右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

2019茨城国体準々決勝

2019年09月30日 | 女子サッカー
いきいき茨城ゆめ国体【女子サッカー準々決勝】
大分県 2(0前半2)4 岡山県
得点者:16奈須野(1-3)、9岩下(2-4)

もうね、楽しかったの一言です♪
初の本国体観戦でここまで素晴らしい試合を見せてくれるなんて…地球に産まれて良かったーー
既に缶ビールジャパン、あ、二本とアップル酎ハイをジャパン…観戦疲れもあってかなり酔ってます。
昨夜は勝利に酔いしれましたが、今夜は素敵な敗戦に酔っています♪

現在19:42、もう、寝て良いですか?

えぇ?試合の詳細!?
それよりも、宮武選手の美しい母上様と管理人のお気にになったヒナ選手の話しを…え??
美しい思い出は胸にしまっておけと…?
と言うことで、オハイオ!8割方潰れている眼でビデオ見ながら書きますわzz

大分県の勝利を願って早朝から100kmほど往復、樹齢600年とも言われる杉の木が凛々とそびえ立つ御岩神社に参拝してきました。
もうね、神様いるね。木々の間から注ぐ太陽の光に朝靄が煌めく。もうね、神秘の二文字以外では表せない絶景でした。

開始早々にミドルを放った熊谷のシュートが枠外に飛んでも全くもって気にならないほどのパワーを、そして新鮮な空気を頂いて参りました♪

5母は「勝運」と書かれたお守りを購入して大分県の勝利を願う一方、昨日の大洗磯前神社の「吉」からワンランクアップ?ダウン?した「末吉」おみくじの<縁談>選り好みせず誠意のある人を選べと書かれていた管理人は…

すまん。ここでは大分県の勝利より自らのご縁をお願いしてきた(笑)
ただ、これだけは言いたい!

選り好みはしていません(笑)

嘘を言うなと…そんなバチがハチ分に訪れる。
これまで無失点を続けてきた守備陣が遂に崩される。
左サイドからの大きなサイドチェンジ。右サイドへと展開された長いボール、綺麗なトラップからの鋭い縦の仕掛けに突破を許し、PA内にサイドから侵入されグラウンダーのマイナス。
フリーで走りこんだ選手にダイレクトで綺麗に合わされた。

切り替えよう。
そして、観客席で誰よりも「おおいたぁ、がんばれーー」と応援し続けている可愛い天使の応援隊のためにも点を奪い返そう。

天使「青?」
先生「ピンク(笑)」

しかし、地力馬力の勝る岡山はその後も攻撃の手を緩めることなく攻め続ける。しかし、GK堤を中心とした守備陣は声を張り、身体を張り、守る。さぁ、あとは攻撃陣だ…

が、相手の猛攻に引いて守ることを余儀なくされた前線と中盤。特に中盤は最終ラインに吸収されることもあり、DFがボールを奪っても出すところが無い。結果、DFも前に蹴るだけの単調なクリアとなり、マイボールがしっかりと繋げない。

すると、29分、自陣右サイドでの相手スローイン。
速いリスタートからの展開に危険なクロスを許し、PA内中央、DFが競り合う背後に落ちてくるボールをダイレクトボレーで合わせられ0-2となる。

「おおいた、ぎゃんばれー」

この苦しい試合展開もなんのその♪可愛くて心強い天使の声援はこの時も止むことはなく、ピッチの選手たちへと送られる。
選手の背中を後押ししてくれたのだろうか、その後はしっかりと守り、前半を折り返す。
ここで天使はお役御免♪
ありがとう、可愛い天使達よ♪
後半は5母の勝運お守りとノダッチの「大吉、2つ出たのよーオホホホホ、きっと大分勝つわよ」パワーで頑張りたまえ、選手どもよ♪

すると、中央松本からの右サイド途中出場加藤への展開、ゴリゴリのドリブルからPAサークルこれまた途中出場の中尾へのスルーパス、通った!!が態勢を崩し、相手に詰められるよりも先に左サイドからフォローに走っていた唐下に落とす。
唐下はフリーでしっかりと巻いたシュートでゴールを狙う!が、惜しくもファーポスト枠上。
これが入ってれば…その1(笑)

すると、後半バチ分、中央から右サイドへと細かく繋がれての一気の縦突破からの速いクロスに飛び込んだ相手に頭で合わせられ0-3となる。
ことごとく、バチが当たっている時間での失点じゃないか…

さぁ、3点差。ここが踏ん張り時。
ここで気持ちを切らせて相手に楽をさせる試合展開になるのか。それとも全員で声を出して戦う気持ちを繋ぎ止めれるのか。

大分サイドチェンジのボールを相手DFがカットしたボールを熊谷が上手く奪い、DF裏へと抜け出す。後ろからDFが猛追するも、一歩抜け出し、GKとの1対1のシュートは…素晴らしい反応を見せたGKに横っ飛びで弾き出される!くぅ、入ってればその2(笑)
更に左サイドでの組み立てから小野、切り込んでのバイタルへの落としから中尾の左足!これもGK横っ飛びで逆サイドに弾じかれる…しかし、そこに奈須野が走りこみ角度のないところからシュート!これも枠上に外れた…入ってれば…その3(笑)
しかしながら…その4をしっかりとその奈須野が決める♪
自陣森山から縦加藤の足もとにボールが入り、松本に一端落とし前へと向きを変えながらダイレクトでリターンをもらうと同時に右サイドを奈須野が駆け上がる。
ドリブルしながらタイミングを合わせた加藤のスルーパスにサイドから放り込んだ奈須野のクロスが良い具合いにシュートとなり、GKの頭上を超えゴーーール♪
ヨシヨシーーャッ!これで2点差!!

と、喜んだのもつかの間、DF陣のダチョウ倶楽部が…転がるクロスを「どうぞどうぞ」と皆が見送り、詰めた相手に簡単に蹴り込まれ、1分後には再び3点差となる。
うーーん、今のは勿体ないヤー(ヤー)
しかし、切り替えよう!天使がいなくなったので代わりに婚活堕天使が言うよ。

(脈がないと思ったら…)切り替えよう♪

しかし、流れは変わらず時間は70分を経過。
3点差とした相手はゆっくりと確実にそれでいてテンポ良くボールを回しながら、じわじわと大分ゴールを狙ってくる。この試合もATを残すのみとなった。
相手のショートCK、タイミングとマークをずらされた大分は決定的なシュートを許す…が、宮武がゴールライン上で足を出し超反応。こぼれたボールはGK堤が拾い、すぐに右サイドに開いた加藤へと繋ぐ。
すると加藤からセンターライン付近への柔らかいボールに飛び出した岩下が快足を飛ばしてドリブルで相手ゴールへとカウンターで突き進む!!

イケェーーーーー!

対応の遅れた相手をぶち抜き振り抜いた岩下の右足は…次の国体へと繋がる期待と希望の虹を描きながら豪快にネットを揺らした…

ヤタ…ヤッタァァァ!
喜びあう岩下と宮武が抱き合う…が近づきすぎて顔をぶつける柳新喜劇(笑)
ワロタw

直後のキックオフ、ほどなくして試合終了の笛。
準々決勝敗退となったものの、楽しかった。本当に楽しい試合と時間と遠征をありがとう。
整列時にハイタッチしている選手も見られたし、しっかりと充実感のある戦いができたんだなとシミジミ感動(涙)

もうね、酔いが回って変換ミスなどあるかも知れない、文章がおかしな部分があるかも知れない…でも、選手たちが残した軌跡と成長の証に間違いはない!
本当にお疲れさまでした!そして感動をありがとうございます!
みんな大好きだーーーー!おやすみからの全国5位おめでとう!



P・S
DVDまたはBDがいる人はコメント書いといて下さい。魂を込めて仕上げますので♪
と言うか、作らせてくだせぇ…m(_ _)mヴェルスパ以外の誰でもカモンです♪
コメント (6)
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2019茨城国体1回戦

2019年09月29日 | 女子サッカー
いきいき茨城ゆめ国体2019
初めて訪れた本国体でこんなドラマを見れるとは…「羊よりパパの方がイケメンです!」といじられるとは…(笑)

【女子サッカー1回戦】
大分県1(1前半0)0京都府
得点者:33分松本

ジャイアントキリングしてやったぜ♪
さて、ゆっくり撮影した今日の試合を見直すとするか…♪

試合は前半序盤から京都がボールを持つ時間が長くなる。
しかしながら、決定機を作らせることはなく「まずは守備から」と全員が守備意識の高いプレーを見せ、しっかりと試合に入っていった。
少しずつ地に足が着き始めた33分、ボールを保持する相手GKにプレッシャーをかける。
左サイドへと蹴り出されたボールは中盤の競り合い奈須野が競り勝ち、頭で前線加藤へと送る。上手くキープした加藤は相手を引き付けた後、前を向いたアンカー松本へと落とす。
松本はゴール方向への推進力を高めると同時に寄せてくる相手を加藤とのワンツーで交わし、アタッキングサードに進入する。
右前方から寄せる相手に対して、リターンのボールをトラップし左へと行くと見せかけたボディフェイントでそのまま相手の背後にボールを流し、ゴール正面、空いたシュートコースを狙い右足一閃!

