つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

ポートベローマーケットとお土産

2018-01-19 09:47:34 | おでかけ

遅ればせながらの年末旅 その5

ホテルの朝食にも飽きたので、この日は外で朝食。

クラシックスタイルというプレートを頼んだらこれ。

焼きトマトと、焼マッシュルーム、甘いケチャップ煮豆?が特徴。

ソーセージと煮豆を頬張った時、なんだか不思議な気持ちになりました。

残念ながらほとんどの記憶は断片ですが、幼少期5年間をイギリスで過ごしていて、

もしかしたら舌は少し覚えているのかもしれない。

 

さて、行き先のポートベローは世界中からアンティークの買い付けに来る人も多い、南北2キロに及ぶヨーロッパ最大規模のマーケット。

マーケットの南端までは可愛らしい住宅街を抜けていきますが、この日は土曜日なのですでに駅から人の波があります。

クリスマスセールの市内のデパートより面白いものが見つかりそうだし、

家族のお土産は何か家で使う雑貨がいいかなぁ、とやって来ました。

 

↓ ドアノブの専門店、たまらないです。

銀製品が綺麗だと思うのですが、ピッチャーやポットはどうも我が家の食卓には合わないので

これに決めました、銀のお盆。

何件か交渉して、一番素敵なおじいさんのお店で実家の分と2つ買いで少し値切って購入。

買い物はいろんな地域のマーケットで少しは慣れているので、印象良く、即決はしない、手入れの仕方なんかも聞いちゃう。笑

良い買い物できたかな〜。

貴婦人のドレスの形のベル。ご飯ー! 起きる時間ー! で使おうかな。

それから、ヤギの付いたフック。

 

ちょこちょこと他にも買い物はしましたが、子供のものや、日用品、日常食品は比較的お安い。

とにかく外食は高い印象。喫煙の方はタバコは一箱1500円以上。

でもスーパーの食品売り場では100円程度の飴ちゃんなど、こんなに楽しいお買い物ができるし、

今度ホテルを取るときは大きなスーパーかデパートの近くにしてお土産やホテルでの間食を充実させたい。

 

左からおいしい!見た目も可愛いキャンディー。

いろんなタイプのお出汁。濃縮ゲル状になったスープのカプセルは初めて見た形。

濃厚キャラメル。歯の詰め物が取れるので要注意なやつね。

買っておけば、配るのに困らないF&Mティーバッグ。

食べ物はどこで何を見ても楽しい! 

さて、ここまでがこの冬の旅行。

全部で6日間、30日に飛行機に乗り、時差を1日進み自宅着が大晦日夜。

全然時間が足りませんがお正月はさすがに家族でゆっくり過ごしたいし、ここまで。

限られた時間、これからますます不機嫌の多くなる12歳という歳の娘とたくさん話せて、

一緒に良いものが見られて良かった。

 

夫は子供に合わせての長い休みは取れないので、この一人づつ交互に私が連れて行くというスタイル、我が家独特ですね 笑

家族4人でする旅とは違い、食事も行き先も気ままにその時の2人の気分の決められるし

ねぇ、まだ〜??という事がないので、何より興味のある事を追求できる。

長い時間子供とゆっくり向き合い話せるし、とても良いんです。

 

娘は速読ができる子で、ガイドブックもパッと読み込み、

この店はチップが必要か?悩んでたら15パーセントくらいだね。と教えてくれた。

電源のコネクターを忘れて、ロンドンに着いて早々に電気屋さんかぁ、、、と思ったら、その辺のキヨスクで見つけてくれたし。

少し前回の旅行より、ずっと大きく頼もしくなっておりました。

 

次は何に興味が出て来るのかな? 行き先はどこだろう?

大の読書家の彼女は、読んだ面白い本を私にも勧めてくるし、私も娘の影響で何かに興味を持つことが増えてきた。

文芸映画などは18禁以外は共有できるようになり、

親が自分と同じ年頃に面白かったものを、自分も読んで見たいと最近も古い小説を買ってあげたばかり。

これからも興味の先が、どこへ行くか? また楽しみです。

たのしい旅でした。


V&Aとバレエくるみ割り人形

2018-01-19 09:44:56 | おでかけ

遅ればせながらの年末旅日記 その4

朝一番でウェストミンスター寺院、世界遺産です。

彫刻の舌から滴る雨を受けながら、こちらでも30分ほど入場を待ちようやく入れました。

今回ナショナルギャラリーを始め、星の数ほどあるギャラリーは時間的にいけません。

ロンドン塔も外しました。

でもここは外すわけにはいかないかと、、、。

こういう荘厳な空間に入ると、神様のために人が情熱を傾けた建築、美術、音楽に素直に感動します。

 

テムズ川対岸に立つ観覧車ロンドンアイ 市内が一望できるそうですが

1〜2時間は並ぶそうで、あらかじめ日本からファストパスのようなものを購入することもできるようですが、かなりの高額。

美しい街並みを高いところから見るのはその街がよくわかるし、楽しいのですが、今回はパス。

 

この列は多分、クルーズ船かな。傘持ってるからアジア人かな。

傘をささないよね、こちらの人は。

その素敵なコート、フードのファーとか大丈夫?と私は気になっちゃうけど笑

 

