2010 QリーグDiv1 第3節

先週の第2節アンクラス戦が雷雨延期となったため、ほぼ1ヶ月ぶりのQリーグ。
今節の対戦相手は、今シーズンDiv2から昇格してきたNW北九州。

┌─┬┬─┬┬─┐７阿部
││└─┘││８熊谷
││ 7 8││９黒木
│└───┘│10佐藤
│ 9 2│24高野
├───────┤２姫野沙
│1024│20大久保
│┌───┐│16増永
│20│1621│ 6│21麻生
││┌─┐││６清末
└─┴┴ 1┴┴─┘１安東
（交代）
16増永→5姫野加(前半3分)
1安東→19梅村（HT）

開始早々、16増永にアクシデントがあり、交代で5姫野がRSHに入る。
2姫野がRSBに下がり、そのままDFが横にずれて対応するも…直後、
DFのクリアミスがバイタルエリアの相手の足元に…(´;ω;)ドンマイ
ミドルを決められ先制される。

スカラブも反撃。
阿部、熊谷と立て続けに惜しいミドルを放つ。
さらには、相手のクリアボールをダイレクトでつなぎ、最後は阿部。
咄嗟にGKの位置を見て、距離はあったもののループシュートを選択。
ボールはGKの頭上を越え、ゆっくりと…ゴール上のネットを揺らす。オシイ
前半終了間際、熊谷のスルーパスから黒木が完全に抜け出しGKと1対1。
狙いすまして蹴られたシュートは…

…

0-1のまま後半に入る（笑）


後半2分。
縦パスに抜け出した5姫野がフリーでシュ…ートと誰もが思った瞬間、
左にチョコンと流し、そこにいた熊谷もビックリ（笑）
慌ててシュート！同点に追いつく！

しかし、後半25分、再び追う展開となる。
左サイドからFK。
ゴール前に放り込まれたボールに対しGKが飛び出しパンチング！

―それが相手の目の前に…(´;ω;)デジャブ?
1-2となり残り15分。

左サイドから熊谷のシュートはサイドネット。
黒木の決定的なシュートはDFに当たる。
清末の縦パスから上手く阿部がシュート！これは弾かれCK。
このCKの流れから熊谷左足！…クロスバー。
高野のスルーパスから佐藤が相手DFより体一つ抜け出し、
左サイド角度がなかったが上手くシュート！…僅かにファーポスト横。
さらにCKが続き、得点の気配が続いたものの…ここで試合終了。
必死の猛攻も実らず、通算成績は1分1敗となりました。

第4節は6月13日、九州カレッジとです♪
が、その前に今週末、U-15の九州大会があります。
1回戦は前年、全国大会準優勝の神村学園中等部。
冷静に考えても、勝てる要素は少ないと思います。
でも、保護者が見たいのは「勝利」よりも子供達の「必死な姿」です、
「諦めない気持ち」です。

俺自身は何点取られてもいいと思っています。
それよりも、みんなで、みんなの力で得点を取りに行って欲しいし、
1点、1点をみんなで守って欲しい。
点が取れなくても、何点取られても、声掛け合って、走って、逃げずに勝負して、
一生懸命にプレーしている姿を見せて欲しいもんです。

掲載誌紹介

フィクションサッカー月刊誌「フィクショーン大蹴王」5月号に
『2010チームの戦力分析』が掲載されましたのでお知らせします。


≪順位予想≫
FC MERIDIONE 1995
2010シーズン　11チーム中10位(予想)
2009シーズン　10チーム中10位
2008シーズン　9チーム中9位


≪チーム展望≫
2年連続無勝利のまま最下位に沈んだメリ。
昨シーズン終了後、田北を補強するが、ネタ満載の前田、鈴木の移籍で戦力ダウンは必至。
しかしながら、骨格となる主要選手の流出はなく、連携も年々改善されてきており、
松本、太田、安藤のセンターラインが機能し、吉松新監督の采配がズバリ的中すれば
中位進出も夢ではない………はず。


≪戦力分析≫
攻撃→ 守備→ ネタ↓ 連携↑ 監督(笑)


≪主な選手の能力一覧≫
DF吉松
Off Def Tec Pow Spe Sta Total SKILL
11 16 12 14 12 18 83 神の息子
マラドーダと言われ早2年。
その黄金の左足と息子は、未だ衰えを知らない。
上背はあまり無いものの、カンナバーロの髣髴させる空中戦の強さを見せ、
「ヘディングはポジショニングと…ポジショニングじゃよ！」と迷言を残す。
サイドではその運動量で相手を翻弄し、中盤ではその強靭な体で攻撃を跳ね返す。

