歌広、金爆やめるってよ ツアー終了

2015-11-25 15:33:31 | 音楽
7月4日、千葉公演から始まったゴールデンボンバーのツアー、

11月23日の
沖縄公演をもって終了しました。

本当は11月12、13日の代々木体育館が千秋楽だったのですが、
途中あった沖縄公演が台風で延期に。
やむなく千秋楽後に行われたのです。
なので、これで全公演終了です。

去年も宮崎公演が全く同じことになりました、
最近台風も強いわ、時期は以前と異なるわ、
イベント組むの大変だろうなと思います。
野外フェスとか特にね。

で、今年はどんな内容だったのでしょう?

曲は、ツアー前にアルバムが出たので、その中から8曲。
新旧取り混ぜて、のセットリスト。

まず主役(?)の歌広場さんが、バンド内で居場所のない感じになっているシーンから動画スタート。
やさぐれてバーで飲んでいると喪黒福造似の腹黒腹蔵さんが近づいてきて、
あなたも人の役に立てます、と何やら吹き込む。

以降、バンドそっちのけで副業の拡大や金策に奔走、大金持ち化する歌広場さんがライブに遅刻?

というところで淳くんいないままライブ開始?!
と思いきやF1カーに乗ってギリギリ到着!間に合った。
これは段ボール製ではなく、事務所にある本物のレーシングカーだそうですが、
なんでそんなものが事務所にあるのかは謎です。

ここでアルバム中でも大好きな曲「SHINE」
で疾走感たっぷりにスタートです。
しゃいん、と読みますが、
曲中では しね と言っている根深い曲です。

数曲やったのちに休憩タイム。
いつもここでお口直し(?)の身体を張った動画が流れるのですが、
今回はパンツいっちょでサバイバルゲーム!
他のメンバーを攻撃しつつ、各所にあるミッション(バランスボールに乗って10秒とか)
を早くクリアしたほうが勝ち。

これが本当におかしくって、
何回見ても初めて見たかの如く爆笑してしまうという…。
特に鬼龍院さんがバランスボールに乗り、
誰にも狙撃されてないのに一人で勝手にボールから転げ落ちるところが最高。

ゲームは歌広場淳さんの一抜けで優勝!
そしてステージ再開は、演劇のコーナー。

交番が舞台の、早く言えば「こち亀」のパロディです。
基本恋愛ドラマで、でもメンバーが男しかいないので毎回ゲイドラマです。
イケメン設定の喜矢武さんですが、眉毛は両さん的に太く左右がつながってます。
あと、一番曲中にも色んなことをやるので、
喜矢武さんはまともな恰好をしている時間も、
なんならステージ上にいる時間も一番少ないのです、いつも。
喜矢武さんファンは受難です。

去年の演劇では役柄が「木」だった研二さん、
今年はピンクのミニスカートに金髪ロン毛のヅラで、
破壊力抜群のキャラ。
本人やってて楽しくてしょうがないらしく、ノリノリでした。

ここんとこオカマキャラが多かった淳くん、今回は一番まともな役でした。
合間にバラードなど4曲はさんでハッピーエンド(?)で演劇終了~。

物販紹介のコーナーを挟み、お着替えも済ませ、
ライブは「死 ん だ 妻 に 似 て い る」から後半に突入ー。

ニューアルバムの曲から、ライブ定番の曲になだれ込み、
「†ザ・V系っぽい曲†」で盛り上がったところで終了!
メンバーが引っ込みます。

と、ここで録音された「アンコール!」の声が流されます。
つまり、それに合わせてアンコール叫んでもよし、
まったり待っていてもよし、
お約束のアンコールはやりますよ、っていうね。

で「わかったわかったわかったよ~」とアンコールありがとうのフリでメンバーが再登場。

これもアルバムの中のお気に入り曲である「欲望の歌」を披露。
予想もつかない振りが面白かった!
ビジュアル系のライブでまさか指揮棒を振るマネするとは思わなかった。
そして「ラスト~!!」の掛け声とともに「女々しくて」。
終わりに金テープがどーん!と放たれて本当に終了。

の、あと、
最初の動画の続きが流れるのもいつものパターン。

バンド活動がおろそかになった淳くんに対しキレ気味の他のメンバー、
居酒屋で飲んでいるとついていたテレビでニュース速報が。
巨大隕石が地球に向かっているとオマバ大統領(オバマではない)の緊急会見。
あと10分で地球に衝突するという。
すると巨額の金で某テレビ局を買収した淳くんがテレビジャック。
隕石を破壊するにはミサイルで突っ込むしかないと。
その情報をあらかじめ教えてくれたのは腹黒腹蔵さん。
「みんなの役に立てるのは今しかない。
僕が行きます。
みなさん、この美しい地球をどうか守り続けてください」

淳くんが乗ったミサイルが某テレビ局の先端から発射され無事巨大隕石にドカーン。

「淳くーん!!」

そして動画終わると再び、今度は本当の(?)アンコールの声が。
すると…、

暗かったスクリーンに何やら映し出されたのは、
なんと騒音測定器?
いや別に騒音じゃないか!
マイクに、数字が表示される機械がついていて、
80㏈~85㏈~90~87~…てな風に、
客席のアンコールの声の大きさによって数値が変化しているのです。
そして「○○以上になったら登場します」という文字が!!
(ちなみに千葉では95、大阪100、横浜初日98、二日目97だったと思います。)
なにこの仕掛け、すごいー。
そりゃ張り切って言いますよアンコール!!

そしてラスト一曲、これで本当にオシマイ。


てな感じなんですが。
実は、私が最初に見たツアー初日の公演では、淳くんが隕石を見事破壊、
メンバーさみしそうにしているがまたがんばろうよ、ここで終わり、
だったんですね。オチもなく。
そしたら客席から「ええええーっ??」という声が上がったんです。
「いやいやいやいやこれで終わり!?!?」みたいな。

したらアンコールで出てきた鬼龍院さんが、
「死なせちゃいけないんだね~これのほうが面白いと思うんだけどなぁ~」
って言ってたんです。
「これのほうが面白いと思う」っていう鬼龍院さんの感性はわかる気したんだけど、
あまりに反応が明確だったから、ひょっとしたら…と思ってたら、

次に見たときは淳くんの「ころすなー!!」ってツッコミが付け加えられてました。



今回、初めて「初日」ってものを見られたんですが、
おかげでこんな変化があったこともわかったし、
千秋楽の代々木二日間の、
初日は演出一切なし、というのが見られなかったのは残念だったけど
(これだけネタ詰め込んでるのに演出一切なしって想像できない)
でも個人的には十分楽しみまくったツアーでした。

毎回想像の上を行くステージを見せてくれるのでたまらん!!です。
新譜発表後のツアーというのも実は初めての経験で、
どんな感じかとワクワクしました。
皆々様、本当にお疲れさまでした、& ありがとうございました♪