管理人「往年の伊藤智仁の高速スライダーのように落ちました…」

GKの手前でクッとスライドしたシュートは…

取りづらいバウンドになり、GKの手を弾きながらゴールネットを揺らした…
オッシャーーーーーッ!!
前半は1-0、大分リードで折り返す。


後半、猛攻を仕掛ける京都。
しかし、その前掛かりの裏スペースを使い、大分もチャンスを作り出す。
左サイド唐下の速いクロスに斎藤のダイビングヘッドはファーポストを掠めるように枠横に…入っていれば2点差となっていた惜しいシーンだった。
さらに広大な右サイド裏のスペースに飛び出した独走熊谷からのマイナスにフリーの加藤右足は枠上と決定機を作り出すもののフィニッシュ精度を欠いた大分。
すると、京都に決定的なシーンが…

自陣右サイドDFからGK堤に落としたボールが…弱い!!
PA右サイドを転がるバックパス、GK堤が処理する前に猛ダッシュの相手がカット。その勢いのままゴールライン際まで運ばれたものの態勢を立て直したGK堤が、シュートコースを潰しながら対応する。
相手もシュートコースを作り出そうと自陣方向に細かいタッチで戻りながら、シュートと味方へのマイナスを狙う。
GK堤がボールを奪おうと手から飛び込む…が僅かに触れたものの交わされ、時計の7時方向から4時方向へと進路を変えながら身体を捻り狙われた反転シュート。
シュートブロックに飛び込んだ唐下そしてゴールカバーに入っていた岩下の間を抜け…

ゴール…横、ファーポスト横に逸れていった…

完全に入ったと思った…
蹴られた瞬間、ボールがネットに突き刺さる画が脳裏に描かれたわ…

そして、後半もATを迎える。

頑張れ…頑張れ……頼む…頑張れ…

自陣左サイド深い位置での相手スローイン。上手く落とされてのゴール前へのハイクロスはGK堤がギリギリ飛び出せない嫌な位置に上がる。
姫野加が競り合い、ほぼ真上に舞ったボールに宮武と相手が同時にジャンプし頭で競り合う。
ゴール方向にこぼれた浮き球を姫野加と競り合った選手が頭で押し込み…

同点!!

あまりの落胆に声を出ない…

が、数秒後、ゴール前の熊谷が突如、授業中にトイレに行って良いか先生にお伺いを立てるような恐る恐るの挙手!?
旗を上げた線審を確認し主審の右手が上がる…オフサイッ!?オフサイッ!?と間抜けな管理人の声がビデオに入っているが勝ったし許すことにしよう。

数分間の抗議と主審による線審への確認の後、主審の手が上がり、笛が鳴る。
一瞬、センターサークル方向を指しているように見えて、それで笛が鳴ったため、ゴール判定だと思った…が、オフサイド判定。
正直、どちらとも取れる判定だった。

しばしの中断後、再開された試合。
左サイド深く蹴られたボール、姫野加がタッチラインへと蹴り出そうとしたボールが京都に当たり、跳ね返ったボールがGK堤の足もとへと転がり、しっかりとキャッチしたところで試合終了の笛。
これまでの歴史を変え、また、新たな歴史を告げる3度の笛が鳴る。
この瞬間、ビデオから泣き声も聞こえたが勝ったし許すことにしよう(笑)

京都は「国体1回戦」と残留を争っている「なでしこリーグ」とが重なったため、主力がごっそりとそちらに行った幸運も大分にはあったが、それでも京都は強かった…主力が残っていれば違った試合内容になっていたのかも知れない。
幸いなことにリーグ戦ではバニーズ京都が勝利して大和シルフィードと勝ち点が並んだのでそれで許してもらおう(笑)

さて、岡山戦…岡山湯郷主体のチーム。
正直、勝利は果てしなく果てしなく難しい。
それでも県勢初の1勝を上げたわけで…新たな道へと一歩進めたわけで…
だから、岡山戦は肩の力を抜いて女子サッカー界を支えている一強豪チームの強さを肌身で感じながら、精一杯、下手くそなりに戦って欲しい(笑)

何点取られようが、全員で1点を奪いに行って欲しいし、この舞台で戦えている環境そして仲間、関係者に感謝しながら、そして、何よりもここまで来た自分の頑張りに天晴れを上げながらボーナスステージを楽しんで欲しい♪

ふぅ、1時過ぎに地震が起きてから眠れません…選手たちは眠れているのだろうか?
それだけが心配。もう4時か…一眠りしなきゃ…
コメント (2)
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あれから今日で6年なんだな

2019年09月26日 | その他
天国にいるヒナのヘルニア手術後、初めて歩いたのが6年前の今日だったんだな…

「こ、こいつ動くぞ」とガンダムのように歩いたっけ…(涙)
ヒナ、大地に立つ

夢に犬ばかり出てくる最近、やっぱり、飼いたいなぁ。
羊遠征も犬が一緒なら寂しくないのかなぁ(笑)

【フレブル】【コーギー】【チワワ】【豆柴】

欲しいカルテットを並べてみた♪


トト「ワシは追い出したくせにぃぃぃ!」と怒られそうだけど…(笑)
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2019九州リーグ第10節

2019年09月22日 | 女子サッカー
心配された台風による影響は管理人の傘を破壊した程度で済み、開始時間は幾分早まったものの試合は予定どおり開催されました。
ただ、この濡れたピッチコンディションはどちらのチームに運をもたらすのか。本日の重要な一戦、解説は選手権に引き続き、吉松竿氏にお願いいたしました。

吉松:よろしく。
どちらのチームに運をもたらすのか…そうじゃな、やはり、日ごろの行いが良い方になるんじゃないかのぅ。

――確かに、日ごろの行いが…と何かにつけてよく言われていますね。
メジャーの大谷選手なんかは、球場でごみを拾うことは「他人の運を拾う」と本人も言っていますし…良い行いですよね。

吉松:うむ、大谷選手の行いは有名な話しじゃ。
生前に悪い行いをしてきた人は地獄に、良い行いをしてきた人は天国に、そして、中くらいの行いをしてきた者は…中国に行く(笑)と言われておる。

――えっと…さらりと放り込んできた「霊長類最低」のギャグですね。

吉松:またそれか。お前さんの2019流行語大賞か!ワシの渾身のギャグをさらりとプレーオンしおって…まぁ良い、試合の話しをしようじゃないか。

――それでは…前半最初の決定機はヴェルスパ。
吉岡からのロングボール、左サイドで熊谷が受け、相手を交わしながらゴール方向へとドリブルし、PA中央へとマイナス。松本が左足ダイレクトで合わせるもGK正面でした。

吉松:スリッピーなピッチの影響を受けない攻撃の選択は見事だった。しかしながら、この先制機をモノにできなかったのは残念じゃったのぅ。

――熊本の反撃。
左サイド橋本とのマッチアップ。しかし、ドリブルで抜かれ低いボールがゴール前へと入る。PAサークル付近からのシュートは相方釘宮が背中でブロック。
さらに攻勢にでる相手だったが縦パスを森山がカット。弾かれたボールは右サイド清水へ、素早くセンターサークル付近の松本へと繋ぎ、反転しながらのスルーパス。浅いDFラインの裏に飛び出した熊谷がGKと1対1に…1on1最弱トリオの一人熊谷、GKを抜きにかかるも素晴らしい反応を見せたGKに奪われ得点ならず。惜しい…そしてやっぱり(笑)

吉松:両チームともこの滑りやすいピッチに非常に気を使っておる。お前さんもワシの滑りやすいギャグには気を使わないといけないんじゃないかのぅ。それにしてもスピードのある両サイドのケアを釘宮、橋本がしっかりと行っており、ここまでは素晴らしい出来じゃな。
ただ、あれじゃな。相手のオフサイドトラップには苦労しておるのぅ。ビルドアップする吉岡とは反比例するようにラインをガガっと上げる相手DF、綺麗に揃ったラインの統率は素晴らしいもんじゃ。

――確かに…吉岡からのパスには6人がオフサイドの位置にいましたもんね(笑)
ヴェルスパ、ゆっくりと自陣でのボール回し、サイドが持ち上がり中央前線への展開が相手にかかり、すぐにそのサイド裏のスペースを使われ、ミドルを打たれるものファーに外れたところで給水。
おっと、ここで一段と雨が激しくなってきました。