 

午後は、ホテルから近い大好きなヴィクトリア&アルバート博物館。

ウィリアムモリス始め、工芸品、装飾品が充実。 

素材、地域、時代、ありとあらゆる工芸、美術品があり、ここも1週間欲しい。。。

あ、ブルータスくん!!ここにもいたの?本物は確かフィレンツェのはず。

レプリカだろうけど 美術予備校時代たくさん描いたから、こんにちわ!まるでお友達のような気分よ。

17世紀〜現代のファッションのコーナーでは、コルセットの時代から順を追って素敵な服や靴アクセサリーが目白押し。

女性がウエストを締め付けなくなった時代のこんな楽チンワンピース、割烹着にしたら可愛いから作りたいなぁ〜

 (冬暖かいし、汚れないし、宅急便にも対応!最近、割烹着の魅力再発見)

 

さあて、今回の旅のメインに近いお楽しみ。

年末の風物詩でもあるバレエ、くるみ割り人形をロイヤルオペラハウスで鑑賞。

ホテルで少し休んで、日が落ちてからコヴェントガーデンで食事をとってからいざ!!

 

客先は上に高く、オーケストラボックスがあるので、比較的どこからでもとてもよく見渡せます。

秋の初めにはすでに残席が少なくっており慌ててHPで予約しましたが、少し奮発して1階席の脇をとりました。

夢のようで本当に素晴らしかった!!!

拍手の鳴り止まない公演。

バレエは日本ではさらにチケットが高くてなかなか思いきれませんが、

こんなに素晴らしいものがまた見られるなら、ぜひまた観たい!と思うものでした。 

写真はパンフレットより。

最近は海外のオペラやバレエを映画館のスクリーンで見る機会も増えて、

この2017〜2018の演目、東京では調布と日本橋の映画館で本日、1/19〜1/25に上映するようです。

ご興味がある方は是非!!!

 

 

 


大英博とアフタヌーンティーバス

2018-01-19 09:42:36 | おでかけ

遅ればせながらの年末旅日記 その3

 

大英博物館。

まともに見たら1週間かかりますので、入り口で館内マップを貰い、

いわゆる見どころハイライトがある部屋番号に丸をつけて、そこを通るように順路を考える。

エジプトやギリシャのもの、とても充実しています。

とにかく世界中の美術品はこれでもか!と並んでいます。

順路だけでも全長何キロかになるような美術館博物館は多数あり、子供は無料なんてありがたい話!

近くに住んで暇があれば通いたいものです。

正面エントランスと近代的な内部中央ホール

美大生にはお馴染みの像。戦いに疲れ疲弊する馬の頭部。目玉が飛び出すほどのお疲れ具合。

ギリシャ彫刻はそのものも素敵ですが、激しく風を感じるのが好き。

 

旅行中は美術館併設のカフェやレストランで、チップとかあれこれ気にせず手軽な昼食をとることが多いのですが

今日はお腹をすかせて、このままアフタヌーンティーバスに乗ります。

焼きたてスコーンのアフタヌーンティーは娘の強い希望でしたが、

高級ホテルのティールームには、歩きやすい靴に普段着ですし、子供だし行きにくいなぁ、と躊躇していたこところ、、、

駐在の友人からも勧められて気になっていたので、これに決めました。

 

ビクトリアコーチ駅発のダブルデッカーに乗り1時間半の市内ハイライト観光とお茶の旅。

思いの外、楽しくて美味しくて、良かった!! これはオススメです。

乗り物なので、陶器のカップで、というわけにはいかないけれど記念にタンブラーは持ち帰りできるし

ケーキやパイ、スコーンもアツアツで美味しい。 残したものはボックスで持ち帰り可。

歩き疲れた冬の午後、暖かい1時間半の幸せな時間でした。

 

ビッグベンの件を除けばね 笑

ただいま、改修工事中!!! 

娘が世界一美しい時計だと見るのを楽しみにしていましたが、足場に覆われた時計台を見てガックリ!

またいつかいらっしゃい、ということですね。

 

さて、夕方。

リベンジのシャーロックホームズ博物館。

ベイカーストリート駅はホームズのタイルです。細かいドットも良くみるとホームズのシルエット。

これだけで世界中のファンはウキウキです。

お好きな方にはピンとくる写真なのでしょうね。さぞかし娘には幸せな時間だったことでしょう!!

念願の下宿先の書斎と寝室が見られたんですもの。

寒風の中1時間並んだ甲斐がありました。初めて知りましたが、世界中にこんなに熱烈なファンがいて協会まであるのですね。 

 

お茶が重かったので夕飯時にお腹が空かず、もう少し寄り道。

お土産はミュージアムショップで選ぶのが好きなのですが、

F&Mで頼まれ物があったのでピカデリーへ。 

紅茶は実家からもらうことが多いので、何と無く珍しいChaiの缶を自宅用に買ってみました。

これが大当たり!! 多分イギリス土産にはみなさんストレートのものを選び、

あえてチャイに手を出さないかもしれないけど、すごく良い買い物をしました。

上品で美味しいチャイができました。