銀の人魚の海

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六月の勝利の歌を忘れない、岩井監督サッカーフィルム

2015-10-27 | サッカー
13年前、日韓W杯のDVD、岩井俊二監督、
「六月の勝利の歌を忘れない」二枚組をW杯後買い、それを久しぶりに見た!

懐かしい、この言葉は選手たちをみていて感じた、
そして私にとって、約10年、人生で一番キツイ激動の時なので、
13年前と今を想うと、ギャップに涙が出てしまうほどだ。

もうなくなった国立競技場も映るので、貴重なDVDかもしれない。

Amazonでは中古で値は二倍だった。

このDVDで一番の驚き、ショックは松田君はもう生きていない、
34歳で死んでしまったことだ。

好きな選手ではないが、亡くなった日、たまたま横浜にいて、
マリノスの松田を思い出してもいたら、急死のニュース、夏、八月だった。

亡き彼が元気に、やんちゃに映っていた。

そして、今もJワンで現役は、小笠原、明神、曽ヶ端の三人だけか。
他はJ2か、それぞれ違う道を生きている。

練習、合宿風景がかなりとられている。
今のハリルならたぶん、撮影不許可だろう。

選手の合宿中の食事など多彩な映像は楽しい。

実際の試合になると、アニメ化されていて、岩井俊二らしい曲が入り、
アニメ風サッカー映画となる。

トルシェの選手への要望は激しく語られ、いいすぎたか?という彼の言葉もある。

バスでスタジアムまで、サポーターの熱狂に「SMAPになったみたい」と言う選手。笑

トルシェは戸田と明神はお気に入りだったと改めて感じた。

その戸田君は清水からアジアクラブを幾つか渡り歩き、
今はNHKBS解説者になった。

明神は地味だが現役だ。

ロッカールーム、舞台裏がよく撮られ、ロシア戦後、小泉元首相が訪ね、
「感動した!」と選手に言うシーン、森氏まで隣にいたよ。

ハリルのロッカールーム風景、ロシアW杯でまた岩井監督撮れないかなー

このロシア戦はスポーツ史上二位、視聴率66%だったそう。

宮本君は鼻を骨折しバットマン、黒く塗ったお面をし
緊張した面持ちだった。若いな~

その後、代表キャプテンを務め引退、
FIFA大学院を卒業した唯一のJリーガーとなった。

レッドヘアで気合を入れた戸田君が解説者になったのは予想外、
MFで分析できるし、話しが上手いので抜擢だろう。

タトゥー、松田は背中に小さいもの、小野も、
意外は西沢、胸に中位の何か。

中田はない。潔癖症の彼だからタトゥーは入れないはず。綺麗な身体。

トルコに負けた後、高円宮夫婦が揃い選手たちを励ましていた。

と言うことは、この映画は二人の死者が写っている記録でもあった。

負けて一番ないていたのは西沢か、戸田か?

ラスト、選手たち、スタッフが普通の映画のようにクレジットされる。

あの6月、家で夕方、家族、その友人たち、甥と
42インチTVで観戦したことが蘇る。

12年前の六月、あの頃は、楽しい事がいっぱいあった。

今は違う人生になってしまったが、それも時の流れ、
運命なのだと思うしかない。

W杯2018はロシア。
寒い国でどんなサッカーを見られるかな~