つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

無事に産むという事。

2008-11-06 17:32:28 | 日記
今朝、また妊婦の受け入れ拒否のニュースで地元病院がうつっていました。
そこは私が出産した病院。
そして受け入れ拒否したのが、やはり私が出産後に回復しない感染症と、脳に異常の疑いで搬送された大学病院。

上の子の時の話です。
搬送に至るまでの判断や、搬送自体にずいぶん時間がかかり、空きもなかったので赤ちゃんとは別々の病院に送られました。
散々怖い思いも、寂しい思いもしたので、
二人目は一切のリスクを避けて、万が一何かが起こっても設備の整った大学病院で安心して産もうと最初から決めて出産しました。
バースプランも「母子共に元気に退院できる事」希望はそれだけ。

あの時もしも、拒否されてたら私は一体どうなってたのかと思うと他人事でなく、
今朝のニュースのお母さんの様子が心配でなりません。
家族写真にうつっていたのはよく知っているこの町の写真でした。
病院からはやく帰ってきてほしいですね。
意識が戻り、我が子をその手に抱ける日が来る事を願っています。

私は自身の出産経験をとおして、出産が命がけであること。
安産や、母子ともに健康である事が当たり前でなく、とても喜ぶべきことだと痛感しました。

今回この手のニュースでは病院同士の言った言わないの、妙な話になってますが
情報の共有やシステムの改善は前々から問題のよう。
そして、患者も医者任せにしないある程度の知識も必要ですね。
私はそれまで出産や医療に関してあまり知識がなく、それ以降(それこそ言った言わないにならないように)メモを取るようになりました。

私個人は、政治家が検診費用を全額補助とか(今回私も数回分の補助を受けましたが)少子化対策とかいろいろ言ってますが、
過酷でやめていく医者が減ったり、他のなにかの改善に少しでもつながるのならば、
補助はありがたかったけど、それくらいの負担は他の何かにあててくれてもまったく構わないと思ってます。

折しも、おととい遠くで友人が出産しました。
有名な助産院でがんばったようですが、血圧の問題で最後は病院へ搬送になり出産したそうです。
出産のスタイルは理想と違ったかもしれないけど、
本当に無事でなによりです。
それがこれから元気で子育てしていくのに一番大事なことですものね。
おめでとう。

これからも友人の出産が続きます。
みんな安産でありますように。

4 コメント

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Unknown (aya)
2008-11-06 19:26:54
偶然にも私も同じニュースについて日記を書いたところでした。

出産って本当に命がけ。
健康な赤ちゃんは本当に幸せなこと。
全く同じ気持ちです。
自分が出産してからというもの、友人の出産がとても楽しみな一方で心配でもあり、無事に生まれたと聞くと心の底から嬉しくなります。
少しでも安心して子供をうめる社会になってほしいですね。
そして、今も頑張ってるお母さんが、早く生まれてきたわが子と対面できるように祈るばかりです。
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産科問題 (ぽぷり)
2008-11-06 20:09:34
とても頭を悩ませる問題だよね。
お産について勉強し、産科問題も少し勉強したので
現代社会との共存が難しい事に不安を抱いているよ。

子供が少ないから小児科を少なくし、病院も閉鎖し
その代わり大きな集中病院を地区にまたがるように作る。(儲からない為維持出来ない事も)
そうして産科も小児かも減らせていく政策
石原都知事よ! 私は怒っています。
近くになきゃ困るものをどうして無くす!
そして 気がつけば 東京都下は受け入れ病院が
八王子の奥地と杏林しかないそうです。
でも常に満床&医師不足 だから受け入れはできない。
私がお産した病院でも何かあったら都下の病院は
難しいので都内もしくはその先になる可能性があると
言われたよ。

補助金については、この不景気
補助金が無いと出産が難しい方が沢山居ることでしょう。

そして高齢化 この負のスパイラル
もう 考えると恐ろしくて思考停止しちゃうよ。

将来の子供達が安心してお産が出来るように祈ります。
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Unknown (Richard)
2008-11-06 20:46:08
なんだかね、
この手のニュースやけに聞くね、最近。

幸か不幸か、まだお産を身近に感じることはないのだけど、これは由々しき問題ですよ。

いつになるかは未知数なのに、すばらしい助産師さんの話を聞いたり見たりすると、書き留めちゃったりする。

カナダのその手の事情はどうなんだろう???

医療問題に関しては、こちらもいろいろあることはある。FamilyDR制度の良し悪しも含めて。
専門医にかかりたくてもまずはそのFamilyDRに診断してもらわないとならない。そのFamilyDRに専門知識を要する病気の兆候などを見つけられなければ、早期発見は望めない。
さらに専門医の紹介を受けても順番待ち。
緊急を要する病気には一切向かない制度。
そのために間に合わない人も多々いるとか。

ふ~、ため息。です。
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Unknown (yanzu)
2008-11-06 23:32:29
ayaさん。
日中ayaさんの日記を読ませて頂きました。携帯からでコメントできなかったのです。こちらから失礼しますね。
私も全く同感でした。医療にたずさわるお仕事でしたね。
もっと事情も分かる分、切実な問題に胸が痛みますね。
子供達の将来は今より少しでも良くなるといいのだけど、、、

ぽぷりちゃん、
私はお産そのものや、医療の現状をしらないで、初産は病院でしてうまくいったら二人目は助産院で!なんて軽ーく考えていたのよ。無知ってこわいね。
いままで自分の興味のある社会問題くらいしか考えた事が無かったから、一番身近な問題には自分や家族が直面して初めてきづいたのです。
おたがい娘を持つ身、将来は良くなってるといいね。

Richard
カナダはそういう制度なの?
日本の田舎みたいだね。
FamilyDRじゃないけど、田舎ではかかりつけっていうか、、、結局近場ではそこしかなくて、見てもらってさ、医者が見逃してしまえば間に合わないよね。
義父がそうでした。
最初から東京の大学病院なら道はあったのかもしれないけど、その町の人はみんな近場のかかりつけから。それがあたりまえだから。
医療水準の差とか、わたしは感じることが多かったけど
その土地ではただ、仕方の無い事でした。
もどかしいです。
そちらでは医者の世話にならないように、病気しないでね。
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