだろう?と思った時に、
まず歌詞。
そこ歌にする?というところ。「ヤンキーこわい」といいつつ「ドン・キホーテは貴様らのたまり場ではないぞ」
とか
「なんまんだご先祖様 死ぬとき感謝されて死にたい」とか
「スマホはもはや俺の臓器」
とかね。

そしてフロアのお客さんの頭上を歩くパフォーマンス。
曲は聴いたことある、面白いよね、状態だったのが、
「ライブ見に行きたい!」となったのは、テレビで見たこの光景のせい。

そして実際に触れてから思うのは、この何とも言えない「不完全な少年ぽさ」なのかな?
自分たちをダメなやつといいつつもそこを音楽にして、
最終的には捨て身で輝いちゃう、という感じ。

昨日はPCのトラブルで出来なかった曲がありました。
くやしいといいつつ、
「きっとこの借りは幕張で返すから!!」


幕張、そう幕張です。
幕張イベントホール、キャパ九千人!あえて漢数字で記載しちゃいますよ。
きゅうせんにんです。

昨日のZeppTokyoは公称キャパ2709人です。
ソールドアウトし、「キュウソチケット取れない」という声が出てきて、
ネットで高額で売られていたりするようになっってしまった。
そんなのやだね、ということであえて「絶対無理でしょ」という大きさの会場を
大阪と幕張で2日間ずつおさえ、
追加公演としたそうです。

そうそうそういうところですよ。そういうとこが魅力なんだと思います。
それでいていつもちょっとグダグダな感があるとこね。

あと昨日はとてもベースがいいな、と感じました。
自分も色々聴ける余裕が出てきたのかなぁ。

お客さんをとても大事にするキュウソ。
大事にしないバンドなんてないでしょうが、
お金を出してくれるから大事にしているのではないなんか、

なんだろう、
ボーカルのセイヤさんのどこか「普通のあんちゃんぽい感じ」から出てくる、
カリスマ性とかオーラとかじゃない何かが、
お客さんとの近さをいつまでも感じさせてくれる、そんなバンドです。

そんなバンドがでっかいところでやったらどうなるのか?
それもまた楽しみです。