この本は、長い間、コンスタントに、落ちることなく刷数をあげている。
今、いくつ?・・これほどの本はないと読んだ。
ついに文庫化。
先日文庫版が発売されて話題に『百年の孤独』の著者
「ガブリエル・ガルシア・マルケス」(コロンビア・1982年)の切手。
〇コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケス(1927~2014年)の代表作「百年の孤独」の文庫版が26日に発売され、海外文学作品としては異例のペースで売れている。
インターネット書店では売り切れとなる店が続出。東京都内の大型書店には特設コーナーが設置されている。発売直後にもかかわらず、既に重版が決まっている。
◇内容は? 百年の孤独は、67年に発表された作品で、架空の村・マコンドを舞台に、ブエンディア一族の栄華と滅亡の100年を描いた長編小説。
これまで46言語に翻訳され、5000万部を売り上げるなど世界的なベストセラーとなっている。日本語訳は、翻訳家・鼓直さんによるものが新潮社から72年に単行本として刊行され、装丁を替えながら、約30万部売り上げてきた。
ただ、世界的な名著にもかかわらず、これまで文庫化には至らず、文芸ファンの中では「絶対に文庫化されない名著」の一つに数えられてきた。
半世紀以上を経て新潮社が文庫化に踏み切った大きな理由は、今年、ガルシア・マルケスの没後10年を迎えたためだ。
編集を担当した新潮社の菊池亮さんは「作家が亡くなった後も、その作品が読まれ、生き続ける状況を作ることが出版社の務め。
文庫化することでハードルが下がれば」と強調する。文庫版には、単行本になかった作家・筒井康隆さんによる解説を加えたほか、
作家・池澤夏樹さん監修の読み解き支援の冊子も無償配布し、より多く人々に読まれるよう工夫した。
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