銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

ハングオーバー パート3

2014-05-03 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
レンタル。最後の反省会、がサブタイトル。

前二作はDVD、録画で見ていて

Bクーパー、かっこいい!映画で、

彼はこの映画からブレイク?だっけ、

三作目のこちら、下品なギャクが多く笑える。

日本人にはあまり受けないかも。

舞台はメキシコ、おかしなチンピラマフィアに振り回される三人。

騒動から、またラスベガスへもどる。

アランが例の調子で、キリンをペットとして飼うが、

高速運転で橋にぶるかり、麒麟クン首をぶった斬り事故死。

ここから始まるドタバタ荒唐無稽劇。(^○^)

「激突」のパクリあり。

闘鶏の鶏の餌がコカイン!!(^_^)

つつかれ死そうになる。

「真夜中のカーボーイ」のテーマがかかる。

騒動は解決し、アランはある女性と意気投合し、

半年後、結婚へ。

式前のスーツ姿、決まってるよ。

クーパーはいうまでもないが。

ハッピイエンド、でもオチがあった。

これで終わりの三部作。

アラン、幸せにね~



金井美恵子とGマルケス

2014-05-03 | 本、雑誌
金井美恵子のエッセイコレクション、

1964から2013年、が完結した写真付き記事が載った。

金井美恵子は20代からずっと読んでいる好きな作家、映画評本も多く

ほとんどすべて読んんでいると思う。

小説は初期の短編集が好きで、今も残っているフレーズがある。

彼女の経歴を改めてWikipediaでみた。

幼児で父を亡くし、母、姉と群馬で育つ。

父不在は、彼女の作品に影響が出ていると思う。

驚いたのは、小説、「小春日和インディアンサマー」が

映画化されていたことだ。

1990年、前田陽一監督、大原麗子主演。

そうか、映画化された小説も1つあるのか~

この作品は、わりに映像化しやすいかなーとおぼろげな記憶で。

ついでに、この記事の左横にガルシア・マルケスを悼む、

という学者、野谷文昭の記事があった。

五月に、愛の四部作の最後が急遽刊行されるとのこと。

マルケス、「百年の孤独」は私が始めてラテンアメリカ文学に触れた小説で、

思い入れがあるが、彼の作品はすべてはよんでいないので、これを機会にまたと思う。

「きわめて知的な作家でありながら、

予想のつかない奔放な想像力が実に魅力的で、

比喩に満ちた言葉の連続には、それこそため息が出る」

と書かれているのを読むと、そう、と。

「百年の孤独」を本棚から引っ張り出した。

40年位前の新潮社、二段組み、字が小さい。

書き出しを読みだすと、うっすら記憶が蘇る。

何となく数日、3ぺージくらい、再読している。

彼の小説は、描写ではなく物語そのもの、

今の日本の日常にはない、え、ないでしょ、という

南米のおどろおどろしいできごとも

描かれているが、語りである。

その長い語りに巻き込まれていく。

映画化された作品もいつくつあるが

百年~は無理だろう。

息子は、映画監督となり見たが、好みではない。