吉松:ピンチの後にはチャンスありじゃ。給水明けのチャンスも惜しかった。
バイタルで熊谷のボールコントロールからの反転シュートは見事じゃった。防いだGKも見事じゃったが、そのこぼれ球に詰めた清水も見事じゃった。ただシュートは残念じゃったのぅ。
八代戦でも松本のクロスに詰めるシーンがあったが…どうも清水のシュートは上昇志向が強いようじゃな。

――ここまでバイタルエリアへの楔をしっかりとヴェルスパDFが出足の良い対応で抑えているシーンが目立ちます。そこからチャンスに繋がったシーンがこちら。吉岡がパスカット、跳ね返ったボールは再び相手がすぐに縦を狙う。しかし、清水が対応、そのまま森山へと落とし、センターサークル付近まで上げている相手のDF背後にライナー性のボールを送る。

吉松:あぁ、松本が右サイドに抜けたシーンじゃな。
飛び出したGKをサイドに流れながら交わし、無人のゴールへシュートしたまでは良かったが…それ以上に相手3のDFが良かったのぅ。

――はい、ゴールに入る直前、スライディングでブロック。CKとなりましたが素晴らしい戻りでした。
この好プレーで相手に流れが傾きます。
相手の中盤での崩しから自陣左サイドに入った位置で堪らず倒しFKを与えてしまう。DFとGKの間への速いボール、濡れたピッチにバウンドしたボールは更に加速してGK永松の頭上を越えようとする。
永松は冷静に見送るも…ネットを揺らす。

吉松:ネットはサイドネットじゃったんじゃな…入ったと思ったわ(笑)

――相手DFのクリアボールが雨中の空に舞い上がりヴェルスパ陣内に大きく跳ね返る…
この浮き球を相手のダイレクトパスでヴェルスパDFの間にボールが送られ、一人が抜け出す。森山、吉岡が相手を挟みながらしばらく追走…最後は上手くスライディングでGK永松へと落とす。
が、永松からの右サイドへパスが相手へと渡り、前を向かれ危険なゾーンまで侵入されたものの、釘宮が対応し事なきを得たシーンがありました

吉松:やはり、雨の日は極力前線への簡単なプレーを選択すべきことを再考させられるシーンじゃったのぅ。GKは慎重に慎重を重ねたプレーをしなくてはならん。
しっかし、相変わらず相手の最終ラインはズババババーッと上げてくるのぅ。今もまた4人じゃ(笑)まぁ、さっきより2人減ったけどのぅ…このオフサイドトラップをどう攻略するのか、後半の鍵じゃろうな。

――はい、熊谷の左足がGK正面を付いたところで前半終了、0-0で折り返すこととなりました。

吉松:あまり名前は出てこなかったが、前半の高本は良い出来じゃった。
中盤の広い範囲をまるで掃除機のように相手の攻撃の芽を吸い取り、その吸引力は前半終了まで弱まることなくヴェルスパの攻守を支えた。まるでヴェルスパの「ダイソン」じゃ!
そういえば、ワシが中学の頃、ダイソンとあだ名の付いたクラスメイトの大村君の話はしたかのぅ。

――いえ、まだです。
ダイソン…音読みで「大をダイ」「村をソン」と呼んだあだ名のようですね。

吉松:そうじゃ。
その他にも梅村君はバイソン、若村君はジャクソン、下村君はアンダーソンと、皆アメリカ人っぽいカッコいいあだ名をつけておった。ただ、津村君だけがバスロマンと呼ばれておった。

――アース製薬ぅ。バスロマンは、あぁすせぃやくぅー(粗品風)
何となく津村が作ったっぽいけど…

吉松:ちなみにワシはグッパイじゃ。
音読みではなく、「吉のグッドラック」「松のパイン」の英語を略してそう呼ばれておった。
ヴェルスパにも松村がいるじゃろ。そうじゃな…松村もやはり英語の方がええかのぅ。
となると…パイソンじゃな♪
シティハンター冴羽獠が使用するマグナムもコルトパイソンじゃし、FWをイメージする力強さがあってカッコえぇじゃないか!!

――グッパイはどうでも良いですけど、松村のパイソンは確かにカッコいいですね!!
さてさて、オチも落ち着いたところで…ここで現地の管理人と繋がっております。現地の状況をレポートしていただきましょう。現場の管理人さーん。

管理人:はい、こちらは今、山鹿カルチャーセンター内にある球場に着ております。
まずはこの写真を見てください。

ここが6年前の不慮の事故未遂現場です、当時も今日と同じように強い雨が降っていました。
コンクリ壁に沿った一番手前の段差を降りようとした瞬間、足を滑らせ左手のコンクリート壁に頭を強打したわけです。
今、こうして6年ぶりに対峙しても…やはり、身震いが起きてしまいます。そのせいでしょうか、昨日から原因不明の強い頭痛に悩まされています。

あれか…

――あっ…とここで後半が開始のため、現場からのレポートが途切れてしまいました。すみません。それでは、そろそろ後半が始まります。

後半最初シュートは熊本。サイドから中央へと落としたボール。距離はあったが狙うもワンバンしたシュートはGK永松が処理

吉松:このスリッピーなピッチ。特にワンバウンドしたシュートは加速するからのぅ。多少距離はあってもゴールを向いておったし、狙う選択は正解じゃ。

――ヴェルスパも橋本から良い笑いの展開が生まれます。
相手陣内左サイド深い位置での橋本スローイン、クルリとターンしてDF背後を取りボールを受けようとする姫野加へと投げられる。ボールは見事、姫野加の背中に乗り、ちょっと笑える(笑)
相手は冷静にボールを拾い前線へと送るも森山が相手に渡る前にカットし、ショートドリブルからロングは枠上に外れたが良い出足でした。

吉松:ほんとヴェルスパはスローインが笑タイムじゃ、大谷のSHOWタイムとは大違いじゃな(笑)

――数分後の47分、笑いではなく先制点がヴェルスパに生まれます。
中央中盤での浮いたボールの処理、松本が上手く胸トラで相手2人を交わし、詰めてきた1人はボールを浮かして交わす。最終ラインのDFに1度はボールを引っ掛けながらも抜き去りバイタルやや右サイドからPA侵入しGKと1対1。
シュートはGK正面を突いたものの目の前にこぼれてきたボールを再び蹴ろうとしたところで後ろから倒されPKを獲得。GKに触られはしたものの待望の先制点をきっちりと決めた。

土砂降りのピッチ上に歓喜の水色の輪が描かれました♪

吉松:先制に気が緩んだのか、このあと、すぐに危ないシーンがあったのぅ。

――はい、攻撃意識をさらに高めた熊本にも決定機が生まれます。
警戒していた左サイド15の突破から危険な位置からシュート!GK永松がジャンプするも届かず…
「ガンッ」と低く鈍い音を奏でたクロスバーに弾かれたシュートは逆サイドに転がり、クリアしたところで選手交代となりました。

54分清水→三砂。

三砂が入ったことでポジション変更があったのでしょうか。どうやら吉岡が本職の前線に…

吉松:うむ、いよいよ鎖から放たれた狼が見れるんじゃな…♪

――中央熊谷からのスルーパス、その吉岡が抜け出してオフサイド。

吉松:ガオー(笑)

――このFK、サイドから中央へとパスを繋がれ、バイタルの10が逆サイドへのパスと見せかけからのゴール方向へのターン、そして右足一閃。しかし、GK永松がジャンプしながら片手一歩でコースを変え、クロスバー上に外れる!素晴らしい反応でした!!
このCK、橋本がヤッホーイとジャンプヘッドで弾き返したところで給水に入ります。

ヤッホーイのオーバーラップからスローインを得ると吉岡の速いリスタート、そのまま縦へと抜ける動きを見せた橋本へとボールを投げ入れる。
橋本のクロスは相手に弾かれ再び吉岡の足もとに…さっと納めるとゴール方向へドリブルを開始、相手を引きつけ、中央シュートコースの空いた松本へ横パス。バイタルから狙ったが大きく枠横に外れる。

吉松:リズムは悪くないのぅ。

――ダイソン高本からの綺麗な縦パスに一時は松村が抜け出すも追いつかれ作り直す。フォローに入っていた吉岡へと渡し、横、縦からの横と足元が悪い中、切れのあるステップを見せシュートコースを作り出しての右足は…酸素切れ(笑)力なくGK正面。

さらに右サイドセンターライン付近から釘宮スローイン。
受けに来た三砂へ当てダイレクトでリターンをもらう。釘宮もダイレクトで縦松村へと当て再びダイレクトでリターンを受けると、ワンタッチコントロールからDF裏へのスルーパスに吉岡が抜け出す。
今度はオンサイド!
しっかりとミートしたシュートだったが、惜しくもファーポスト横、これは惜しい!!!

