日本の夏、球児の夏、そして皇后杯の夏。
始まりました皇后杯大分県予選。
「高校球児」が”甲子園”を目指すように「皇后球女」も”なでしこ”との対戦を目指す熱い夏、負ければ終わりの熱い夏がやって参りました。
今年は大分トリニータ、中津ポマト、九州総合スポーツカレッジ（以下KSSC）の4チームが参加。
10月に中津市で行われる九州大会への切符1枚を争います。
第1試合は大分トリニータvs中津ポマト。
前半15分までに5点(トリ3-2ポマト)が入ると言う大味な展開になるも、そこから試合は落ち着きを取り戻し、後半、運動量で圧倒したトリニータが着実に追加点を重ね、5-2で代表決定戦にコマを進めた。
さて、一方のヴェルスパは県リーグの開幕戦でも戦ったKSSCとの対戦。その時は1-1のドロー、試合内容を思い返してみても競った勝負になるだろうと予想、はたしてどうなることやら。
ありがたいことに応援に来て頂いたヴェルスパサポーターが太鼓を叩きながら盛り上げる中、正午ちょうどにキックオフの笛が鳴る。
先にチャンスを掴んだのはヴェルスパ。
前半5分、バイタルエリアで松本が前を向くと木下に良い形でスルーパスが通る。GKと1対1になるも、ファーストシュートは力み過ぎたのか大きく枠上に外れる。カッチカチやな(笑)
10分が経過、ロングボールを多用し、様子見感が強い両チーム。第1試合とは違って静かな立ち上がりを見せているこの試合だが、さてさて、互いにどう攻めるのか。そんな中、前半14分、試合が動く。
ヴェルスパ陣内からの長いボール、姫野がDFとの競り合いを制し上手く反応、と同時に飛び出してきたGKへの対応も冷静でフォローに走っていた木下にボールを落とすと、やや距離はあったものの木下が上手く左足で無人のゴールに蹴り込み先制する。二度目のチャンスは確実にモノにしたナイスゴールでした。
前半クーリングブレイク。
うむ、第1試合とは違うところがもう一つあった！
…柳ヶ浦のゴールライン＆サイドラインのボールガールがこぞって消えている(笑)これは地味にキツイ。
クーリング明け、相手GKがボールをキャッチ。ボールを蹴ろうとしたところで主審の笛！？
バックパスではなかったはずだし、よく分からんけど相手のPKエリア内で間接FK。木下がちょんと触り、ドカンと松本が右足を振りぬいたが思いっきり壁に当たり得点ならず。
その後もヴェルスパが何度かCKのチャンスを得るものの、相手に上手く防がれ、1-0のまま前半は終了する。
しっかし、静かだ…選手が静か過ぎる。
選手＜＜サポーター＜＜セミの順番で声が出てるな(笑)
後半4分、ヴェルスパのCK。ニアで潰れた背後、ファーに陣取った姫野が左足のボレー！上手くミートしたものの惜しくもGK正面。さらにヴェルスパ右サイド、釘宮の突破からマイナス、大迫が右足で合わせたが得点ならず。
後半12分、後藤、木下→清水、橋本
後半14分、ヴェルスパDFのちょっとしたミスを突かれる。高いボール、弾くことなくバウンドさせてしまい、相手に上手く体を使われボールを保持され、GK永松の頭越しにロングシュート。距離はあったもののワンバウンドでネットを揺らし、試合は振り出しに戻る。
相手に流れが傾き掛けてるこの時間帯、耐え忍ぶこと、そして自分達で流れを持ってくること。
中野、釘宮のパス交換から中野が倒され、右サイドやや距離はあるもののヴェルスパはFKを得る。
森山はクロスを選択したようだが、思いのほかボールが伸び、ゴール方向へと向かっていく…もGKがジャンプ、パンチングで弾き出す。
直後の後半17分、ヴェルスパに最大のピンチが訪れる。
1本の縦パスが綺麗にDFの間を抜ける。スピードを活かしたカウンターが発動。中央を駆け上がる相手、並走する森山。と言うか森山しか付いていけてない…相手が速すぎる。倒せば完全赤紙の状況だけあって対応が難しいものの最後の最後まで食らいつく…相手は手で押さえながらの躊躇なく右足を振りぬく…ぐわぁぁぁ。必死に伸ばすGK永松の手の先を抜け…
