銀の人魚の海

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トム・アット・ザ・ファーム

2015-11-30 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
トムアットザファーム。
私はロランス~のカナダの25歳新鋭監督、グザヴィエドラン。
私は~の方が普通。笑

万人むきではないが、見てよかった.

映がは綺麗、独特な個性、切り取ると絵画的。

お話。息子ギョームが死ぬ。事故らしいが~

彼はゲイ。

恋人である、監督扮するトムがケベックの田舎にいる
ギョームの母を尋ねる所からはじまる。
全編緊張感漂う、不可解さがあり、微ハネケ風。

でもハネケより、生々しい。

母と同居しているギョームの兄、フランシスも奇妙な人。
暴力的で不気味。

母も変人っぽい?
トムも~となると、皆、少しおかしいことに。(^_^)
そんな話。

ギョームの偽恋人役の女性を含み、ほぼ四人しか出ない。
そして、亡きギョームは一回も映らない。

農業と畜産家の兄だが、とても48頭の牛を飼ってる生活に見えない所も
リアリティはない。そこがいいかも。(^-^)/モロ非現実。

死んだ牛をトラックで引きずるシーン、牛の白黒も印象的。

トムはフランシスに何故か家に残るようにいい、
いきなり暴力もふるわれるが、憎しみの愛なのか??
トムは居続ける。

男性2人でタンゴを踊るシーン。汚れた「暗殺の森」みたい。

トム、ギョームはゲイだが、兄もトムにひかれた?

兄はバイセクシュアル?わかりませ~~ん。笑。複雑で。

仏の戯曲からの映画化だそう。

冒頭、先日書いたMルグランの風のささやき、が鳴り響く。

ラスト、過去にフランシスに顔をひどく切られた男が一瞬映るが、意味があるのか~
これからどうなるのか?

トムはどこへ行くのか、戻るのか?不明ラスト。

予告にドラン主演の「エレファントソング」が入っていた。

Bグリーンウッド、CAモス、Cキーナー。夏公開された?これも見たい。

ドランの他作品は「MOMMY」など六作。
私はロランスは、見たので、何と無くみていく監督か。

若き異才と思うと、仏のレオスカラックスも25くらいで
汚れた血、ボーイミーツガール、
そして、ポンヌフが30才くらいと思う。

グザヴィエ監督はカナダ人だが年齢的には近い経歴かな~


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