相手陣内右サイドで相手のパスを読んだ高本がチャージ、こぼれ球を熊谷が拾い松本へ、そしてDF裏の広いスペースに走る吉岡に…ガオー。結構出ていました(笑)

吉松:あれかのぅ、うちの10番と24番は恋と最終ラインには盲目なんじゃろうか(笑)

――ちょっと言ってる意味が分かりませんが…
直後にも三砂からのスルーパスに抜け出すもガオー(笑)
さらに相手のサイド展開を狙ったパスを三砂がブロック、熊谷が一旦納め、松本に落としてからの長いスルーパスは…吉岡ガオー(笑)今回はギリギリでしたが、素晴らしい裏への狙いです。

さぁ、試合も残り10分ほどとなりました。

吉松:まだ安心できる時間ではないのぅ。
なぜなら、カップヌードルなら3つ食えるし、ウルトラマンならあと3体の怪獣と戦える時間じゃ。

――おっとここで選手交代です。解説…には交代はないようです(笑)
78分高本→姫野杏

吉松:おぉ、やっと戻ってきたのぅ(涙)

――サイドチェンジからのクロスは誰にも触れずゴール前を通過。逆サイドへと流れるボール、フォローに走る相手に対して釘宮が素早い寄せを見せクロスを封じ、スローインとした。
しかし、このスローイン、相手に身体を上手く入れ替えられ、PAに侵入されてからの速いマイナス。ここは姫野加がニアでブロックし、何とかCKへ…

吉松:うーむ、凌ぎの刻じゃな。
ここに来て中盤とDFのバランス良くないかのぅ。DFの枚数は足りているように見えるんじゃが、中盤が下がり過ぎているためなのか…中盤での優位性が保たれておらん。よって相手にボールを支配されておるんかのぅ。

――CK、ニアへの低いボールはサイドへと弾き返したものの、CKを蹴った選手が拾い、すぐにシュート。しかし、強風にも流されたボールは大きくニアポスト横に転がりながら外れた。ただ、DF陣によりシュートコースはしっかりとブロックされ、空いたコースにはGK永松が待ち構え対応していた。

吉松:あともう少しじゃ。踏ん張りの刻じゃ。

――ATが表示され残り時間もあと僅か。
右サイドライン際のドリブルで縦へと仕掛けた松本が倒されFK。このFK、森山が速いボールをゴール前に放り込む。吉岡がDFラインからひょこり抜け出し、頭でボールコントロールしての右足シュートは垂直に真上(驚)ただ、これも抜けた時点でガオーだったようです…(笑)
そして、そして、ゴールキックが蹴られたところで試合終了。

吉松:勝利の刻♪


○ヴェルスパ大分 1(0前半0)0 熊本USC○
得点者:松本

なお、今節その他の試合は台風により延期。

(第7節:9月15日開催分)
熊本USC 1-2 八代フューチャーズ

【第10節+第11節終了時】
順位 勝 分 敗 [勝点] 得点 失点 得失
1位 07 01 00 [22] 45 03 +42 秀岳館
2位 07 01 02 [22] 26 11 +15 ヴェルスパ
---1部へ自動昇格---
3位 06 01 01 [19] 29 08 +21 八代Ft
---1部との入替戦---
4位 04 01 05 [13] 18 20 -02 NW北九州
5位 03 03 04 [12] 32 14 +18 熊本USC
6位 03 00 06 [09] 21 22 -01 トリニータ
7位 01 03 04 [06] 11 24 -13 柳ヶ浦
8位 00 00 09 [00] 01 81 -80 ANCLAS


フットサル選手権【代表決定戦】は…先制したのに残念だったな…
カティオーラALTY 1(1PK3)1 COLAC.O FUKUOKA
ALEGRE CAMINHO 1-0 ASTRO鹿児島
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第16回九州フットサル選手権

2019年09月22日 | その他
上天草市に着ています…遠い(笑)

うちの斎藤、須藤も参加しているカティオーラALTYのフットサル選手権観戦に来ております。
8チーム中、上位2チームに入れば全国大会出場。
13:45からの予選リーグ初戦、テゲバジャーロ宮崎戦は1‐2で前半を折り返すも、後半、しっかりと攻撃陣が結果を残し6-2で勝利。
で、次の試合は19:05(笑)

「んじゃ、帰りますわ!頑張ってください♪」と保護者に言い残し、会場を去る管理人。
朝から天草のウニ丼を楽しみに何も食べていなかったお腹はすでにゲームセット間近。が、しかし、ウニ丼は会場から1時間ほどの距離。
ウニか、近場で済ませるか、と天秤にかけましたが、やはり、せっかく来たんだしと車をイルカウォッチング近くのお店に走らせました。

さすがの3連休。車も徐々に増え始め、思っていた以上に時間がかかったものの閉店時間17時の30分前には現地着。

「ウニ♪ウニ♪」と口ずさみながら車を降りようとすると店内から出てきた従業員さんと目が合い、こちらを浮かない顔して眺めているので、窓を開けると同時に「お食事ですか?」と聞かれたので「ウニです!」と満面の笑みで答えると、非満面の笑みで「本日はもうお終いです」と…くぅ、ここまで行ったのに…

口の中がウニ丼だったので、その後、渡されたドンドンフェスタに掲載のお店で食べた海鮮丼はただの海鮮丼にしか思えませんでした(笑)

そんなこんだで時間も押してしまい、結局、来た道を戻っていると18時にごろになりそうでしたので「帰りますわ!」と立ち去ったフットサル会場へアイルビーバック♪

FCセントロ諫早戦も8-0と大勝。グループ1位通過でした。
この結果、全国を賭けた戦いはこの4チームとなりました。各試合の勝者が全国です♪

【代表決定戦】
カティオーラALTY vs COLAC.O FUKUOKA
ALEGRE CAMINHO vs ASTRO鹿児島

で、現在、早朝の熊本ですが…雨は降っているもののそこまで風は強くない。
本日の九州リーグもキックオフが30分早まり、12:30からとなった。さてさて、試合ができる状況のままであれば良いが…
とりあえず、もうひと眠りする。頭痛が治まらん…

ウニ…(涙)
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今週末の九州リーグ

2019年09月20日 | 女子サッカー
今週の日曜日、2ヶ月ぶりに九州リーグが予定されています。
ヴェルスパ大分vs熊本USC(13時:山鹿カルチャー)

2012年以来の山鹿カルチャー。ただ、土日は台風が九州直撃で雨、雨、大雨予報。
「雨の山鹿」となるとこの試合を思い出してしまう…

前節までの順位
順位 勝分敗[勝点]得失
2位 6-1-2 [19] +14 ヴェルスパ
3位 5-1-1 [16] +20 八代Ft
4位 3-3-2 [12] +20 熊本USC

今節4位熊本、次節3位八代と、昇格を争うチーム同士との直接対決。
試合数もヴェルスパに比べ、3位八代は2試合、4位熊本は1試合少ないことから、この2連戦は絶対に落とすことができない。
そんな重要で熱い試合なのに台風で水を差されるのか…ふぅ、どうか、奇跡的にそれますように…
早々に中止が決まれば前日の天草でのフットサル観戦のテンションの炎すら消えてしまう(笑)
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茨城国体各県代表決定

2019年09月19日 | 女子サッカー
先日、JFAにて国体女子サッカーチームの各県代表が発表されました。
実は、9月29日(日)1回戦がなでしこリーグの開催日と重複していまして、リーグに参加しているチームを主体に組んでいる県はどうなるのかな。と思っていましたが、なるほど。

前日の28日(土)にリーグ戦が開催される伊賀くノ一(三重県)、愛媛FC(愛媛県)は変更なし。どうやら、連日連戦で戦うようです♪
そして、一番気になっていた大分県の対戦相手である京都府。
こちらもバニーズ京都が主体のチームでして、しかも、28日ではなく29日にリーグ戦が予定されており、現在、残留を争っている大和シルフィードとの直接対決でしたので、どうなるのかなと。

…そう来ましたか。

早速、各選手の今シーズンのリーグ戦における出場成績を調べてみました。


主将と中盤の要、そしてDF、GKとセンターラインは残す形を取ってきたのか…それでもエグイな(汗)
名前負けするのは管理人だけで良ーいっ!!(笑)
残すところ10日間、選手の皆はしっかりと準備をして初戦の臨んで欲しいものです。
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女子サッカー高校選手権

2019年09月16日 | 女子サッカー
女子サッカー高校選手権大分県予選、「竹田南vs柳ヶ浦」
第1代表、第2代表を決めるこの試合、解説にはこの方にお越しいただきました。

――世界大会を24連覇、個人戦でも442連勝を記録し、「霊長類最強」の異名を持つ男。
男子レスリング吉松竿氏にお越しいただきました。よろしくお願いします。

吉松:よろしく。

――まず、開始1分の竹田南、鮮やかな先制点。
DF裏へとスルーパスが出され、チャンスになりかけましたが相手GKがPA外まで飛び出してクリア。
しかし、強い逆風に押し戻され相手陣内左サイドにいた14にボールが…GKのポジションを確認するとコントロールしながら左足を振りぬき、距離は有りましたが、シュートは風にも乗り綺麗にネットを揺らしました。