「ゴンッ！」
クロスバー直撃！
助かったぁぁぁぁぁ…
後半クーリングブレイク。
劣勢のなかでこの休憩はありがたい。戦術的にも精神的にもどう立て直すのか…。
この休憩を挟み、選手の動きが変わる。きっと監督から張本さん並みの「喝」が入ったんだろう…(笑)
そして後半27分、センターサークルやや左でボールを受けた松本、サイドライン方向にドリブルし、二人を交わすと同時に左足で中央のDF背後にパスを出す。小さくバウンドしながら転がるボールを追いかける姫野そしてサイドに蹴り出したいとばかりに内側から外向きにボールに向かい走る相手DF。
GKも抜かれれば対応しようと前目のポジショニングを取る…
「おぉぉぉぉぉ！」
ヴェルスパ応援団のどよめきが起きる、直後、歓声へと変わった。
DFより先に足から飛び込んだ姫野、鋭く降りぬいた右足で小さく弾むボールを捉え、GKの頭と肩の間を抜き、勢い良くネットを揺らした！
「うぉぉぉぉぉ！！！！！」
そして、そのまま試合終了。
苦しみながらも耐え抜き、トリニータの待つ代表決定戦へと駒を進めた。
○ヴェルスパ大分 2(1前半0)0 KSSC○
皇后杯県予選代表決定戦
ヴェルスパ大分vs大分トリニータ
先ほどの熱戦から1時間後、運命の笛が鳴る。
しかし、この猛暑のなか、連戦はキツイ。しかも、学生メインの相手。準決勝を見ていても後半の運動量がハンパなかっただけにどう対処するんだろう！？と思ってたら、初戦とは少しポジションを変え、守備的な布陣で臨むようだ。
前半10分、ここまでの試合展開はまあ悪くはないが、どこかぎこちない。先ほどの試合でも感じてはいたが、やはり、近藤不在の影響は大きい。
前半も半ばを過ぎたものの互いにシュートは1本ずつ、中盤での潰し合いが続く。
こんなときは見ているものが想像する以上のキテレツなプレーが出た時に展開が変わったりするもの。
なんて思っていたら、準決勝でも動きの良かった相手20番が見せてくれた。
前半18分、ヴェルスパ陣内右サイド、深い位置で前を向くとカットインしながら右足を振りぬく。このシュートはGK永松の正面をついたが…やはり要注意な選手だな。と携帯にメモってたら、その20番が起点となり、DFとGK永松の間、PKエリア内右角付近に絶妙なパスを送る。抜け出した9番に対し、反応が遅れたDFをカバーしようとGK永松が飛び出すも華麗に交わされ、無人のゴールへと流し込まれる。ぬおぉぉー。
ここでクーリングブレイク。
ブレイク明け、選手がピッチに散らばり再開かと思われたが審判が試合を止める。ん？？
観客席がざわつく中、すでに数分が経過…何が起こってるんだ！？
どうやら、ヴェルスパ側にメンバー表とスタメンで出場していた選手に相違があったようだ。ってか、試合前の線審によるチェックはどうなってたんだよ(笑)
おっちゃんたちの市リーグレベルでも起きない事象だぞ。ま、この暑さだから仕方ないか…
結局、8分ほど経過したところで再開するも、試合に動きはなく前半終了…って、おい！AT8分って！？
クーリングブレイク分のATはどこにいったんだよ！？(笑)
後半、ポジションを本来に近い形に戻し同点を狙うヴェルスパ。
前半とは打って変わって、ボール回しのリズムも出始め、徐々にではあるが確実に流れを引き寄せている。
後半12分、最初の決定機が訪れる。
中盤でのサイドチェンジから右へと展開。CK付近まで姫野が持ち込むと清末がそのやや内側をフォローに走る。清末へとパスが繋がる瞬間、バイタルエリアに空いた僅かなスペースに松本が走りこむ。清末からの横パスを受けるとプレッシャーをかけてきたDFを右前方へ交わしながら、体を捻り、GKの頭上を越すロブ気味のシュート…