DF安藤
Off Def Tec Pow Spe Sta Total SKILL
13 20 14 14 14 17 92 オーバーラップ症候群
危機察知能力に優れ、誰よりも早く現場に駆けつける。
また、どこかの田中さんのような上がりを見せ、誰よりも先に点を取りたがる。
また、どこかの田中さんのようにPK蹴りたがり、コジム監督が“やれやれ”と
PKを蹴らせたシーンは、まだ皆さんの記憶には新しいだろう。

MF太田
Off Def Tec Pow Spe Sta Total SKILL
15 15 14 14 15 20 93 鍋奉行
休むことのない献身的な動きで、攻め上がってくる“あく”を排除する。
「まさにダシを運ぶことが出来る選手だ」とコジム監督が絶賛し、
コジムJAPAN時代には代表に名を連ねた。
吉松JAPANでも、ここ数試合で評価はうなぎ登りであり、サプライズ選出がありえるかも。

FW松本
Off Def Tec Pow Spe Sta Total SKILL
16 2 11 17 13 16 75 復活のオナドラ祭
打率は低いものの、塁上が賑わう場面での得点圏打率はチームダントツ。
チャンスメイクは苦手、典型的なフィニッシャータイプ。
2年目のジンクス以降、ゴール欠乏症に悩まされるが、昨シーズン終盤、
師匠として慕ってきた太田の加入で、徐々に調子を取り戻しつつある。
真価の問われる今シーズンとなるが、オナドラ神は再び降臨するだろうか？


≪2010開幕布陣予想≫
┌─┬┬─┬┬─┐⑪松本
││└─┘││⑩林
││⑪││⑨森田
│└───┘│⑧田北
│⑩⑨⑧│⑦太田
├───────┤⑥中川
│⑦⑥│⑤吉松
│┌───┐│④吉岡
│⑤│④③│②│③安藤
││┌─┐││②久保
└─┴┴①┴┴─┘①桑原

人生いろいろ、カレーもいろいろ

前田氏のコメントを書いていたら、ちと、いらぬ事を書きたくなってしまった。

管理人が得意なのは、兄貴譲りのルーテーズ式バックドロップ（ん？ルーテーズ譲りになるのか？）とカレー作り。
ルーは、いつもジャワカレー中辛とバーモンドカレー中辛の２つを混ぜてます。
一般的なやつですが、これがまた美味いんです。
以前、キャンプに行った時、子供達にいつもとは違った管理人を見せようと
「もっと美味いカレーを作るぜ！」って、欧州カレーと銀座屋カリーの高級ルーを混ぜてみました。

…ちょっとガッカリな味でした。

高いものを単純に混ぜるだけじゃ、より美味しくはならないんだね。
メリディオンでの俺と前さんの存在が「いいスパイス」になってた気がしてたんだけどな…
前田め…帰らぬ人となりやがって（笑）


人間ってさ、気持ちにゆとりができると、色々なものに目が留まるようになり、その小さな一つ一つのものに心を動かされて、
感受性豊かになり、視野や考えが広がり、それがまた自分の成長へとつながると思うんよね。

最近…ほんと、ゆとりのない人間だなと…自分で感じてる。

そもそも、そのゆとりってどこから感じるものなんだろう。
金銭的余裕？時間的余裕？はたまた仕事やプライベートの充実感？

よく分からん。

「可能性ってのは挑戦者だけが持つ勇気」って好きな言葉がある。
管理人みたいに「逃げ」を選択してる人には可能性も生まれないんだろうね。

サイドでボールを持った！

敵が来た！

どうやって抜こうか？って気持ちより先に前を塞がれた絶望感、不安感に襲われる。
そう思うからまた逃げてしまう…逃げ酒を飲んでしまう…

ま、こんな風に落ち込む時もあらーね。

ちなみに吉松いわく、攻め酒ってのは「女を酔わせる酒」のことだとさ♪

2010練習試合 vs アリナガ

4月25日に行われたメリディオンの練習試合を遅ればせながらUP！
なぜ、ここまで更新が遅れたかと言うと…
朝井監督の電撃解任＆転勤騒動のため、涙で前が見えずペンが持てなかったからです♪
予定では1年間、熊本FCで仕事と言う名のゴルフ三昧とのことです。
新天地での活躍を心より願っています！頑張れ朝井監督♪
なお、新監督は吉松総監督が兼任されます。