吉松:ボールを持つ前からゴールイメージを持っていた素晴らしいシュートじゃった。
強い風のいたずらで生まれたゴールでもあったが、風のいたずらは良いもんじゃ。ワシも高校時代に河川敷を走っておって自転車に乗るJKのスカートヒラヒラにはドキドキしたもんじゃ。乃木坂46のぐるぐるカーテンもそうじゃが、いつの時代の男もあのヒラヒラに弱いんじゃ。なしかのぅ。

――「霊長類最低」のコメントですね…次にいきましょう。
大敗を喫した前回の対戦とは異なる展開となったこの試合、見事な先制パンチを出した竹田南でしたが、10分頃になると徐々に柳ヶ浦が落ち着きを取り戻し、CKを得たシーンです。

吉松:同点のシーンじゃな。あの17番の高さは警戒しておったはずじゃが、なしかのぅ。しっかりとマークが付いていなかったようにも思えた。1-2と勝ち越されたシーンもサイドからのアーリークロスに対して17がジャンプしながらコースを変えておった。地元新聞にも写真が載っておったが、やはり、マークが付ききれていない様子が見えた。

――それでもまだ1点差の試合。ここがこの試合の踏ん張り時だったのではと思います。

吉松:確かに26分の3点目は竹田南にとって大きい失点じゃった。

――では、この3点目を振り返ってみましょう。
柳ヶ浦の攻撃はGKのゴールキックからでした。
一気のテンポアップから右サイドを崩され、スピードに乗った11を止めることができず、深くえぐられ角度の無い位置からのシュートはクロスバー。跳ね返ったボールは相手にキープされ再びシュート。しかし、ここもファーポストに助けられます。
ゴール正面に跳ね返ったボール、ここでもルーズボール対応に後手を踏んだ竹田南守備陣、どうしても先にボールを触ることができず、3度目のシュートを許し、失点。

吉松:恋も2度目なら少しは上手に…と一昔前の歌でもあるように、やり直せるチャンス、クリアできるチャンスが2度、3度あったのに失恋してしまった。
ワシも高校時代に2年連続で10月19日にフラれたことがあるんじゃ。今でも覚えておる、2度目の失恋は雨の夕方じゃった…

――え?え??3点目のシーンは…

吉松:そう、雨の夕方。向かい合う2人の周りは雨の音以外しなかった。シーンとしていたんじゃ。
彼女の住んでいた2階のアパートの窓からは友人2人が、そして俺の後ろには告白に付き添ってくれた野球部の友人が…
時間にして30分ぐらいが経った頃じゃろうか。付き添っていた友人が「まだー?」

――えぇ!?「霊長類最低」のセリフですね!!

吉松:まぁまぁ、お前さんはそのフレーズが気にいったんか(笑)
しかし、この言葉は臆していたワシの背中を押した…

「好きだ、付き合ってくれ」

フラれはしたが、今でもあの緊張感と雨の音は覚えておる…一生懸命に行動したことはこうやって後々になっても覚えているもんじゃ。
きっと今日の試合は、竹田南の選手の記憶に残る先制点と敗戦になるじゃろう。
残念ながら第2代表となってしまったが、この悔しさは九州大会で晴らして欲しいもんじゃ。
来年もこのメンバーで戦えるチャンスがあるんじゃ。その時こそ今日以上にレスリリングな試合になるようもっともっと抵抗しようじゃないか!

――あの…勝手に締めないでください!あと、どこかで聞いた締めの言葉(笑)
結果は、竹田南 1(1前半6)8 柳ヶ浦となりました。
まだまだ力の差はある試合内容とはなりましたが、来年、ようやく三学年が揃います。原、秦、小西そして後藤は最上級生となり、最後の高校生活のステージが始まります。
そこでぜひ、リベンジしたいものですね。選手の皆さん、お疲れさまでした。
最後に、レディーストップチームよりも観戦者が圧倒的に多いことが今日のハイライトでした(笑)
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U-18県予選結果

2019年09月15日 | 女子サッカー
管理人も楽しみにしていたU18公式戦。
やっとヴェルスパも…このカテゴリーで戦える人数になった(涙)
高3のいないヴェルスパは高2の清水が主将を務めるようだ♪頼むぞ!!
ただ九州トレセンのため欠場となった田中の不在は正直痛いが…

行くぞ!沖縄!!

【1回戦・中津ポマト戦】
FW:10斉藤18松村
MF:23三砂7清水15戸髙24須藤
DF:19笠田13小手川14尾崎16荻本
GK:21月元

この試合のファーストシュートは三砂。
右サイド松村からのアーリー、DFが頭で弾くもバイタルでボールを拾うとそのまま右足。大きく枠上に外れたが、この積極性がすぐにその後の先制点を生む。
7分、右サイドからの低いクロス、PA外やや左サイドで受けた三砂は相手を交わし左足を振り抜く。
観客席からはサイドネッドに外れたように見え、盛り上がりはなかったもののピッチ上で喜ぶ選手たち。「あら?入ったの?」と周りのギャラリーから少し遅れて歓声が上がる♪
さらに右サイド須藤からのクロス、GKがカットしようと飛び出すも触れず、ファーサイドフリーで待っていた斎藤が押し込み2点差とする。
11分、中央清水から楔を斎藤の足もとへ。左サイドへとターンしながらPAに侵入する。そのまま中央へのフェイントでDF、GKを交わすも斎藤の足もとからボールが離れる…しかし、これがファーに詰めていた須藤の足元へと転がり、無人のゴールへと流し込んだ。

中津も反撃。
ヴェルスパ陣内右サイドに攻撃ウェイトを高め、縦への推進力を高めDFを引き離そうと仕掛ける。そのままPAに入っていくもここは荻本が身体を寄せシュートコースを消しながら対応。相手のシュートはニアポスト横に逸れていった。ナイスDF♪

16分、右サイド中盤でのパス交換からCK付近までドリブルで持ち上がった松村、フォローに顔を出した須藤へと落としハイクロスを放り込む。GKがジャンプしながらキャッチを試みるもこぼしてしまい、斎藤が押し込み4-0と突き放した。
しかし、19分。中津のカウンターから左サイドを突破され、DFとFWが走りこむ中央のゴール前スペースへと折り返される。すると相手FWがスピードを活かし、GK月元と1対1に…しっかりと決められ1点を返される。

さぁ、次の1点が大事だよ。もう一度、引き締めて試合を組み立てよう。

左サイド笠田から斎藤を経由して三砂へとボールが渡りクロス。逆サイドから飛び込みゴールを狙う須藤だったがその目前でGKがキャッチ。さらに左サイド斎藤のドリブルから低いクロス。ファーに須藤が飛び込み、足で合わせるも…枠横。少しクロスが長かったか…
三砂CK、ファーサイドに流れたボール、戸髙がサイドに流れながら右足を振り抜くも寄せてきた相手と重なりミートできず。惜しい!

前半、残り時間5分ほど、中央を三砂がドリブルでDFラインを突破する…が、PAを飛び出したGKに倒される。FKを得たものの自らが狙ったシュートは枠を捉えれず。
28分、カウンターから相手の突破を許したものの小手川が上手くカバーしてサイドに逃げたところで前半終了。4-1、3点差で前半を折り返す。

HT選手交代
19笠田23三砂→20岩波25田北

後半開始早々に交代出場した岩波に得点機が…
縦パスに上手く反応した松村がDF裏へと抜け出しシュート。シュートはGKに弾かれたもののボールは逆サイド並走していた岩波へ…無人ゴールだったが、バウンドを合わせようと力んでしまい枠横に…くぅ、惜しい!切り替えよう!!

38分、自陣右サイドを突破され、PA横から侵入され中央方向にマイナスを入れられる。バイタルから走りこむ相手のシュートは大きく枠上に逸れたが…危ない崩され方だった。

後半クーリングブレイク。
互いにゴールへの形は作ってはいるものの両チームの守備陣の踏ん張りでフィニッシュまで結びつけることができず。ただ、攻守のバランスは少し崩れている。どう、修正するのか。さぁ、残りもう少し、しっかりと勝ちきろう!