虚を疲れたGKは見送るだけ…決まった…！！と思った次の瞬間、
「ゴンッ！！」
ファーポストに嫌われる。ぬぉぉぉ！
後半のクーリングブレイク。
前半はトリニータ、後半はここまでヴェルスパのペースで試合は進んでいる。同点にさえ追いつければ…まだ試合は分からん！
しかし、ここでトリニータの高速カウンター。
前がかりのヴェルスパDFの背後を突かれどんどんとゴールに迫られる。アカーン！
かろうじてファールで止めるも、しかし、そこはゴール正面。嫌な位置でのFKを与えてしまった。
左足から繰り出されたシュートは綺麗に巻いたものの枠上に外れ、事なきを得た。ふぅ、危ない…やはり、油断は一瞬たりともできないな。
後半25分、ここで疲れの見えた木下に代え、尾崎を投入。
すると、その尾崎の積極的な仕掛けからチャンスが生まれる。ボールは左サイドに展開され、エリア内中央に飛び込む姫野の足もとにクロスがピタリ。が、あまりにもピタリ過ぎて体の真下にボールが入り、「メガネメガネ状態(笑)」。
シュートを打てず、DFにクリアされる。くぅ、惜しい。
残り10分を切った所で再びヴェルスパにビッグチャンスが…
松本がセンターライン手前の自陣からドリブル開始。右サイドをスルリスルリと緩急をつけながらぶち破り、エリア内侵入してからの右足一閃！GKの横をぶち抜き…決まった…！！と思った次の瞬間、
「ゴンッ！！！！」
またもやファーポスト！！！
跳ね返りを清末がエリア外からミドルを狙うも僅かに枠横！くぅ…運がない…
後半29分、後藤を下げ、姫野杏を投入。
残り僅か。
右サイド前方のオープンスペースに走りこむ姫野、そこに中盤からパスが出され、姫野独走状態…となったところで試合終了の笛。うーん、プレーが切れるまで見たかった！(笑)
●ヴェルスパ大分 0(0前半1)1 大分トリニータ●
トリニータは10月に中津市で行われる九州大会に出場します。
おめでとうございます♪
始まりました皇后杯大分県予選。
「高校球児」が”甲子園”を目指すように「皇后球女」も”なでしこ”との対戦を目指す熱い夏、負ければ終わりの熱い夏がやって参りました。
今年は大分トリニータ、中津ポマト、九州総合スポーツカレッジ（以下KSSC）の4チームが参加。
10月に中津市で行われる九州大会への切符1枚を争います。
第1試合は大分トリニータvs中津ポマト。
前半15分までに5点(トリ3-2ポマト)が入ると言う大味な展開になるも、そこから試合は落ち着きを取り戻し、後半、運動量で圧倒したトリニータが着実に追加点を重ね、5-2で代表決定戦にコマを進めた。
さて、一方のヴェルスパは県リーグの開幕戦でも戦ったKSSCとの対戦。その時は1-1のドロー、試合内容を思い返してみても競った勝負になるだろうと予想、はたしてどうなることやら。
ありがたいことに応援に来て頂いたヴェルスパサポーターが太鼓を叩きながら盛り上げる中、正午ちょうどにキックオフの笛が鳴る。
先にチャンスを掴んだのはヴェルスパ。
前半5分、バイタルエリアで松本が前を向くと木下に良い形でスルーパスが通る。GKと1対1になるも、ファーストシュートは力み過ぎたのか大きく枠上に外れる。カッチカチやな(笑)
10分が経過、ロングボールを多用し、様子見感が強い両チーム。第1試合とは違って静かな立ち上がりを見せているこの試合だが、さてさて、互いにどう攻めるのか。そんな中、前半14分、試合が動く。
ヴェルスパ陣内からの長いボール、姫野がDFとの競り合いを制し上手く反応、と同時に飛び出してきたGKへの対応も冷静でフォローに走っていた木下にボールを落とすと、やや距離はあったものの木下が上手く左足で無人のゴールに蹴り込み先制する。二度目のチャンスは確実にモノにしたナイスゴールでした。
前半クーリングブレイク。
うむ、第1試合とは違うところがもう一つあった！