さて、助っ人が半分近くを占め、ナニ？ディオンとなった今夜。
W杯開幕を1ヶ月後に控え、それぞれの選手の状況が気になるところだが、
メリ正規組は、助っ人のレベルの高さと、さり気ない心配りのラストパスで
決定機を何度も演出され、気持ちよくプレーすることが出来たようだ。

既に、吉松JAPANのメンバー入りが確実な林、中川、森田は終始安定したプレーを見せ、
太田、松本、郡田、池永ら国内組は最後の最後まで吉松JAPAN入りをアピールした。
ファン・ニステルローイは、惜しくもオランダ代表に漏れたが、
ファン・コレステローイこと松本は、助っ人組のよいしょを最大限に活かし
この試合でも2ゴールをあげ、メンバー入りに大きく前進した。
また、太田も、最後まで落ちる事のない運動量で吉松をカバーし、今夜の勝利に貢献した。
一方、郡田は、助っ人のよいしょを更によいしょ返しする消極的なところが見え、
この試合では目立った活躍は出来なかった。
池永は、GKでの好守が目を引き、第3GKで招集される可能性も出てきた。
なお、海外組の吉岡、安藤らの招集は今回見送られた。

この試合での唯一の気がかりは…久保ウィンガーのドリブルが減ったことだな♪
試合は6-2ぐらいで勝利した。



吉松監督のコメント

記者：新監督ご就任おめでとうございます。
W杯に向けてのメンバー選考、かなり迷っているんでは？

吉松：おぉ、メンバーの7割方は決まっておるんじゃが…
残りの3割を考え中じゃ。

記者：吉松JAPANは、カメルーン、オランダ、デンマークと
強豪国がひしめく予選グループとなっていますが、どう戦われるつもりでしょうか？

吉松：んじゃな、ま、あまり戦術的な事は言えんが、言葉が通じない相手じゃからのぅ。
とにかく、言葉よりもボディでのジェスチャーを上手く使って行きたいのぅ。
恋愛でもそうじゃろうが、言葉よりも行動で示せじゃ！

記者：口だけじゃなく行動にも表せと！？
サッカーで言うなれば、守備の時には足だけで行かず、体を入れろと？

吉松：そうじゃな。
相手が自分に正対してボールを保持している体勢で、
むやみに突っ込んでもかわされるだけじゃ。
んなときは、足元からボールが離れた瞬間を狙うもんじゃろ。

記者：はぁ。

吉松：なんじゃ、なんじゃ、気の抜けた返事じゃのぉ～。
恋愛でもそうじゃろうが！
好きな女に彼氏がいるのに、むやみに突っ込んでも撃沈するだけじゃろうが！
距離を保ってマークしつつ、彼氏から彼女の心が離れた隙を狙って、
彼女というボールをマイボールにするんじゃ！
サッカーでもそうじゃろうが？
ボールは友達じゃ！そして彼女じゃ！

記者：まったく、その通りですね！
あ、でも…そのボールという名の彼女は、相手ボールにもマイボールにもなり、
大変ですよね。

吉松：そうじゃ。
それ故に、いかにマイボールのときに大切にするかがフンドーキンなんじゃ！
女心と秋の空そしてサッカーボールは…心移りしやすいんじゃよ。
じゃから、サッカーも恋愛も、場面場面で一生懸命向きあわないかんと言う事じゃ。
以上じゃ！

記者：…
すごく心に響いたような気もしますし、全く解答になっていない気もしますが…
まぁ、ありがとうございました。

2010 九州なでしこ大会2日目

準決勝の相手は九州総合スポーツカレッジ。

┌─┬┬─┬┬─┐８熊谷
││└─┘││９黒木
││ 8 9││10佐藤
│└───┘│24高野
│10 2│５姫野加
├───────┤２姫野沙
│24 5│20大久保
│┌───┐│16増永
│20│1621│ 6│21麻生
││┌─┐││６清末
└─┴┴ 1┴┴─┘１安東
（交代）
23清川→8熊谷（前半途中）
1安東→19梅村（HT）
21麻生→7阿部（〃）

先制点は、中盤での見事な連携から生まれた。
右サイド→中央→右サイドとリズム良くパスが回り、2姫野がクロス。
ゴール前混戦になるも、10佐藤が上手く蹴り込んだ。

後半、前日と同じパターンで選手交代し、それぞれポジション変更を行う。
後半15分頃、右サイドから佐藤のミドルが綺麗に決まり2点差をつける。
試合はこのまま終了し、見事、決勝進出となった。
決勝は、4-0で神村を破った大分トリニータレディース（以下OTL）。