前半に似たポジションへと変更の指示が出る。
すると小手川の素晴らしいスルーパスと戸髙の飛び出しから待望の追加点が生まれる。
DFラインからビルドアップしながら持ち上がる小手川。左サイドの相手陣内スペースへとボールを送り出す。と同時に戸高がナイスなタイミングで飛び出し相手の浅いDFラインを突破する。
中央の空いたスペースへとボールを送り届けるとそこに走り込むのは尾崎!飛び出すGKよりも先に…蹴り込んだーーっ!ヨシッ!!これで5-1。
いやいやいや、この1点は大きい。
直後、相手の危ないシュートをGK月元がダイビングキャッチ!益々盛り上がるギャラリー。
しっかし…なんだ、トップチームよりも観戦者が圧倒的に多いことが今日のハイライトだな(笑)

ピンチを防いだヴェルスパ。右サイド斎藤と須藤のコンビからリズム良くパスを回し、斎藤のパスに右サイドライン際を突破する須藤。
ゴール前、戻る相手DF1枚と「今度は私だ!」と得点を狙う5人(笑)
結局、須藤からの低いクロスは一番大外から走りこんだ岩波が合わせ6-1。
さらにこれまた途中出場の田北がPA右サイド角付近で前を向くとそこから右足一閃。青い秋空の中、ゴールに向かう白いボールは綺麗にGKの頭を越え、7点目のネットを揺らした。
ATには右サイドから中央方向へとスルスルとドリブルで持ち上がった斎藤がDFを交わしダメ押し。
良い形で決勝へとコマを進めた。

○ヴェルスパ大分 8(4前半1)1 中津ポマト○
[得点者]三砂、斎藤、須藤、斎藤、尾崎、岩波、田北、斎藤


【決勝戦・大分トリニータ戦】
決勝はレディース長老組と一緒に応援したので内容は書き留めておりません。
初めて太鼓を叩かせてもらって、とても楽しい時間でした。叩きながら試合を観ることがここまで難しいとは…試合を見入れば太鼓のリズムが乱れる(笑)

FW:10斉藤18松村
MF:24須藤23三砂15戸髙25田北
DF:13小手川14尾崎7清水16荻本
GK:21月元

●ヴェルスパ大分 0(0前半1)5 大分トリニータ●
負けました…でも、トップチームに混ざり試合に出ている時とは違い、自分たちがやらねば…という強くて逞しい戦う意志を高校生組から感じました。ほんと頑張りました。
あと、もう1年、このメンバーで戦えるチャンスがあります!
次はもっともっと抵抗しようぜ!

小手川が総括とMVPを書いていましたが、管理人も同意見です。
MVPは尾崎、苦しい試合展開でもしっかりと声を出し本当に仲間を励ましてくれた!「オザの日」だったことは間違いない1日でした♪
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U18への激励のコトバ

2019年09月12日 | 女子サッカー
U18大分県予選を迎えるヴェルスパ選手に激励の言葉をいただくため、この方の突然の来日に慌ててアポをお取りさせていただきました。
本当にお久しぶりですね、実に9年ぶりのご出演となります。
イジッチャ・コジム氏です。よろしくお願いします。

コジム:まず、最初に言えることは…
前回、最後に出演した時にお話しをした内容は韓国アイドルの話だった。
しかし、この9年と言う月日の中でKARAも少女時代もすっから見なくなった…からしい限りだ。

――月日が流れ、コジム氏もオヤジギャグを言うようになったんですね。
面白くはありませんが…

コジム:私にも可愛い孫娘ができてね。
私なりに考え、笑わせようとしているが面白くないといつも鋭い指摘を受けているよ。

――確かにそのようなキャラではありませんものね。

コジム:この前もそうだ。
「いいかい、今から大事なことを言う。一度しか言わないからよく聞きなさい」と言うと…「大事なことなのになぜ一度しか言わないの?」と切り替えしてきた。

――素晴らしい切り替えしです。

コジム:具合が悪く病院に連れて行ったときもそうだ。
先生から「食欲はありますか?」と聞かれた孫娘は「おかず次第です」と返した。

――確かにこれも素晴らしいと思います。が、選手への激励はしないのでしょうか?

コジム:だから、あなたは浅はかなのだよ。
私の話にはいつも意味があると思ってもらいたい。

――と、言いますと?

コジム:ゴールデンエイジでは足もとの技術を学ぶことを重視しているが、ゴールデンジェイケーではぜひこのような「切り替えし」と「展開力」を学んで欲しい。
きっとフットボールに役立つはずだ。きっと人生を救ってくれるスキルとなるはずだ。

――そういえば、私も先日、娘からこう言われました。
雑誌で【眼鏡男子はカッコいい】特集を見たあと、眼鏡デビューをして家で鏡を見ていたときです。
「眼鏡男子がカッコいいんじゃなくて、カッコいい男子は眼鏡も似合うって話し。勘違いは止めてね」と…

コジム:実に素晴らしい切り替えしじゃないか。
では私がまだ20代の頃のお話しをしよう。バイト先に彼氏いない暦が長い女性がいた。
その女性はとても大人しく、先輩店員からもよくからかわれ、高額な化粧品や宝石などマルチ商法のような品を買わされ、「お人好しだから何を言っても【絶対に断らない】」と言われていた。
ただ私は優しい女性だなと好意を持ち始めており、この人なら断られないかもと休日、デートに誘った。

――はい。それで返事は?

コジム:生まれて初めて女性からOKをもらったよ。
私は嬉しくて最大限のお洒落と下調べをして美味しい食事をご馳走し、家まで送り届けた。
とても楽しくて私は何度もデートに誘い、彼女もまた楽しんでくれていると思った。
何度目かのデート当日、私は告白をしようと綺麗な夜景の見える丘へと連れて行った。
「実は…」と口を開いたとき、彼女はこう言った。
「私、本当は一緒にいるのが嫌だった。でも、同じバイト先だから…もう二度と誘わないで欲しい」と言われた。
彼女の表情は真剣で、苦しそうで、必死の思いで話してくれたんだろう。
「ちゃ、ちゃんと断れる人じゃないですか!あなたは。今度から嫌なことは嫌と言いなよ!あまりに断らないから心配してたんだ」と私は流れそうになる涙を必死に我慢して笑顔で話した。
彼女は告白ではないことにホッとし、「勇気を出させてくれてありがとう」と何度も私に頭を下げた。
これが私の展開力が活きた瞬間だったよ。

――ある意味展開力ではありますが…で、激励はされないのですか!?

コジム:あなたもせっかちな人だな。
まぁ、慌てるな。続きとして、1年後の話しがあるのだが…

――もう、ここまで話したのならどうぞ。

コジム:このことをきっかけにバイト先で落ち込んでいたとき、優しく接してくれた正社員の年上女性に再び好意を持ってしまい、私は今度こそ人生初の告白をしたのだよ。
返事はその場ではもらえなかったが、翌日、私のロッカーに手紙が入っていた。

誤解させてごめんなさい。
君みたいな男性って…いるよね。
私が困っていたら一生懸命にパソコンを操作してくれた。
「家にパソコンを買おうかな」と言うと、次の日には「オススメリスト」を作ってきてくれた。
だから、お礼として指先に穴の空いた手袋を使っていたからプレゼントをした。
でも、何故だかわからないけど全然違うの…私の彼氏と。
彼氏はイケメンじゃないけど一緒にいて幸せな気持ちになるの、ドキドキするの。
全然違うの、君と。
誤解させたのならごめんなさい。
告白させたりしてごめんね。
君に優しくしたのは…そう、お年寄りに優しくするのと同じ感覚なの。

――えっと、えっと…この話の内容より、オチがあるのか心配になってきました。

コジム:9年前であれば見切り発車でも上手く着地できていたものだが…歳は取りたくないものだな。
無駄走りと思えるような結果になることが多く、自分の行為が全て自分の思うがままの結果を迎えることはなかなかないものじゃ。
自分の思っている以外の結果になる方が人生では多いものだ。
それはフットボールにおいても同じで、その繰り返しで80分が終わる。
だが時に相手と同じ想いで結果を残せることもある。フットボールではそれが得点につながり、失点を防ぐことにつながる。
そのためには何度も無駄走りが必要なのだよ。
ふぅ、9年ぶりの私にはこのオチが限界だ。

――一晩、考えてこれなら仕方ありませんね(笑)
えっと、何はともあれ日曜日はU18県予選です。選手の皆さん、頑張ってください!
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3連休

2019年09月11日 | その他
台風による千葉県の被害は大きく、未だ何十万宅という停電が続いております。
オルカ鴨川FC平田選手のツィートを見つけ、鴨川陸上競技場のスタンド屋根も破損している現状を知り、微力ながら鴨川市へ寄付をさせて頂きました。
少しでも早くサッカーのできる環境に戻れることを願っております。

停電。
そうなんです、エアコンが動かないのです。
室温管理が厳しいチンチラにとってエアコンが止まることは致命傷なんですが、様々な方々が「うちはエアコン動いています!チンチラ預かれます!」と呟いているのを見て、ほっこりしました。
チンチラ一家のエアコンもまた早期に復旧することを願っております!!

