天龍源一郎引退

2015-11-16 22:51:54 | 日記
専門学校のとき同級生が、
とっても嬉しそうにみんなに聞いていた、

「日本で一番強いプロレスラーって誰だと思う?
天龍だよ!
唯一、馬場にも猪木にも勝ったことがあるんだぜ」

なんで急にそんな話になったのか覚えていないけれど、
かなり唐突だった気もするし、
それ以来忘れられない言葉になりました。

私がプロレス観戦をするようになったのはそのあとで、

馬場と猪木は全日本プロレスと新日本プロレスにそれぞれいて、
かつてはその二つが交わることなどなかったこと、
天龍は両方のリングに上がったまれな人物であり、
双方に勝ったのは確かに天龍だけであること
などを知りました。

試合を見たこともあるけれど、
存在感全部が重たい、って記憶。
単純な体重や身体の厚みだけじゃなく、
(それだったら曙の方がでかい!)
いるだけで重々しいというような。
歴史とかプライドとかまとうものが多いせいかな。

でも考えが柔軟なんですよね。
女子レスラーとのミックスドマッチとか、
インディーと言われる小さな団体とかにも出たり、
新しいことを面白がれるアタマのやわらかさがあるんだそうです。
そこがまた素敵。

昨日11月15日に両国国技館で引退。
相手は新日本プロレスの、まだまだ若手でありながらトップに立つ
オカダ・カズチカ。
65歳 対 28歳の戦いが見られるのは、
プロレスならでは。

残念ながら引退興行は、見には行けなかったけれど、
一度でもこの目で試合を見ることができていて
本当によかったです。
最近は声がかれてて何言ってるかわからない、ってことで
テレビに出てたりしたけれど、
これからもかっこいい天龍源一郎でいて欲しい!!

ひとまずは、お疲れさまでした。