銀の人魚の海

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運命のボタン~混乱気味のボタン

2010-06-03 | 2010年鑑賞新作映画
「ドニーダーコ」の監督なので、新宿昨日まで、
ぎりぎり間に合い見る。

なんと言ったらいいのか(*_*)

賛否両論だろう。難点はあるが私は、こういうの好き。

原作者R・マシスンは知らず「激突」などのホンを書いてる有名な作家だとか。
原作は20ページと短く70年のもの。

これは76年が舞台。

一番良かったのはキャスティングが皆合っていることかな・・

ディアスはノーメイク位で足が悪い役を自然にこなしている。
派手なイメージから離れて教師役、お金もあまりない家族。

なんでないんだろうと思ったが、二人しっかり働いているのに。
夫のあの車のせい?
子供は一人。
夫役J・マースデンも、元は何かありそうな顔だが、ここでは
妻を愛する普通の夫。

でも宇宙病なの。笑

NASAが出て途中から「Xファイル」、オカルト風になってしまう・・

原作はすっきりしているのか?
後半、混乱、迷走してしまい惜しい。
2時間なら、もっとうまくまとめられると思うが
その変さがいいのか・・

70年代の服、壁紙の柄、インテリアなどレトロなセンスが
どこか懐かしい。

家で、忘れたころ、のんびり見たい。ラストが、初めのあの事件につながるのね。

お金からボタン押しなのだが、かんじんのお金、100万ドルについては
ほとんど描かれない。

それもありで、だんだんシュール系へ移行してしまい
水のはこ、あれは何?

アロノフスキー監督の「ファウンテン」みたいでもあり、
少しシャラマンも入ってるか・・

何と言うか、見てください、映画。

原作作家は哲学、思想系としても書いたと思う。

人の運命、人生の選択など、普通の家族が、こうなってしまう
現実もあるよと。
オカルトにはならないが・・

人生、急回転もある。

そうだよね~と思いつつ見た。

クレジットも70年代を意識したのか、大きく見やすく
キャメロンは、これから、いろいろな役ができそうな気がした。

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