銀の人魚の海

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第9地区~良いでき、愛は永遠ってこと?

2010-05-06 | 2010年鑑賞新作映画
GW最後の日、映画をと全く期待せず見たら、これが
かなり面白かった。

SFだが切ない物語だ。
「アバター」より、数倍いいと思う。

W杯、もうすぐ6月、来週には日本代表も発表されるのでは・・

南ア、ヨハネスブルグの上に巨大宇宙船が!という発想が、まず楽しい。
ましてW杯の場所だから余計に。

次に良かったのはドキュメンタリー方式での演出だということ。
だから現実のように感じてしまうこと。

冒頭、エイリアンを追いだす係になった社の男性がTVに向かい
明るく話す、そこから観客は、この事件を見ている、という映画を見ることになる。

そこが斬新だ。

この演出が成功しているのでオスカー候補にもなったのだろう。

知ってる俳優は誰もいなかった。

テンポもよく気持ち悪いエイリアンも出るが、ひっぱる力はあり
ラストまで目がはなせなかった。

普通の人間、エイリアンだけでなく、アルジェリア系のマフィアみたいな
グループがエイリアンに売る、ネコ缶=麻薬、とも思うが、そういう人種を
出している事も幅がある。


SFエイリアン娯楽としてだけでもいいと思うが
深く考えると、これは難民、移民、差別、格差、人の運命、
家族、妻、子供、組織、軍など、さまざまな、現代の現実が混在している。

いろいろ分析もできそう。

ラストの戦いは「トランスフォーマー」的で、多少飽きるが
その後、あの彼は、ああなって、あのプレゼントを玄関に置いて~

愛はまだ存在する。

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