なんて思っていたら里親先の方からトトの写真付きでLINEが届きました。
トトを欲しがっていた娘さんにもすっかり慣れたようで、姿を見つけるとスタタタッと寄ってきて「構えやゴラァ♪」と言っているそうです。これは嬉しい限りです。
毎日毎回全力で部屋んぽを楽しんでいるようで、ケージに戻るとグッタリ、ハンモックの隙間にこうやってよく鼻の下を伸ばして寝ているそうです(笑)トトも楽しそうで何よりだな♪

さて、九州リーグ1部昇格を目指すヴェルスパ大分レディースにとっての難敵、熊本USC戦が9月22日に熊本県山鹿にて行われます。約1ヶ月ぶりの九州リーグ再開です。
ついでにトトの顔を見に行こうと思っていましたが、せっかく娘さんにも慣れてきているようなのでここはそっと身を引こう。早く忘れて欲しい部分もあるし、ここでまたトトを困惑させても何なので、朝ゆっくり出て午後からのキックオフに間に合わせようと思っていましたが…

ちょっと気になる大会を目にしてしまいました。

第16回九州女子フットサル選手権大会。
優勝・準優勝チームは、11月2日~4日(石川県)の全国大会に出場できるらしく、この大会が21日から熊本県上天草市の大矢野総合体育館で開催され、会場の山鹿からは90kmほど…

タイムスケジュールを見ると…
【予選】9月21日
①09:45~ALEGRE CAMINHOvsESQULA
②11:05~COLAC.O FUKUOKAvsPrimeiro熊本
③12:25~ASTRO鹿児島vsFCセントロ諫早
④13:45~テゲバジャーロ宮崎vsカティオーラALTY
⑤15:05~①勝者vs②敗者
⑥16:25~①敗者vs②勝者
⑦17:45~③勝者vs④敗者
⑧19:05~③敗者vs④勝者
【決勝T】9月22日10:00~

これなら21日はゆっくりと終日フットサルを見て、その後熊本市内に移動泊。
翌日、山鹿に向かうプランもありなのかなと♪
別府で観戦したトリムカップも面白かったし、ちょっと観戦を考えてみようかな♪
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2019皇后杯県予選決勝

2019年09月08日 | 女子サッカー
ヴェルスパ大分vs柳ヶ浦。
皇后杯大分県予選決勝は昨年度と同じカードとなった。

対戦相手の柳ヶ浦は強い!ここ数年で今年が一番、完成度が高いと言える成績を残している。
高校総体九州大会では決勝まで進み、神村学園との激闘は0-1で惜敗したものの内容は間違いなく互角だった。さらに沖縄でのインターハイは1回戦の藤枝順心に逆転勝ち、2回戦でも鳴門渦潮に前半早々に2点をリードしたものの、後半不運も重なり同点に追いつかれPK負けしたものの、全国でも十分に戦える総合力の高い実力チーム。

そんな対戦相手ですが、うちがするサッカーはいつもと変わらない。

「守備からの攻撃」
誰でも良いから点を取り、誰でも良いからゴールを守る(笑)
これしかない。

さて、ここ数日はめっきりと秋の気配を見せていた大分県地方ですが、この日は酷暑。せっかくの決勝戦なのに水を差し…いや、強い日を差しやがって…

前半のクーリングブレイク明けに試合は動く。
この試合、両チームを通じて最初のシュートらしいシュートだった。
自陣左サイドライン際での攻防に負け、CK付近からニアへの速いクロス。DFが体を寄せるも足から飛び込んだ相手10にダイレクトで合わせられ、先制を許した。

しかし、ヴェルスパもすぐに反撃。
右サイド釘宮、清水と繋げ、バイタル右サイドで斎藤がボールを受ける。素晴らしいフェイントから縦へと仕掛けPAに進入しての右足一閃。
枠内ファーサイドにコントロールされたシュート!決まったと思った瞬間に下から伸びるGKグローブ。片手で弾きコースを変え、シュートはそのままクロスバーに嫌われた。
やはり、このGKは上手いな…

なかなか中盤でボールを回すことのできないヴェルスパは森山からの右サイド相手陣内へのフィードで一気に展開に変化をつけた。
開いていた清水が中央に身体を向けながら素晴らしいトラップとターンでDFを抜き去り、PAに近づく。GKを釣りだしたところで中央フリーの姫野加にラストパス。
無人のゴールに流し込むだけだったが…PA内、ワントラップからのシュートは…外れてしまう。
くぅーー、絶好機だったが仕方ない、切り替えよう!!

この流れに乗って得たCK、ファーサイドへの高いボール、競り合ったボールはニアにポジションを取っていた斎藤の前にバウンドする。
難しいバウンドだったが左足でシュート。するとクルクルとGKの背後、ファーサイド方向へと良い具合に舞い上がる。GKは背面ジャンプしてかき出したものの既にゴールラインを割っており、ゴールと判定!!!前半のうちに追いつき1-1、これは大きい!!
しかし、直後、浮かれていた管理人の目に映りこんできたのはピッチサイドで動きを止めている清水。結局、すぐに藤本と交代。良い動きを見せていただけに痛い交代となった。
前半は1-1のまま終了する。
前半序盤は劣勢だったが徐々に自分たちの時間を作り出し、相手にエンジンをフル回転させることなく、そこで同点に追いつけたのは大きい。
しかし、後半は頭からフルスロットルで来るはず。まずはそこを耐え凌ぎたい。


後半の立ち上がり、柳ヶ浦の猛攻。
右サイドからのミドルはGK永松正面。さらにサイドからの崩しでゴール正面、バイタルからのシュートは森山がシュートブロック。非常に危ない崩され方だった。
その後も自陣のゲームが続くが、ヴェルスパも藤本のカウンターから決定機を作る。効果的なトラップでDF2人を交わし、そのまま独走する。GKと1対1になるもシュートは正面に…惜しい!!
そして、後半のクーリングブレイクに入る。
後半の流れから言って、次の1点で決まりそうな展開となっている。
何とか、何でも良いから、誰でも良いから点が欲しい…頑張れ!!

しかし、次に歓喜を上げたのは柳ヶ浦観客席だった。
バイタル左サイドから相手4の仕掛けでシュートコースが空く。逆サイドに打たれたシュートに永松下がりながら反応、片手を伸ばす…も届かず。が、ファーポストに助けられ、ボールは逆サイドへと転がる…が、そこには相手11、永松の体勢が整っていないうちにフワリとループ。
永松これにも反応し叩き落したが、相手の10に押し込まれ、残り10分ほどで勝ち越しを許す。

正直、厳しくなった…

ここまでなのか…

選手交代、熊谷⇒三砂

追いつきたいヴェルスパだが、相手の猛攻になかなかボールを保持することができず、自陣へと押し下げられボールを奪っても蹴るだけサッカーになっている。
キツイ時間帯と展開だがマイボールは大切にしたい。解ってる、苦しいのは解ってる。でも、勝ちたいんだ…
ボール保持者だけではなく、声を出して周りが動いてあげたい。キツいけどドリブルやパスコースを作り出したい。なんとか皆でボールと気持ちを繋いで…

同点に追いつきたい。しかし、選手が一人、また一人、足の攣りを見せる…

頑張れ…

が、無情にも観客席に後半終了を告げる腕時計のアラーム音が…
残るはATのみ。倒れていた選手の時間もあるが、それでも2分程度じゃなかろうか…

頑張れ!ボールを前に運べ、繋げ、走れ…


すると途中出場の三砂が相手陣内左サイド、良い形で前を向く。そこに絡んでいくのは斎藤。
そして、その逆サイド、観客席の目の前を猛烈な勢いで駆け上がっていく選手が管理人の視界の隅に入る…
斎藤はボールを受けるとそのまま斜め一直線にゴール方向を目指す。が、相手も潰しにかかる。
しかし、交わしながらゴール正面、DFとDFの間へとスルーパスを送る。
DFの目前で右サイドから長い距離を走った釘宮がランウィズ・ザ・ボールでDFを抜き去り、PAへと進入する。そして飛び出してきたGKを避けるように左足を振り抜く。

「ゴンッ!!」とシュートはファーポストに嫌われる。

しかし、跳ね返ったボールは再び釘宮の足もとへ…
歓喜!そして落胆からの歓喜!歓喜!圧倒的歓喜!(カイジ風)
しっかりと無人のゴールへと流し込み…選手と観客席に歓喜の輪が…そして直後に後半終了の笛。

追いついた!あの劣勢から追いついた!!

