2018九州リーグ第15節

第15節、MELSA熊本戦。
前期、アウェイのアソビーゴの地で非常に苦戦したのが思い出される。
しかしながら、この試合が初スタメンとなった三砂の活躍もあり、姫野加のすってんころりんゴールの1点を守りきり、なんとか勝利した相手。
ここまで勝ち点に恵まれていない相手ではあるが、今節も苦しい試合内容になるだろう…と思いながらいつもの場所でビデオ撮影の準備をしていると視線を感じる…

「隣、よろしいですか？」とこれまた片手にビデオカメラを持った同士が現れる。
よくよく話しを聞いてみるとMELSA側の保護者の方でして、試合が始まるまでの間、これまでの九州リーグの戦いや娘を持つ父同士の苦悩など話しました(笑)

ただ、その会話のなかで前期の対戦を振り返っていたんですが、どうも、話しが噛みあわない。
「7番のレフティ斉藤さんの展開力…」「10番のFKがクロスバーに…」と話すも？？？顔。
あれ？と思っていると「後期から背番号が変わったんですよ…」と言われ、納得。
そういえば、柳ヶ浦も頻繁に変わっているし、チームによっては変更するところもあるんじゃろうね。


---さて、試合ですがこのゲストと簡単に振り返ってみましょう。
初めての登場となります。ルー吉松柴さんです

吉松柴：ダイジェストトークをトゥギャザーしようぜ！

---今節も森山、姫野杏が秋の紅葉狩りのため欠場でした。

吉松柴：代わりの選手がトゥースを食いしばり、ファイトして欲しいね。これで負けたら…二人に合わせるフェイスがないからね。

---先制点が生まれたのが22分のことでした。
序盤はやや押し込まれていたヴェルスパでしたが、松本CKからファーサイド姫野加が頭で折り返し、ゴール中央GKの目前で後藤と相手DFが競り合い、ファーにこぼれた浮き球を釘宮がヘッド。
GKの前でワンバウンドする…後藤が足を振り上げ…るも得意の空振り(笑)しかし、これがフェイントとなり相手GKは体制崩し、シュートに反応できず。
ならばと相手DFがゴールライン上でクリアを試みるも足を掠めたシュートはそのままネットを揺らしました。

吉松柴：ラッキーなゴールにも見えたけど、ネットを揺らしたときには貴重な先制点にミーのボディにチキンスキンが立ったよ。

---勝ち点3の欲しい相手はここから前への意識を強めたプレーが増えてきました。

吉松柴：ヴェルスパの先制点は相手のヒップにファイヤーを点けてしまったね。
しかし、フットボールは人生と同じラビットとタートル、つまりウサギとカメ。最終的にゴールするのはカメ。ピョンピョンと飛び跳ねるウサギはいつか必ず息切れします。
それまでカメのように我慢だね。

---相手の猛攻を凌いだヴェルスパ。31分に素晴らしい展開から追加点が生まれます。
GK永松からのパントキック。中盤でのルーズボールを松本が拾い、そのままドリブルを開始。左サイドのDF背後へスルーパスを出し、原を走らせる。PA内先に追いついたものの中を切られ、ターンをしたところで原はボールをロスト。
しかし、原の粘りから相手のクリアが不十分となり、拾った松本がバイタルの釘宮に当てリターンを受けながらバイタル中央へとドリブル。
中野と三砂が中央へ相手を引っ張ると、大きく開いた右サイド、ポジショニング・タイミングともに完璧の上がりを見せた中村の前のスペースにパスが送られる。
再びニアに動いた中野、中央走りこんだ釘宮、そしてそのままファーに流れた三砂。
ダイレクトで低いクロスをあげる中村、その先には…三砂。
これまたダイレクトで合わせ、綺麗なボレーでネットを揺らし、三砂の今シーズン初ゴールが貴重な追加点となりました。

吉松柴：混雑していたゾーンを抜けてきたロークロス。三砂にしてみれば藪からスティックだったけど慌てることなくレフトフットで合わせたのはワンダフルだね。
しっかし、クロス前の釘宮と松本のプレーは阿吽のブレスだったね。

---後半、一進一退の攻防が続きましたが、前半にあげた2点を守りきり、これで2試合連続完封勝利。この勝利により、今シーズンの自動降格は回避しました。

吉松柴：身をパウダーにしてラストまでムーブした原、釘宮、清水、中村に存在感があったね。
縁の下のマッスルマンとして姫野加そして橋本、高本、松本の「姫とその執事のもっちゃんトリオ」が要所に動いたね。
この勝利でチームとして自動降格は回避できたが、これからの終盤戦。疲労も溜まり、怪我人も多くなってくる。層の薄いチームにとって一瞬先はダーク。ラストゲームまで気を抜かないで欲しいね。
ただ、ナウのチーム状態は中高生組にとってエクスペリエンスをしながらグローイングアップしていくチャンスだから、しっかりとプレーをして荒川のボスに自分をアピールして欲しいね。

---いい加減にホワイト！非常に解りにくいです(汗)
きっと、もうお呼びすることはないでしょう。

吉松柴：構想時では行けると思ったんじゃが…いざ、書いてみると…(汗)



○ヴェルスパ 2(2前半0)0 MELSA熊本○
得点者：釘宮、三砂(アシスト中村)

(その他の試合結果)
秀岳館 2-3 国見FC
NW北九州 0-0 熊本USC

それでは順位表です。今節より少し表記方法を変更しております。
チーム名の横の記号が第1節、そこから右に第2節、第3節…となっています。
例として、4位ヴェルスパ「大分」の今後の対戦は鹿＝鹿児島、福＝福岡、赤＝熊本USCといった感じです。(柳ヶ浦戦は延期)
それぞれのチームの残りの対戦相手、これまでの星取りが分かるよう変更してみました。

【第15節終了時】 [勝点]、得失点
1位 福岡○△○○○○○○－○○○北○○赤大－[37]+68
2位 国見○△○○－△○○●○●○赤－○水鹿柳[26]+15
-------↑1部へ自動昇格↑-------
3位 柳浦○○●○○－●△○○○●大○－秀北国[25]+20
------↑1部6位と入替戦↑------
4位 大分－○●●○○○●●－△●柳○○鹿福赤[19]-02
5位 秀岳●●○水○△○－○●△赤水○●柳－北[17]+11
6位 北九●○○●●○－△●●○△福●△－柳秀[15]-04
-------↓県と入替戦↓-------
7位 熊赤○－●●●●●○○○－秀国●△福水大[13]-17
--------↓県へ自動降格↓--------
8位 水熊●●－秀●●●●○●●－秀●●国赤鹿[03]-37
9位 鹿児●●●－●●●●●●●△－●●大国水[01]-54
※熊赤…熊本USC、水熊…MELSA熊本、


【次節】11月4日(日)11時～
ジュブリーレ鹿児島戦(指宿ヘルシーランド)