決勝はOTL。
昨年のQリーグ1位2位同士の戦いとなった。

┌─┬┬─┬┬─┐８熊谷
││└─┘││９黒木
││ 8 9││10佐藤
│└───┘│24高野
│10 2│５姫野加
├───────┤２姫野沙
│24 5│20大久保
│┌───┐│16増永
│20│1621│ 6│21麻生
││┌─┐││６清末
└─┴┴19┴┴─┘19梅村
（交代）
8熊谷→7阿部（HT）

両チームとも同じ4-4-2のシステムだったけど、
OTLはボランチ2人がしっかりしてると感じた。
特に7番の子（主将）は、当たりも強いし、視野も広く、
ここを起点して、両サイドにどんどん展開され、スカラブDFは右に左にと…
前半だけで足が止まりかけていた。

最初の失点シーンはまさにそれ。
左サイド、ディレイする時間もなく1対1でスパっと縦に抜かれ、
ゴール前にグラウンダーのクロスを入れられる。
ここにOTL、LSH12番の選手がフリーで走りこみ、簡単に決められる。
全く戻ることが出来ず、完全にやられた形だった。

しかし、スカラブも反撃。
8熊谷の左サイドからのミドルや16増永のFK。
どちらも入っておかしくないシュートだったが、相手GKの好守で得点ならず。

後半、佐藤をFWにあげ、左サイドに7阿部が入る。

しかし、後半に入ってからも、トリニータの時間が続く。
ワンタッチ、ツータッチでパスを回され、前半と同じようにリズムを作られる。

…つ、強い。

その後、追加点を奪われ0-2となるが、スカラブも意地を見せる。

後半15分、相手のパスをカットすると黒木が右サイドを縦に抜け、ゴール前にクロスを上げる。
これを佐藤がGKの鼻先でコースを変え1点差!!

疲れが出始める時間ではあったが、両SBも必死にオーバーラップし、
この暑さの中、攻撃陣をサポートに走る。

やべぇ…ウルウルしてきたT_T

しかし、相手の巧いポストプレーから7番にミドルを決められ…万事休す。

惜しくも準優勝と終わったが、最後の最後まで走った選手に感動です、拍手です。
最後まで声援を送った両関係者にも拍手です。
優勝を決めたOTLにも拍手。
これからも良きライバルチームとして、互いに切磋琢磨して行って欲しいもんです。

やっぱり…サッカーって良いね。

2010 九州なでしこ大会1日目

昨年のQリーグベスト4と各県の予選を勝ちあがってきた8チーム、
計12チームがトーナメントで戦う大会。
スカラブはシードなので2回戦からの出場となり、
1回戦、沖縄琉邦クラブに3-2と競り勝った宮崎のFC・FRENTEが相手。

几帳面な性格じゃないんで、今回も内容について間違ってるかもしれん。
とりあえず、ざっとこんな感じじゃったと思う。

┌─┬┬─┬┬─┐８熊谷
││└─┘││９黒木
││ 8 9││10佐藤
│└───┘│24高野
│10 2│５姫野加
├───────┤２姫野沙
│24 5│20大久保
│┌───┐│16増永
│20│1621│ 6│21麻生
││┌─┐││６清末
└─┴┴ 1┴┴─┘１安東
（交代）
1安東→19梅村（HT）
21麻生→7阿部（〃）
8熊谷→4松本（後半途中）

試合は序盤からスカラブペースで進むも、前半は0-0で折り返す。

相手チームで目に付いたのは14番。
手元の資料を見ると高校2年生か…かなり巧いな。

後半、7阿部をIN。
6清末をCB、2姫野をSB、10佐藤を右サイドにポジションチェンジし、
空いた左サイドに阿部を配置。

右サイド、6清末から中央DF裏に出されたスルーパスに黒木が抜け出し、
GKとの1対1を確実に決め、まず先制。
今度は左サイド、黒木が同じような形で抜け出し、左足で豪快ミドル。
右からのクロスを阿部が押し込み3-0となったところで、4松本をIN。
佐藤がFWに上がり、右サイドにそのまま松本が入る。
その後も、何度かチャンスを作るも得点に至らず。
そして…試合終了。

明日の準決勝の相手は、九州総合スポーツカレッジ。
準決勝のもう一試合は、大分トリニータレディース対神村学園中等部。

神村学園中等部は、今大会、唯一のU-15だけでチームを組み、見事にベスト4進出。
…何を隠そう、6月の九州大会でこのチームと戦うのはスカラブU-15です^^;