涙目の中、改めて思う…


ビデオ、撮ってれば良かった(笑)

このブログを見ているであろうクワの同級生Kさん。多分、撮影していたのがそうだと思うので…ダビングしてください(笑)

そして延長戦。
この暑さで両チームに足を攣る選手が続出する。それでも戦う両チームの選手はスゴイです、熱いです。

延長前半、ポジションを上げた相手4のショートドリブルからの振り向きざまの右足はクロスバー!
完全に入ったと思った…

延長後半、始まる前の空に真っ白と真っ黒の雲が半々に浮かぶ。白黒ハッキリとつける戦いも残すところあと10分となった。ちなみに白い雲はヴェルスパベンチの上だった(笑)

が、ここで吉岡、橋本恵が足を攣ってとうとう動けず…それぞれ後藤、尾崎と交代した。
橋本は両足でV字を作り、最後まで仲間のヴィクトリーを願いながら…ピッチ脇で治療を受けていた(笑)
守りの要の働きを見せていた吉岡もサンキューな!!ほんと助かった(泣)

柳ヶ浦に比べ、選手層の薄いヴェルスパにとっては正に死闘となったこの試合、後半終了間際に続いたCKも交代で入った尾崎、後藤を始め選手全員が身体を張り、攻撃を食い止めた。
そして…そして…延長後半終了の笛、と同時に座り込む一部の選手たち、本当によく戦った。
さぁ、苦手なPK戦へと挑もうじゃないか(笑)



…やっぱり(笑)

●ヴェルスパ大分 2(1前半1)2 柳ヶ浦●
得点者:斎藤、釘宮(アシスト斎藤)
<PK戦4-5>
大分×○○○○ 4
柳浦○○○○○ 5
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2019選手紹介その2

2019年09月06日 | 女子サッカー
公式サイトにてヴェルスパ大分レディースの新加入選手が発表されました。
開幕前に一度、右サイド的選手紹介をしていましたが、その後に加入した選手を改めて先生にお願いしようと思います。紹介いたします、前田双雷先生です。

双雷:台風の季節でございますが、皆さん、いかがお過ごしですか。一度で良いからモテ期台風が訪れて欲しい前田双雷です。よろしくお願いいたします。

司会:先生、今日はよろしくお願いいたします。

双雷:日本の漢字は世界のどの国にもない品の良さと奥深さを兼ね備えています。それを皆さんに美しく伝えるこの私が何故モテないのか…

司会:(品がないからです)

双雲:今回もまた、選手の漢字が入った四字熟語を用いて紹介したいと思います。

司会:…それではよろしくお願いします。
まず、20番岩波晏里(あんり)選手です。

双雲:金波銀波(きんぱぎんぱ)です。
日の光や月の光で、金色や銀色に美しく耀いている波の様子を表します。岩波もまた先輩たちが放つ色とりどりの光を吸収しながら成長の輝きを見せて欲しいものです。
そういえば、同じ名前の歌手がいますよね。その方が歌うアニメの主題歌は今でも誰もが口ずさむことができるほど有名です。しかしながら、当時はアニメの歌ということでこの曲を歌うことに戸惑いがあったそうです。
ですが、自分を良い方向へと変えるきっかけになると思い、思い切って挑戦し、結果、代表曲になりました。
岩波も戸惑いが多くあることでしょう。しかし、監督やコーチ、諸先輩方の光はきっと自分を良い方向へと変え、力強い波へと変えてくれるものでしょう。

司会:今回はかなり熱がこもっていますね。前回のやっつけ紹介とは雰囲気が違います(笑)

双雲:こんなにも熱く美しく語る私がなぜモテないのだろう。悲しみが止まらない…

司会:あ…最後のオチは相変わらずのようです。
続いて、10番斎藤結選手です。

双雲:芝蘭結契(しらんけっけい)でしょうか。
良い影響を受ける賢者との交友を表す言葉です。ヴェルスパには笑いの賢者を始め、滑舌の悪い賢者、真っ直ぐしか走れない賢者など様々な賢者がいます。その仲間と一緒に時間を育み、天然スキル以外の新たなスキルを身につけて欲しいと思っています。そしてあなたもまた驚異の運動量でチームを勝利に導いて欲しいと思います。
そしていつの日かフットサルで世界に羽ばたいた時には、ぜひ、ヴェルスパ+管理人を現地観戦に招待してあげてほしいです。

司会:確かに運動量と天然スキルは既にチーム1かも知れませんね。

双雲:相手のキックオフなのにセンターサークルに入ってボールを蹴ろうと構えたり、ピッチ入場時も相手のチームの掛け声にあわせ一人お辞儀をしていました。

司会:それは…確かに天然(笑)
それでは最後に、27番須藤美羽選手です。

双雲:不時之須(ふじのもとめ)です。
突然発生した必要や思いがけない時の需要のことを言いますが、この時期にヴェルスパに加入してくれたと言うことは互いの需要と供給がマッチしたものでしょう。フットサルが主戦場だと聞いていますが、その足もとの確かさはチームの武器となるはずです。
チームには同世代を始め、最長老と呼ばれている選手もいます。
その最長老は泣いている子供の頭に手を当てることで痛みを飛ばしたり、泣き止ませることができる超能力を持っていると聞きます。また、人の潜在能力を引き出すことができるらしいのでぜひ、最長老の前でこう唱えてみましょう。
「タッカラプト・ポッポカナコンガ・スキルット・デロ」、地球の言葉で「出でよカナコ、そして能力を引き出したまえ」という意味らしいです。

司会:見たアニメにすぐ影響されますよね、先生(笑)

双雲:「タッカラモテタイ・ポッポルンガ・プピリット・マジデマジデ」

司会:何となく意味が分かるのでスルーして終了したいと思います。
ヴェルスパ大分レディースの今シーズンもいよいよ山場の2戦を迎えます。時間の都合が付きましたらぜひ現地でのご声援をよろしくお願いいたします。
今後ともよろしくお願いします。

双雲:「タッカラモテタイ・ポッ…
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茨城国体組み合わせ

2019年09月05日 | 女子サッカー
茨城国体サッカーは女子、少年男子ともに1回戦は京都との対戦となりました!
これもまた珍しいことですが、大分女子、京都女子ともに予選全てを1-0で勝ち上がっていること。
ここまでシンクロするとは…(笑)

頑張れ!大分県女子♪

【開催場所】
ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
ひたちなか市総合運動公園スポーツ広場A、B

【1回戦】9月29日(日)
1.三重vs香川(10:00陸上競)
2.福岡vs山梨(12:00広場B)
3.兵庫vs宮城(10:00広場A)
4.埼玉vs北海道(12:00広場B)
5.愛媛vs茨城(12:00陸上競)
6.東京vs新潟(12:00広場A)
7.京都vs大分(14:00広場A)
8.石川vs岡山(14:00広場B)

【準々決勝】9月30日(月)
1勝者vs2勝者(11:00陸上競)
3勝者vs4勝者(11:00広場B)
5勝者vs6勝者(13:00陸上競)
7勝者vs8勝者(13:00広場B)

【準決勝】10月1日(火)
【決勝】10月2日(水)
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2019U-18県予選

2019年09月03日 | 女子サッカー
この題名を書くのは実に8年ぶり。
前身のスカラブ時代の2011年に出場したのを最後に…チームはこのカテゴリーとは無縁でした。
えぇ、選手がいなかったんです(笑)

思い返せば2010年、県協会人工芝で行われたU-18は羊もまだ余所行きの仮面を被っていた可愛い中学1年生だったな。
2010 U-18県予選
2011年は中津永添グランドだったな。トリニータとの対戦は0-0のままPK戦へと突入し、5人目のキッカーとして決めれず、PKスポットに呆然と立ち尽くす橋本恵を増永ら先輩が駆け寄り慰める姿には涙したな…
2011 U-18県予選結果
2011 U-18県予選感想
そう、この2011年以来なのです。

今年は4チームが出場し、組み合わせは以下の通り。

9月15日(日)中津市三光総合運動公園
1.ヴェルスパ大分vs中津ポマト(10:00)
2.カティオーラvs大分トリニータ(11:40)
3.1勝者vs2勝者(14:30)

カティオーラにしても、羊が小さい頃は「女子サッカーチームを作ります!」なんて言ったはいいが、全然人が集まらず、羊姉まで参加させて蹴っていたのに…人が増えたなぁ(泣)
15年前のカティオーラ女子

優勝チームは、10月19日、20日に沖縄県金武町フットボールセンターで行われる九州大会に出場します。

と言うことで、改めてヴェルスパの18歳以下の選手で2-4-1-3の超攻撃的布陣を考えてみた♪
「攻撃は最大の防御」と言うことで運動量のある斎藤一人に中盤前を任せ、中盤には押し上げた第2のDFライン4枚をどんどん走りこませ、「なだれ攻撃」を髣髴させる攻撃参加でボール支配権を握る。
FWからのプレスもこの布陣ならば脅威だな。中盤の底でも帆月、須藤がしっかりとボールを持てるし…我ながら素晴らしい布陣だ(驚)これ、強いな。
ただ、④荻本⑦戸髙の前後の運動量が半端ないので…死ぬ(笑)

≪U18攻撃的布陣≫
⑪清水 ⑩松村 ⑨尾崎
    ⑧斎藤
⑦戸髙⑥帆月⑤須藤④荻本
  ③小手川 ②田中
    ①月元
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