キュウソネコカミ 試練のTAIMANツアー2015 vs忘れらんねえよ EX THEATER ROPPONGI

2015-11-08 16:21:38 | 音楽

今見ると一番、「今!?」って感じのハロウィーンお写真。

先日、六本木の街角で東京都作成のゴミ袋配っていたんですよ。
ありがたくいただいてきました。
ゴミが入るとかぼちゃになるんですが、

正直、もったいなくて使えない。単純にカワイイ。

という無理やりな六本木つながりでライブの話です。
『キュウソネコカミ』の対バンツアー、ゲストが『忘れらんねえよ』でした。


ネオンにびっくり。まったくバンドカラーにそぐわないことこの上なし。
まぶしすぎて写真よく撮れませんでしたが一応、
ライブのタイトルが書かれてます。

双方の芸風(?)としては、
キュウソが、世間に噛みつく歌をちょっとコミカルかつ皮肉を込めて歌う。
キュウソネコカミ - ビビった MUSIC VIDEO

メガシャキのCM曲歌ってます。
ライブでは、ボーカルのヤマサキセイヤさんが観客の頭上を歩きます。

忘れらんねえよは、モテない恨みや売れないひがみを歌い上げる。
(これでいいのか??説明!)
♪マイナビバイトでさがせ~ って歌ってるのがそうです。
ライブでは、ボーカルの柴田隆浩さんが途中で千円札持って、
観客の頭上を運ばれながらバーカウンターまでビール買いに行きます。
忘れらんねえよ『バンドやろうぜ』

ちなみにこの映像の中にもキュウソのVo.ヤマサキセイヤさんが出てきます。

二つは同世代のバンドで、100人くらいの小さなライブハウス時代から対バンしていたそうです。
キュウソのほうが少し後輩。そういう関係です。

ですが、その後輩のバンドのほうが、
少し先に売れたという具合なのです。

『バンドやろうぜ』の中に
「あいつのバンドがMステに出てるから 今夜もテレビをつけられないでいる」
という歌詞が出てきます。
その言葉通り、先にキュウソがミュージックステーションに出演してしまいました。
そんなことをネタにしながらライブが進みました。

忘れらんねえよは、先日ドラマーが脱退を発表してから、初めてのライブでした。
ですが、この日はあくまでキュウソのステージへのゲストなので、
そのことについては何も触れずに終えました。

MCでは、バンドマンはみんなが思っているよりもずっとお客さんのことを大切に思っているんだよ。
そう言っていました。

後攻のキュウソは、
「テレビで歌が流れてる時間は絶対あいつらのほうが長い」と、
♪マイナビバイトでさがせ~ を歌って応酬。
大盛り上がりのステージの後、
アンコールでバンドのことに触れました。

バンドやってるのなんて奇跡みたいなもの。
活動休止とか、脱退とか、絶対にある。
だから活動しているうちにバンドを応援してほしい。

そして

「色々あるけどあいつら全然活動やめへん!」

忘れらんねよのことをそう指しました。

それを、二階席で聞いている忘れボーカルの柴田さん。


そうそう、本当に色々ありました。
私が知る前にはベースの梅津さんが腰を痛めて動けなくなったり、
ドラムの酒田さんの休止中には、またもベースの梅津さんが足を骨折ってこともあった。
もう、元気なのはボーカルの柴田さんだけ?てなね。
そして今回の脱退ね。
でもバンドはなくなっていないから、先に進むしかないし、進むことはできる。



キュウソのアンコールの『ブルース』という曲の歌詞は

僕らいつか消えるけど きみたちの人生はまだまだ続く
解散とか休止とかさみしいけど 俺らが元気なうちにまた遊びに来いよ


なんでもはかないけれど、
バンドは人間関係と資金が続かないと終わる。
ライブも二度と味わえないもの。
それが、メンバーチェンジ前提のチームや、
個人競技とはまた違う「はかなさ」をはらむ。
言ってることもやってることもハチャメチャな二つのバンドだけに、
この日のライブのお互いのやり取りは心にしみました。
しみて、とことん感動して動けないくらいだったのだが、
あの時の感情を全然言葉にできないのです。

お互いの友情に感動?
バンドのはかなさに同意?
なんだろうな、そればっかりじゃないんだよな、
むしろそれじゃない、なんであんなに心動かされていたんだろう???

それがライブってやつなのかなぁ…。
三日たった今でもどうまとめていいのかわからないのでなかなか書けませんでしたが、
結局最後までまとまりませんでした!


サンキューフォーチケ神様!