…柳ヶ浦のゴールライン＆サイドラインのボールガールがこぞって消えている(笑)これは地味にキツイ。
クーリング明け、相手GKがボールをキャッチ。ボールを蹴ろうとしたところで主審の笛！？
バックパスではなかったはずだし、よく分からんけど相手のPKエリア内で間接FK。木下がちょんと触り、ドカンと松本が右足を振りぬいたが思いっきり壁に当たり得点ならず。
その後もヴェルスパが何度かCKのチャンスを得るものの、相手に上手く防がれ、1-0のまま前半は終了する。
しっかし、静かだ…選手が静か過ぎる。
選手＜＜サポーター＜＜セミの順番で声が出てるな(笑)
後半4分、ヴェルスパのCK。ニアで潰れた背後、ファーに陣取った姫野が左足のボレー！上手くミートしたものの惜しくもGK正面。さらにヴェルスパ右サイド、釘宮の突破からマイナス、大迫が右足で合わせたが得点ならず。
後半12分、後藤、木下→清水、橋本
後半14分、ヴェルスパDFのちょっとしたミスを突かれる。高いボール、弾くことなくバウンドさせてしまい、相手に上手く体を使われボールを保持され、GK永松の頭越しにロングシュート。距離はあったもののワンバウンドでネットを揺らし、試合は振り出しに戻る。
相手に流れが傾き掛けてるこの時間帯、耐え忍ぶこと、そして自分達で流れを持ってくること。
中野、釘宮のパス交換から中野が倒され、右サイドやや距離はあるもののヴェルスパはFKを得る。
森山はクロスを選択したようだが、思いのほかボールが伸び、ゴール方向へと向かっていく…もGKがジャンプ、パンチングで弾き出す。
直後の後半17分、ヴェルスパに最大のピンチが訪れる。
1本の縦パスが綺麗にDFの間を抜ける。スピードを活かしたカウンターが発動。中央を駆け上がる相手、並走する森山。と言うか森山しか付いていけてない…相手が速すぎる。倒せば完全赤紙の状況だけあって対応が難しいものの最後の最後まで食らいつく…相手は手で押さえながらの躊躇なく右足を振りぬく…ぐわぁぁぁ。必死に伸ばすGK永松の手の先を抜け…
「ゴンッ！」
クロスバー直撃！
助かったぁぁぁぁぁ…
後半クーリングブレイク。
劣勢のなかでこの休憩はありがたい。戦術的にも精神的にもどう立て直すのか…。
この休憩を挟み、選手の動きが変わる。きっと監督から張本さん並みの「喝」が入ったんだろう…(笑)
そして後半27分、センターサークルやや左でボールを受けた松本、サイドライン方向にドリブルし、二人を交わすと同時に左足で中央のDF背後にパスを出す。小さくバウンドしながら転がるボールを追いかける姫野そしてサイドに蹴り出したいとばかりに内側から外向きにボールに向かい走る相手DF。
GKも抜かれれば対応しようと前目のポジショニングを取る…
「おぉぉぉぉぉ！」
ヴェルスパ応援団のどよめきが起きる、直後、歓声へと変わった。
DFより先に足から飛び込んだ姫野、鋭く降りぬいた右足で小さく弾むボールを捉え、GKの頭と肩の間を抜き、勢い良くネットを揺らした！
「うぉぉぉぉぉ！！！！！」
そして、そのまま試合終了。
苦しみながらも耐え抜き、トリニータの待つ代表決定戦へと駒を進めた。
○ヴェルスパ大分 2(1前半0)0 KSSC○
皇后杯県予選代表決定戦
ヴェルスパ大分vs大分トリニータ
先ほどの熱戦から1時間後、運命の笛が鳴る。
しかし、この猛暑のなか、連戦はキツイ。しかも、学生メインの相手。準決勝を見ていても後半の運動量がハンパなかっただけにどう対処するんだろう！？と思ってたら、初戦とは少しポジションを変え、守備的な布陣で臨むようだ。
前半10分、ここまでの試合展開はまあ悪くはないが、どこかぎこちない。先ほどの試合でも感じてはいたが、やはり、近藤不在の影響は大きい。
前半も半ばを過ぎたものの互いにシュートは1本ずつ、中盤での潰し合いが続く。
