2010 U-15県大会

今日はHOYOスカラブjr(U-15)の県大会がありました。
中津POMATO（以下POMATO）、大分トリニータレディース(以下OTL)の
3チームが総当たり戦を行い、上位2チームが九州大会に出場できます。

第1試合
POMATO vs OTL
OTLが攻めてはいるが得点の入る気配がない。
POMATOが体を張って守備をしているため、いい形でフィニッシュに持ち込めない。
嫌な流れを変えるべく、OTLは選手交代でガタイのいいFWを投入。
前半終了間際に、このFWが強引なドリブルから先制点をあげる。
このままズルズルと行くかと思われたが、後半に入ってからも
POMATOの粘り強い守備は変わらず、最後の最後まで粘りを見せる。
結局0-2で破れはしたものの、昨年の0-9からは大躍進だよな。

第2試合
スカラブjr vs OTL
自力で勝るOTLが序盤から攻勢に出るも、
スカラブもカウンターから何度かチャンスを作る。
しかし、試合運びというかチームとしての完成度の違いから
徐々に押し込まれる時間が長くなる。
（トリコーチのブログを見たが、強化試合を何試合もしてたみたい）
それでも、負けなかった。
次の試合に繋がる引き分けだったんじゃなかろうか。

第3試合
スカラブjr vs POMATO
3点差勝利ならスカラブが1位通過。
POMATOが勝てばスカラブを抜き予選通過。
どちらも「勝たなければいけない試合」でしたが、
その強い気持ちをより見せたのPOMATOだった。
後半、スカラブが先制するも、すぐさま追いつき、
勝ち越しても、またすぐに追いついてくる。
残り時間も少なくなり、1位通過が難しくなったスカラブと、
予選突破を目指すPOMATOのモチベーションの差が、
ボールへの執着心の差を生み始めた…
そして、後半終了間際、決定的ともいえる中津のヘディングシュートが…
GKがジャンプするもその手の先を抜け…
わずかに外れた。そして終了の笛。
スカラブは、「負けてはいけない試合」となってしまったのかな。
でも、負けなかった。
これはこれで胸を張れるものだと思います。

この結果、
1位:大分トリニータレディース
2位:HOYOスカラブjr　となりました。

九州大会は、6月5、6日に熊本であります。