こんなときは見ているものが想像する以上のキテレツなプレーが出た時に展開が変わったりするもの。
なんて思っていたら、準決勝でも動きの良かった相手20番が見せてくれた。
前半18分、ヴェルスパ陣内右サイド、深い位置で前を向くとカットインしながら右足を振りぬく。このシュートはGK永松の正面をついたが…やはり要注意な選手だな。と携帯にメモってたら、その20番が起点となり、DFとGK永松の間、PKエリア内右角付近に絶妙なパスを送る。抜け出した9番に対し、反応が遅れたDFをカバーしようとGK永松が飛び出すも華麗に交わされ、無人のゴールへと流し込まれる。ぬおぉぉー。
ここでクーリングブレイク。
ブレイク明け、選手がピッチに散らばり再開かと思われたが審判が試合を止める。ん？？
観客席がざわつく中、すでに数分が経過…何が起こってるんだ！？
どうやら、ヴェルスパ側にメンバー表とスタメンで出場していた選手に相違があったようだ。ってか、試合前の線審によるチェックはどうなってたんだよ(笑)
おっちゃんたちの市リーグレベルでも起きない事象だぞ。ま、この暑さだから仕方ないか…
結局、8分ほど経過したところで再開するも、試合に動きはなく前半終了…って、おい！AT8分って！？
クーリングブレイク分のATはどこにいったんだよ！？(笑)
後半、ポジションを本来に近い形に戻し同点を狙うヴェルスパ。
前半とは打って変わって、ボール回しのリズムも出始め、徐々にではあるが確実に流れを引き寄せている。
後半12分、最初の決定機が訪れる。
中盤でのサイドチェンジから右へと展開。CK付近まで姫野が持ち込むと清末がそのやや内側をフォローに走る。清末へとパスが繋がる瞬間、バイタルエリアに空いた僅かなスペースに松本が走りこむ。清末からの横パスを受けるとプレッシャーをかけてきたDFを右前方へ交わしながら、体を捻り、GKの頭上を越すロブ気味のシュート…
虚を疲れたGKは見送るだけ…決まった…！！と思った次の瞬間、
「ゴンッ！！」
ファーポストに嫌われる。ぬぉぉぉ！
後半のクーリングブレイク。
前半はトリニータ、後半はここまでヴェルスパのペースで試合は進んでいる。同点にさえ追いつければ…まだ試合は分からん！
しかし、ここでトリニータの高速カウンター。
前がかりのヴェルスパDFの背後を突かれどんどんとゴールに迫られる。アカーン！
かろうじてファールで止めるも、しかし、そこはゴール正面。嫌な位置でのFKを与えてしまった。
左足から繰り出されたシュートは綺麗に巻いたものの枠上に外れ、事なきを得た。ふぅ、危ない…やはり、油断は一瞬たりともできないな。
後半25分、ここで疲れの見えた木下に代え、尾崎を投入。
すると、その尾崎の積極的な仕掛けからチャンスが生まれる。ボールは左サイドに展開され、エリア内中央に飛び込む姫野の足もとにクロスがピタリ。が、あまりにもピタリ過ぎて体の真下にボールが入り、「メガネメガネ状態(笑)」。
シュートを打てず、DFにクリアされる。くぅ、惜しい。
残り10分を切った所で再びヴェルスパにビッグチャンスが…
松本がセンターライン手前の自陣からドリブル開始。右サイドをスルリスルリと緩急をつけながらぶち破り、エリア内侵入してからの右足一閃！GKの横をぶち抜き…決まった…！！と思った次の瞬間、
「ゴンッ！！！！」
またもやファーポスト！！！
跳ね返りを清末がエリア外からミドルを狙うも僅かに枠横！くぅ…運がない…
後半29分、後藤を下げ、姫野杏を投入。
残り僅か。
右サイド前方のオープンスペースに走りこむ姫野、そこに中盤からパスが出され、姫野独走状態…となったところで試合終了の笛。うーん、プレーが切れるまで見たかった！(笑)
●ヴェルスパ大分 0(0前半1)1 大分トリニータ●
トリニータは10月に中津市で行われる九州大会に出場します。
おめでとうございます♪
